ボクの奥さんが初めて甲斐バンドと出会ったのは、
奥さんが小学6年生の時…
ラジオから流れて来た『バス通り』を聞いて、
『心臓をワシ掴みにされた』のだという。
当時は歌謡曲全盛期で、
歌番組にはアイドルと演歌歌手ばかり…
クラスメイト達が、新・御三家に夢中になっているのを
どこか冷めた目で眺めながら、
なぜ自分は誰のファンにもならないのだろう?と
少し寂しく感じてもいたそうだ。
後に気付いたらしいが、ボクの奥さんは
歌い手よりも、歌そのものに興味を持つタイプだったようだ。
それもマイナー調の物悲しいメロディーが好きだったという。
まだ物心がつくかつかない頃は『ブルーシャトゥ』
幼稚園の頃は『恋の季節』
小学生になってから一番好きだったのは『学生街の喫茶店』
どんな子供だったんだ?!(笑)
ボクの奥さんは第一子の長女だが、同級生には兄姉がいる友達もいる。
中学生の兄姉の影響で、友達がラジオの深夜放送の話をする。
その内に奥さんもラジオを聞くようになった。
そして、新人歌手のデビュー曲をかけるコーナーで、
運命の出会いをしてしまったのである。
歌詞やメロディーはもちろん、
その甘くかすれた声に魅了された奥さんは、
『甲斐』バンドという名前にも興味を惹かれ、
レコードを買いに行き、ジャケット写真を穴が開くほど見つめたらしい。
ジャケットに写る4人の内の誰が歌っているのか?
作詞曲『甲斐よしひろ』は、どの人なのか?
数ヶ月後…あるテレビ番組で、全ての謎が説き明かされる。
初めて動く甲斐さんを見た奥さんは、『え~っ!うそ~!』
頭の中に思い描いていたイメージと
怒った顔で噛み付くように歌う甲斐さんの映像が、
あまりにも掛け離れていたのだ。
それでも、というか、そのせいでかえって、というか
奥さんの胸にしっかり刻み込まれた『甲斐さん』は、
今も色褪せることなく輝き続けているのである。
奥さんが小学6年生の時…
ラジオから流れて来た『バス通り』を聞いて、
『心臓をワシ掴みにされた』のだという。
当時は歌謡曲全盛期で、
歌番組にはアイドルと演歌歌手ばかり…
クラスメイト達が、新・御三家に夢中になっているのを
どこか冷めた目で眺めながら、
なぜ自分は誰のファンにもならないのだろう?と
少し寂しく感じてもいたそうだ。
後に気付いたらしいが、ボクの奥さんは
歌い手よりも、歌そのものに興味を持つタイプだったようだ。
それもマイナー調の物悲しいメロディーが好きだったという。
まだ物心がつくかつかない頃は『ブルーシャトゥ』
幼稚園の頃は『恋の季節』
小学生になってから一番好きだったのは『学生街の喫茶店』
どんな子供だったんだ?!(笑)
ボクの奥さんは第一子の長女だが、同級生には兄姉がいる友達もいる。
中学生の兄姉の影響で、友達がラジオの深夜放送の話をする。
その内に奥さんもラジオを聞くようになった。
そして、新人歌手のデビュー曲をかけるコーナーで、
運命の出会いをしてしまったのである。
歌詞やメロディーはもちろん、
その甘くかすれた声に魅了された奥さんは、
『甲斐』バンドという名前にも興味を惹かれ、
レコードを買いに行き、ジャケット写真を穴が開くほど見つめたらしい。
ジャケットに写る4人の内の誰が歌っているのか?
作詞曲『甲斐よしひろ』は、どの人なのか?
数ヶ月後…あるテレビ番組で、全ての謎が説き明かされる。
初めて動く甲斐さんを見た奥さんは、『え~っ!うそ~!』
頭の中に思い描いていたイメージと
怒った顔で噛み付くように歌う甲斐さんの映像が、
あまりにも掛け離れていたのだ。
それでも、というか、そのせいでかえって、というか
奥さんの胸にしっかり刻み込まれた『甲斐さん』は、
今も色褪せることなく輝き続けているのである。