顕本法華宗の総本山妙満寺にやって来た。法華宗なんてのは私にとっては初耳の宗派だ。門前に3,000株のツツジが植えられて、花の寺として親しまれている。と紹介されている。なるほど参道の左右にはツツジだ。でも残念ながら秋には「花の寺」にはなってくれません。
なるほど池の周りはツツジまるけだ。
康応元年(1389)に開創されたといいますが応仁の乱など安土桃山時代から江戸時代にかけての争乱などにより移転と再建を繰り返し、現在の寺院は、昭和43年(1968)に現在地に移転したという新しいお寺さんということになるのか。
仏舎利大塔、インドのブッダガヤ大塔を模したものだといい、内部は納骨堂になっているそうだ。
こんな立派な御朱印があるといいますが、私はごく平凡な御朱印を頂くのでした。
このお寺さん道成寺と縁があるとのことで、その寺院で演じられたであろう能舞の写真が飾られていた。
床の間に大きな鐘が鎮座していた。
近くに行って写した鐘がこれ。紀州道成寺に、安珍清姫伝説に伝わる霊鐘とされているという。お寺さんで頂いたパンフレットには、「鐘に恨みは数々ござる」とかでいろいろな言い伝えを説明していますがここでは割愛しますが、最後に「当山では例年春には鐘供養を営み安珍清姫の霊を慰めている」と書いている。