拝金主義

年末から ヒューザーの耐震偽装疑惑がいろんな人を巻き込んで報道されています。
終の棲家と定め、大金をつぎ込んでマンションを買った人達の気持ちを考えると、とてもたまらない。
登場人物がどの人も責任を転嫁することに躍起で、見ていて見苦しいことこの上ない。
人の不幸の上に得たお金で、どんな幸福が待っているのでしょうか。

そして今回のライブドアの騒動。
私は株など全く縁がないので、なんど報道をみても よく理解できません。
お金の単位がすでに理解できない。
それに自殺者まで出てしまった。
まだ３８歳という若さで億単位のお金を動かし、最後は自分の身体を何回も切りつけて死んでしまったという。
理解できない。

お金をあちらからこちらへ移動することで増やしていく、そういうことに危うさを感じます。
やはり国の根幹は 農業 漁業 林業でしょう。と言う私に次男は、「そんな物は輸入すればいい。違法すれすれでも違法ではないんだから、それで儲かるんなら 何が悪いの？ 悔しいんなら みんなやって儲ければいい。」と言う。
もちろん、違法でないことが大前提だけれど。 死者まで出しちゃいけないよね。と続けた。
別に私は悔しくて言ってるわけじゃないよ。
次男にとっても今の世の中お金が全てなんだろうか・・・。
誰しも貧しいのは嫌でしょう。
けれど、お金のある人達の醜い争いもたくさん見聞きしてきました。
それこそ心が冷え込む光景です。

普通に暮らしていけて、子供の望む教育を受けさせるだけの蓄えを持ち、たまに旅行などの贅沢ができるくらいのお金があれば十分。そう思う私はちょっと変わっているのでしょうか？