小型バスに乗り換えてインディアンのガイドさんの案内で先住民の村、長い歴史を繋げてその地に継続して居住している村としては合衆国では最古の村といわれるアコマを訪ねます。
アドベ建築の住居が並ぶ村内を散策します。何故かな、2階に向けて屋上に向けて階段、はしごがかけてあります。屋内には階段がないのでしょうか。
スペイン人植民者によりカトリックの伝道がなされ、1600年代に建設された伝道教会(矢印)とこの村は合衆国国定歴史建造物として守られているという。
入り口の前に立ってみました。 165cmの私でもまっすぐ入っていったら頭ゴツン。ここの住民は小柄なんですね。
この村はご覧のように 地上から112mの砂岩の断崖の上に形成された小さな村、よって「天空都市」とよばれているという。今では小型の車で登れますが、かっては砂岩に掘られた手製の階段でしか出入りする方法がなかったという。このことは侵略者から村を守る優れた立地条件を持っていたといいます。
もちろん砂岩の上の村には農地は有りません。 下界も見たとおりの荒涼とした大地。耕作地となり得る土はどこに有るんでしょうか。過酷な生活しか私には見えてこないんです。