畠中恵さんのしゃばけシリーズ最新刊「ちんぷんかん」も大層な売れ行きなそうで。
いやあ、おめでたい。
「中庭の出来事」というややこしい本を読んだ後は、すっきり楽しい本が読みたくなり選んだのは「おまけのこ」。
しゃばけシリーズ第四弾です。
帯には「鳴家が迷子? そのうえ若だんなが吉原の娘と駆け落ちだって?」とあります。
朝起きると、無事であったと喜ばれ、立ち上がると、病でなかったとほっとされる、筋金入りの病人の若だんなが駆け落ちだと!?
これは興味をそそられる~。駆け落ちしてまで一緒になりたい娘が出来たとは、一太郎さんも大人になったのね~。おばさんは嬉しいよ。
いろいろと想像をかきたてながら読み始めます。
「こわい」「畳紙」「動く影」「ありんすこく」「おまけのこ」の5篇。
「こわい」は怖いの語源になった(?)「狐者異(こわい)」という妖のお話。
この絶対的な孤独感には胸が詰まる。一太郎の優しさも届かなかった・・・。
今もどこかで全てを怨んで膝を抱えて眠っているのだろうか。
若だんなの駆け落ち話が書かれている「ありんすこく」。これも遊女の哀しさが漂います。まつばのどうしようもな嫉妬心、というか・・・。この気持ちはよくわかります。かえでが憎いわけではないのに・・・。
本当に若だんなが駆け落ちするかどうかは読んでみて下さいな。
「おまけのこ」は一匹の鳴家の小さな大冒険のお話。
これは可愛い
一太郎を慕う小さな妖が、自分の声を聞き分け、助けに来てくれた一太郎の袖の中で手ぬぐいにくるまって眠ってしまう。絵が浮かびます。
といっても私の頭に浮かぶ絵は本のカバーに描かれている鳴家ではなく、(勝手に書いてもいいのかな?)しゃばけのファンサイト「木金堂」さんのイラストや漫画に描かれている鳴家です。
(ここに描かれている一太郎や兄ゃ達、鳴家、屏風覗き、みんな私のイメージにどんぴしゃなんです。とても上手い!し。)
こんな妖ならやっぱり10匹くらい欲しい でもおやつ代が大変かな。
「おまけのこ」もとても心温まる本でした。◎!
いやあ、おめでたい。
「中庭の出来事」というややこしい本を読んだ後は、すっきり楽しい本が読みたくなり選んだのは「おまけのこ」。
しゃばけシリーズ第四弾です。
帯には「鳴家が迷子? そのうえ若だんなが吉原の娘と駆け落ちだって?」とあります。
朝起きると、無事であったと喜ばれ、立ち上がると、病でなかったとほっとされる、筋金入りの病人の若だんなが駆け落ちだと!?
これは興味をそそられる~。駆け落ちしてまで一緒になりたい娘が出来たとは、一太郎さんも大人になったのね~。おばさんは嬉しいよ。
いろいろと想像をかきたてながら読み始めます。
「こわい」「畳紙」「動く影」「ありんすこく」「おまけのこ」の5篇。
「こわい」は怖いの語源になった(?)「狐者異(こわい)」という妖のお話。
この絶対的な孤独感には胸が詰まる。一太郎の優しさも届かなかった・・・。
今もどこかで全てを怨んで膝を抱えて眠っているのだろうか。
若だんなの駆け落ち話が書かれている「ありんすこく」。これも遊女の哀しさが漂います。まつばのどうしようもな嫉妬心、というか・・・。この気持ちはよくわかります。かえでが憎いわけではないのに・・・。
本当に若だんなが駆け落ちするかどうかは読んでみて下さいな。
「おまけのこ」は一匹の鳴家の小さな大冒険のお話。
これは可愛い
一太郎を慕う小さな妖が、自分の声を聞き分け、助けに来てくれた一太郎の袖の中で手ぬぐいにくるまって眠ってしまう。絵が浮かびます。
といっても私の頭に浮かぶ絵は本のカバーに描かれている鳴家ではなく、(勝手に書いてもいいのかな?)しゃばけのファンサイト「木金堂」さんのイラストや漫画に描かれている鳴家です。
(ここに描かれている一太郎や兄ゃ達、鳴家、屏風覗き、みんな私のイメージにどんぴしゃなんです。とても上手い!し。)
こんな妖ならやっぱり10匹くらい欲しい でもおやつ代が大変かな。
「おまけのこ」もとても心温まる本でした。◎!