「迷宮都市」の観光開始です。この町をガイド本は、次のように紹介しています。「世界一複雑な迷路の町、道は狭く、起伏に富み、上ったり下ったり、曲がったり、戻ったり。坂が多いために、いまだに輸送手段はロバや馬だ。そこを人々がやっとすれ違う。歩き回るうち、同じ場所をクルクル回っているような錯覚に陥る。高い建物の間の細い道に、昼でさえ暗いトンネルがあり、太陽の方向も分からない・・・」
バスに乗ってメディナ(旧市街地)に向かいます。お仕事に向かう輸送車待ちの皆さんか。
道路に沿って城壁が続きます。そのあちら側が旧市街。
16世紀に建てられたという高台の城砦から市街地を望みます。
街を引き寄せてみました。モスクのミナレットが3本も見えます。道路はどこにも見えません。びっしり立ち並んでいる住居、なるほど、これが迷路の町なのだ。
フェズの丘に広がるイスラムの墓地。