ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

照和その16

2013-05-19 10:54:00 | メディア
門田一郎さんいわく…

バンドを組んで練習を重ねる
そしてバンドが目標とするのは

人前で歌うこと
ラジオに出ること
テレビに映ること…

福岡ではその全てが叶えられた

こういう環境があったから
数多くのバンドが生まれ、育ち
プロとして羽ばたいて行った

『照和その11』でも
福岡の地元メディアについて触れましたけど

藤井伊久蔵さんがおられた
TNCテレビ西日本の他にも

FBS福岡放送という
テレビ専門の放送局があり

アマチュアバンドのための
テレビ番組を放送していたらしい

この番組の司会をされていた、なぎら健壱さんが

高田渡さんと共に照和に出演されたという

その前座を勤めたのが
甲斐さんと妙安寺ファミリーバンドだったそうだ

ちなみに…この時、なぎらさんは
【悲惨な戦い】を歌われたらしいんだけど

門田さんいわく…

初めて生で聞いた
聞きたかった歌であるが…
感動はなかった(爆)

甲斐さんもご自身のラジオで
よく流しておられましたね(笑)

なぎらさんの後に
この番組の司会をなさったのは

元・ピエロの上野俊二さんだったそうだ

それはさておき…
映画の中でイチローさんが話されていた

長沢純さん司会の『パンチヤング福岡』は
KBC九州朝日放送のテレビ番組で

アマチュア時代のチューリップが
レギュラー出演されていて

やはり、アマチュアバンドのコーナーがあったらしい

妙安寺ファミリーバンドを結成する前に
門田さんも出演されたそうだ

どんたくのお祭り広場の舞台に
飛び入りするような度胸があれば

誰でも参加させる土地柄なんだという

そういえば甲斐さんも
どんたくの舞台に上がられたことがあるんですよね(笑)


嘉穂劇場で甲斐さんが
【アップルパイ】を演奏された時

照和では歌ったことはないけど
ご自分のラジオ番組で歌っていた
とおっしゃったそうだ

これはFM福岡の番組のことらしく
日立がスポンサーだったので

スタジオでの放送だけでなく
北九州市の家電ショップからの放送を
隔週で流していたようだ

女性パーソナリティの方がメインでお喋りされ
リクエスト曲をかけるのをサポートしたり

アコースティック演奏で
番組のオープニングを飾り

オリジナルを2曲くらい歌うのが
甲斐さんの役割だったようだ

生で歌うラブリーパートナーですね(笑)

ちなみに…
このオープニング曲というのは

日立のCMでお馴染みの
【この木なんの木】(笑)

甲斐さんが『気になる木♪』って歌われると

どんな風になるのか聞いてみたかったなあ(笑)

余談ですが…

甲斐さんがデビューされた後には
ラムが番組を引き継ぎ

ラムのデビューが決まった時は
妙安寺にオファーがあったらしいんだけど

メンバーは3人までと言われ
門田さん、久保さん、藤永さんの3人で

『妙安寺ファミリーバンド・スペシャル』として
出演されたそうだ
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照和その15

2013-05-18 10:46:50 | メディア
石橋凌さんがおられたアップルトゥリーというバンドは

久留米で絶大な人気を誇っていたようで

コンサートの手配や準備を取り仕切るのは

アップルトゥリー・ファミリーと呼ばれる
彼等の友人たちだったらしい

また、当時の照和でも
それぞれの出演バンドにファンや追っかけがいて

誕生日やバレンタインには
大量のプレゼントが届くなど

ミニ芸能界の様相を呈していたという(笑)

甲斐さんにはマネージャーも
ついておられたことですし…(爆)

そんな人気バンドのひとつであったピエロは

元々、リグビー解散後に井手雅英さんが
上野俊二さん、安部俊輔さんと結成されたバンドだったそうだ

ベースの安部さんが脱退され
井手さんがベースに回ったので

ピアノの飯沢さんと共に
松藤さんがリードギターで加入することになったという

3人の時から
井手さんが作るキレイなメロディと
上野さんとのハーモニーの素晴らしさで
多くのファンがいたようだけど

4人になった新成ピエロは
『チューリップの再来』と言われ

人気・実力共、プロになる日も近いと思われていたらしい

映画の中で松藤さんが

メンバー全員がプロになるつもりだった

井手さんが東芝EMIとしか契約したくなくて

他のレコード会社からの誘いを断っていた

そんな選り好みをするくらい
調子こいてたんですね(笑)

と話されてました(爆)

実際にレコード発売の話も度々あったようだ

岸川さんの番組に出演された時には
星勝さんと知り合って

デモテープを送るようにと言われたらしい

星勝さんといえば
甲斐さんが【地下室のメロディ】の
アレンジャーに選ばれた方ですけど

その頃の星勝さんはモップスを解散されて

陽水さんの【氷の世界】などの
アレンジを手掛けておられたようだ

そんな方にデモテープを聞いて貰えることは
願ってもないチャンスだったという

でも…2週間を過ぎても
星さんからは何の連絡もなくて

上野さんはメンバーに
『ダメだったのかも知れない』と話されたそうだ

すると、あるメンバーの方が
『自分の判断でテープは送らなかった』
とおっしゃったらしい

プロを目指すあまり
性急に事を進めようとする上野さんと

今ひとつ自信が持てずに
慎重論を唱えるメンバーの方

おふたりの間の亀裂が決定的になり
ピエロは解散することになってしまったようだ


ピエロが解散するかも知れないという噂が
ファンの間にも広がっていたらしく

妙安寺ファミリーバンドのコンサートには
ゲストのピエロのファンが大勢詰めかけたそうだ

そのコンサートで門田さんに相談もなく
ピエロが解散することを発表したので

ピエロのステージが終了しても
泣きながらメンバーの名前を呼ぶ声や

アンコール!と叫ぶ声が止まないまま
妙安寺の演奏が始まったという(汗)

門田さんは『あのバカタレどもめ!』と
重苦しい気持ちで歌われたそうだ

妙安寺の皆さんにはお気の毒でしたけど

でも、甲斐さんがメンバーを探していた時期に
ピエロが解散していなかったら…

松藤さんがおっしゃったように

甲斐バンドには入ってなかったでしょうね(笑)

もしかしたら
ピエロのリードギターとして活躍されて

甲斐さんのライブにゲスト出演!?
なんてコトがあったかも知れません(爆)

そう考えると
人の縁って不思議なものですねぇ(笑)
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照和その14

2013-05-17 17:06:16 | メディア
映画『照和』の試写をご覧になった際
吉岡秀隆さんは、ひとりで大笑いされていたという(笑)

甲斐さんが『ナンで笑ってたの?』と訊ねたら

イチローさんのコメントが
サベツ発言ぽくて可笑しかったからだそうだ(笑)

照和が出来て1~2年から出演している人と
3年目以降の人は全然違うとか(笑)

自分たちは照和だけじゃダメだと思っていたけど

『ここで充分、ここに来るのが目標だった』
というバンドもいっぱい居た

と話された辺りのことを指しておられるらしい


石橋凌さんがいらっしゃった『アップルトゥリー』は

久留米のライブハウス『松の湯』を本拠地にして
活躍されていたバンドで

やはり、照和に出るのが目標だったそうだ(笑)

オーディションの時に甲斐さんは

年齢だけでなく
音も発想もテクニックも
青いバンドだと思われたけど

オリジナルに1曲だけ妙に弾けた
ポップな曲があったのが気になって
日曜日4時の枠に出演させたらしい

毎週、久留米から車で通っておられたようで

イチローさんは
ここまで来るのも一苦労(笑)と言われ

門田さんは
アイツらは根性があった(爆)とおっしゃってます(笑)


以前にも触れましたけど…

福岡の方は博多が九州の首都だ!
と思っているフシがあるので(爆)

同じ福岡県内とはいえ
久留米を田舎扱いされても仕方がないのかも?(汗)

少し前に甲斐さんが

お国訛りで話す
松田聖子さんのCMをご覧になって

他所の人には区別がつかないかも知れないけど

あの訛り方は久留米弁ですから!(笑)
博多ではあんな話し方しませんから!

俺たちにも判らない言葉がいっぱいある(爆)と言われて

松藤さんと大笑いされていたらしい(笑)


それはさておき…

長渕剛さんも鹿児島県から出て来られて
照和に出演することを夢見ていらっしゃったようだ

オーディションに合格した時は
天にも昇る気持ちで

道行く人全員に
『俺は照和に出られるんだぞ!』と
叫んで回りたかったらしい(笑)


それ程までに若者たちが照和に憧れたのは

やはり当時、音楽を演っている者にとって
最高のステータスであり

音楽で身を立てたいと望む者には
プロへの近道に思えたことが
大きかったのではないでしょうか?

イチローさんも陣内さんもコメントされてますけど…

つい昨日まで間近に見ていた人がプロになる

同じステージに立っていたバンドがデビューする

という事実を目の当たりにすれば
『プロ』が身近に感じられ

次は自分が…と夢を抱くことに
リアリティが持てたというのも頷けます


岸川さんによると
昭和53年には、13組ものバンドが
博多からデビューしたそうだ

また、照和出身のミュージシャンは
28組、延べ74人だという

東京が遠かった頃の一地方都市
その街の小さなライブハウスから

わずか8年間にこれだけのプロを生み出したということ

そして今も甲斐さんが
歌い続けておられることが素晴らしいです♪
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照和その13

2013-05-16 21:39:41 | メディア
なぜ福岡から多くのミュージシャンが…?という質問に

森山達也さんが映画の中で

(福岡の人は)祭りごとが好き
良い意味で目立ちたがり屋

(最新の)情報が入らないし遅いので

流行に関係なく
好きな音楽を独自のスタイルでやるしかない

それが当たったんじゃないかと話されてました

外国のアーティストが来日しても大阪、広島止まりで

なかなか福岡まで来なかったという話もされていたけど…

甲斐さんが東京にコンサートを見に行かれた時

開演前に会場の前や隣の席の方が

フライドチキンやハンバーガーを食べているのを見て
ひどく驚かれたそうだ

甲斐さんにとっては
はるばる出向いた一大イベントなのに

東京の人にはコンサートなんて
日常茶飯事なんだと気づいたかららしい


同様の質問に岸川さんは

物怖じしない開けっ広げな性格の人が多いし

『年長者は絶対』という風土で
礼儀作法が身についていることが

東京の関係者の方に可愛がられたのでは…?

FENが流れていて
アメリカ先端の音楽がふんだんに聞けたことや

大学が数多くあって若者が大勢いたことで
音に馴染む機会や人が多い

東京に行っても福岡を懐かしみ
大切に思っている奴ばかりですよ(笑)

とおっしゃってます


門田一郎さんによると…

岸川さんは
アマチュアがプロを夢見ることを否定しない

でも、岸川さんに認められればプロになれると
錯覚しているようなバンドが

デモテープを送って来たり
プロになりたいと相談したりすると
冷たく突き放す人だったという


岸川さんいわく…

次から次にデモテープを持って訪ねて来られると

のぼせ頭に水をかけることばかりしていた(笑)

上京の相談を受けるといつも反対した

上京して成功するのは何百人にひとり

地方民放局の一ディレクターが

『行け!きっと成功する』なんて
とても言えなくて悩みました(苦笑)

飛行機と言ってもプロペラ機だし
夜行寝台で16時間もかかった頃ですから

東京は遠かったんですよ、距離もメンタルも…

売り込みなんて
どうしたらいいのか全く判らなかった(苦笑)


その一方で、妙安寺ファミリーバンドに
プロデビューの話が持ち上がった時には

KBCの専属バンドかのように
番組やイベントに何度も呼んでは出演させ

物凄い後押し振りだったそうだ

壮行会として
フェアウェル・コンサートを企画され
本気で応援しておられたのに

デビュー話が流れた時は
相手のディレクターに随分と抗議して

もうアイツとは絶交だ!とおっしゃったらしい


門田さんは
プロになれなかったことは残念だけど

岸川さんが久保さんの仲人を引き受けられたり

仲西さんが開店したレストランに
ご家族で通って下さったりして

プライベートなお付き合いを続けて来られたことが
何よりも嬉しかったそうだ

最後は門田さんのご実家である妙安寺に
お墓を建立して頂いたようで

切っても切れない縁を大切に
心の中に仕舞っておられるという
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昨日のブログ

2013-05-16 09:26:19 | 日記
…と言っても、このブログではなく
長岡さんのブログに学生時代の写真が!?

学生時代のバンドなら
一緒に写っておられるのはリグビーのメンバーなのかな?

でもリグビーなら
後にピエロを結成された井手さんがいるはず…?

それに何人か妙安寺ファミリーバンドの方々が写ってる?

はっきりそうだという自信はないんだけど…(汗)

福大のフォークソング愛好会でご一緒だったんだし?

長岡さんが最後に
『比山君!懐かしいでしょ?』と書かれているのは

ラムの比山清さんのことかと思われます

甲斐さんが
『福岡に帰らない』とおっしゃった方ですね(笑)


それはさておき…

暑さのあまり
スネとワキの毛を剃ったって…(爆)

長岡さんはそんなに毛深い方なんでしょうか?(笑)

そういえば甲斐さんも
昔の写真集を見ると結構なギャランドゥ(爆)

いつの間にか失くなってるのは
長年のスイミングのおかげなのかな?(笑)

それとも…
お腹の皮が伸びて…(失礼!)

つい最近のニュースで

ドイツの体操選手は
ワキの毛を処理していると聞いたような気が…(笑)
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