今週月曜から今日まで、昨年の甲斐さんのビルボードライブ映像が
新宿のコニカビジョンで放映されているそうですが
さすがの奥さんもそのためだけに上京する訳にも行かず…(苦笑)
NYボックス発売の際も東京のCDショップでだけ
大々的な特設コーナーが設けられたり
数年前に甲斐バンドが「ザ・ベストテン」に出演した時に
その衛星中継が、都内の大型ビジョンに映し出されたり
ナンと言うか、甲斐さんのワンマンライブでなくても
音楽フェスなどのジョイントライブはもちろん
映画の舞台挨拶やサイン会、ラジオの公録みたいな、演奏がないイベントでも
そこへ甲斐さんご本人がおみえになるのなら
日本全国どこへでも馳せ参じたいと思っている(笑)奥さんにとって
こういったご本人不在のメディア露出は
「東京近郊に住んでたらなあ…」という無念さ(笑)を刺激されるものらしい
今回のこのツアー告知のやり方にも
「大阪と名古屋でもやってよ!」とか
「全国的に告知するなら新聞に全面広告出した方がよくね?」と
地方在住のウラミツラミが炸裂(笑)
映画「照和」の中で、森山達也さんが
当時の福岡には、外国人ミュージシャンがやって来なかったとか
東京の情報が入って来るのが遅い…と話されてましたけど
どうしても観たいミュージシャンのライブなら
広島や大阪、東京まで出かけて行かれたようですし
要は熱意の問題なんですよね
…で、今、奥さんが気にしているのは
東京の天王洲で開催中の「デビッド・ボウイ展」
関西圏でもやるかも知れない?でも判らない
じゃあ、そのためだけに仕事を休んで、交通費をかけて東京まで行くほど
切実に観たいか?と言われれば、二の足を踏んでしまう
でも、もし見逃したら後で後悔するかも知れない
…といったジレンマに陥っており
それが冒頭のツアー告知に八つ当たりの原因かと…(笑)
ともあれ、そのボウイ大回顧展は
入場時間帯を分けた「予約制」だそうで
「適度な混み具合で、ゆっくり見られる」とか
「寒い中で並ぶ時間が短くて済む」と
利用者の方には好評みたいですが
「予約制」を導入するのは「ジブリ美術館」や
「藤子不二雄ミュージアム」のように
固定ファンがいる、テーマ性の高いものに限られているらしい
というのも、時間帯を決めてあっても
その時間帯の最初の方に人が殺到したり
予定時間より早くに到着する方が続出したりで
誘導のための人件費がかさむとか
公立の美術館などでは、収益を上げないと
次年度の補助金がカットされる可能性がある…といった事情が潜んでおり
来館者数が制限されてしまう予約制を導入するよりも
「一人でも多くの方に来て貰いたい」という思いの方が勝っているみたいです
まあ、本当に観たいものなら「並んでも観たい」でしょうし
奥さんによると、行列に並んで食べたラーメンが美味しく感じられるのは
その努力が報われないことを認めたくないとの心理が働くためなんだとか…
じゃあ、奥さんが仕事の休みをやりくりして
遠征した先で観たライブが「良かった〜♪」と言っているのも
そういう心理に支えられているってこと?(笑)
ともあれ…甲斐さんが、ミックやボウイに影響を受けられ
その言動を口にされることが多かったこともあり
洋楽にあまり詳しくない奥さんには珍しい特別な存在らしく
今でも印象に残っているのは、ボウイの言った
「ロックに関して俺はディレッタントだ」という言葉についてだという
甲斐さんが「[音楽家というもの、音楽以外は知らなくていい]っていう
音楽バカはおかしい」とおっしゃって
「何の仕事してる人でも、その自分の仕事を
[武器][道具][手段]として扱っていけ
もちろん、その仕事に関してはエキスパートであり
プロフェッショナルでなくてはならないけど
ロッカーがロックバカだけでいい、なんてあり得ない
はっきり言って、それは甘えだからね」と話されていたそうですが
「ディレッタント」=「愛好家」「マニア」「フリーク」とするなら
確かに、甲斐さんは映画や音楽、文学など
立派な(笑)ディレッタントでいらっしゃいますよね
甲斐さんも、ビルボードツアーのメンバーの鈴木健太さんも
「好きだから」毎月レコードやCDにお金をかけておられる一方で
「ミュージシャンの中には、音楽のプロなのに
他のミュージシャンの曲を聴かない」方が少なくないことを
由々しき事態だと憂いてもおられます
先日も鈴木さんがご自身のツイッターで、リツイートなさっていたのは
くるりの岸田繁さんのツイートで
そもそもは、某CDショップのオーナーの方が
「アーティストもメーカーの社員も平気で
[最近CDを買ったことがない]と言う
私は最低でも月に10枚は買う
自分が買わないで、お客さんに買って下さいとは言えない
買ったばかりのCDをプレーヤーのトレーに乗せるワクワク感が好き」
…と呟かれたことに対して
岸田さんが「僕は月あたり20枚、佐藤は30枚買ってます
これ、自慢でも何でもなく、意地です
もはやアホですよ
自分達は出来るだけ、TシャツよりCDを売りたいから、意地です
だから、大手レコード会社やレコード店も
意地を見せて欲しいのです」とツイートなさってました
まだメジャーになる前の甲斐バンドが
ツアー先で泊まられた安い旅館に
偶然、レコード会社の甲斐バンド担当の方が泊まっておられ
その営業マンの方は、甲斐バンドのメンバーが
ご自身と同じ安宿にいらしたことに驚かれ
甲斐さん達は「こんな風に全国を回って
俺たちのレコードを売ってくれているんだ」と感動なさった
…という話を思い出しました
音楽に携わられ生業になさっている以上
われわれ一般人より「音楽好き」だと思われる方々が
サンプル盤を貰いまくるだけで
ご自身で買いたいと思うCDを探そうとされないのは
やはり何か間違っているという気がしてなりません…
余談ですが、鈴木さんいわく…
毎日練習しても全然上達しないんだけど
練習しなきゃ絶対に上達なんてする訳ないんだから、やるしかない
うーん、It's 当たり前
甲斐さんとのツアーの際にも
そうお考えになって、練習に励まれていたんでしょうね?
今は、ご自身のバンドのツアー中みたいですけど
そのツアーが始まる前後に…
「1ヶ月ちょいライブをやってないだけで、この不安感
本当にライブバンドなんだなって、しみじみ思った
ここが自分の居場所」…とツイートなさっていて
甲斐さんが鈴木さんのことを可愛がっておられる理由が
少し判ったような気がします(笑)
新宿のコニカビジョンで放映されているそうですが
さすがの奥さんもそのためだけに上京する訳にも行かず…(苦笑)
NYボックス発売の際も東京のCDショップでだけ
大々的な特設コーナーが設けられたり
数年前に甲斐バンドが「ザ・ベストテン」に出演した時に
その衛星中継が、都内の大型ビジョンに映し出されたり
ナンと言うか、甲斐さんのワンマンライブでなくても
音楽フェスなどのジョイントライブはもちろん
映画の舞台挨拶やサイン会、ラジオの公録みたいな、演奏がないイベントでも
そこへ甲斐さんご本人がおみえになるのなら
日本全国どこへでも馳せ参じたいと思っている(笑)奥さんにとって
こういったご本人不在のメディア露出は
「東京近郊に住んでたらなあ…」という無念さ(笑)を刺激されるものらしい
今回のこのツアー告知のやり方にも
「大阪と名古屋でもやってよ!」とか
「全国的に告知するなら新聞に全面広告出した方がよくね?」と
地方在住のウラミツラミが炸裂(笑)
映画「照和」の中で、森山達也さんが
当時の福岡には、外国人ミュージシャンがやって来なかったとか
東京の情報が入って来るのが遅い…と話されてましたけど
どうしても観たいミュージシャンのライブなら
広島や大阪、東京まで出かけて行かれたようですし
要は熱意の問題なんですよね
…で、今、奥さんが気にしているのは
東京の天王洲で開催中の「デビッド・ボウイ展」
関西圏でもやるかも知れない?でも判らない
じゃあ、そのためだけに仕事を休んで、交通費をかけて東京まで行くほど
切実に観たいか?と言われれば、二の足を踏んでしまう
でも、もし見逃したら後で後悔するかも知れない
…といったジレンマに陥っており
それが冒頭のツアー告知に八つ当たりの原因かと…(笑)
ともあれ、そのボウイ大回顧展は
入場時間帯を分けた「予約制」だそうで
「適度な混み具合で、ゆっくり見られる」とか
「寒い中で並ぶ時間が短くて済む」と
利用者の方には好評みたいですが
「予約制」を導入するのは「ジブリ美術館」や
「藤子不二雄ミュージアム」のように
固定ファンがいる、テーマ性の高いものに限られているらしい
というのも、時間帯を決めてあっても
その時間帯の最初の方に人が殺到したり
予定時間より早くに到着する方が続出したりで
誘導のための人件費がかさむとか
公立の美術館などでは、収益を上げないと
次年度の補助金がカットされる可能性がある…といった事情が潜んでおり
来館者数が制限されてしまう予約制を導入するよりも
「一人でも多くの方に来て貰いたい」という思いの方が勝っているみたいです
まあ、本当に観たいものなら「並んでも観たい」でしょうし
奥さんによると、行列に並んで食べたラーメンが美味しく感じられるのは
その努力が報われないことを認めたくないとの心理が働くためなんだとか…
じゃあ、奥さんが仕事の休みをやりくりして
遠征した先で観たライブが「良かった〜♪」と言っているのも
そういう心理に支えられているってこと?(笑)
ともあれ…甲斐さんが、ミックやボウイに影響を受けられ
その言動を口にされることが多かったこともあり
洋楽にあまり詳しくない奥さんには珍しい特別な存在らしく
今でも印象に残っているのは、ボウイの言った
「ロックに関して俺はディレッタントだ」という言葉についてだという
甲斐さんが「[音楽家というもの、音楽以外は知らなくていい]っていう
音楽バカはおかしい」とおっしゃって
「何の仕事してる人でも、その自分の仕事を
[武器][道具][手段]として扱っていけ
もちろん、その仕事に関してはエキスパートであり
プロフェッショナルでなくてはならないけど
ロッカーがロックバカだけでいい、なんてあり得ない
はっきり言って、それは甘えだからね」と話されていたそうですが
「ディレッタント」=「愛好家」「マニア」「フリーク」とするなら
確かに、甲斐さんは映画や音楽、文学など
立派な(笑)ディレッタントでいらっしゃいますよね
甲斐さんも、ビルボードツアーのメンバーの鈴木健太さんも
「好きだから」毎月レコードやCDにお金をかけておられる一方で
「ミュージシャンの中には、音楽のプロなのに
他のミュージシャンの曲を聴かない」方が少なくないことを
由々しき事態だと憂いてもおられます
先日も鈴木さんがご自身のツイッターで、リツイートなさっていたのは
くるりの岸田繁さんのツイートで
そもそもは、某CDショップのオーナーの方が
「アーティストもメーカーの社員も平気で
[最近CDを買ったことがない]と言う
私は最低でも月に10枚は買う
自分が買わないで、お客さんに買って下さいとは言えない
買ったばかりのCDをプレーヤーのトレーに乗せるワクワク感が好き」
…と呟かれたことに対して
岸田さんが「僕は月あたり20枚、佐藤は30枚買ってます
これ、自慢でも何でもなく、意地です
もはやアホですよ
自分達は出来るだけ、TシャツよりCDを売りたいから、意地です
だから、大手レコード会社やレコード店も
意地を見せて欲しいのです」とツイートなさってました
まだメジャーになる前の甲斐バンドが
ツアー先で泊まられた安い旅館に
偶然、レコード会社の甲斐バンド担当の方が泊まっておられ
その営業マンの方は、甲斐バンドのメンバーが
ご自身と同じ安宿にいらしたことに驚かれ
甲斐さん達は「こんな風に全国を回って
俺たちのレコードを売ってくれているんだ」と感動なさった
…という話を思い出しました
音楽に携わられ生業になさっている以上
われわれ一般人より「音楽好き」だと思われる方々が
サンプル盤を貰いまくるだけで
ご自身で買いたいと思うCDを探そうとされないのは
やはり何か間違っているという気がしてなりません…
余談ですが、鈴木さんいわく…
毎日練習しても全然上達しないんだけど
練習しなきゃ絶対に上達なんてする訳ないんだから、やるしかない
うーん、It's 当たり前
甲斐さんとのツアーの際にも
そうお考えになって、練習に励まれていたんでしょうね?
今は、ご自身のバンドのツアー中みたいですけど
そのツアーが始まる前後に…
「1ヶ月ちょいライブをやってないだけで、この不安感
本当にライブバンドなんだなって、しみじみ思った
ここが自分の居場所」…とツイートなさっていて
甲斐さんが鈴木さんのことを可愛がっておられる理由が
少し判ったような気がします(笑)