雫井脩介著。
新米刑事、佐原夏樹が初の現場でコンビを組む事になった捜査一課の刑事は、幼い頃に別れた父の島尾明村だった。
その事件から一ヶ月後。
捜査一課の係長が殺害され、また夏樹は捜査に招集される。
なかなか捜査が進まない中、内部犯行説に捜査班は疑心暗鬼に陥っていく。
そして・・・。
こう書くと暗い感じがしますが、そうではありません。
「犯人に告ぐ」はヒリヒリするような緊迫感で迫ってくる作品でしたが、
こちらは、主人公・夏樹の父への反感がストレートで人間臭く、またそれを煙に巻くような明村のとぼけたキャラクターが物語りを爽やかな感じに仕上げています。
(殺人事件を扱っていて爽やかというのもどうかなと思いますが。汗)
反抗しながらも、父直伝の郷ひろみばりのジャケットプレイも楽しい。
登場人物はどれも一癖も二癖もありそうな刑事と情報屋達。
こんな中に放り込まれたら嫌だなあ・・・。
中でも捜査オタクの情報屋・相星がいい味出してます。
とても楽しそうに情報を扱う相星になぜか気に入られて事件の核心に進んでゆく夏樹。
相星さんにはもっと活躍して欲しかったなあ。
残念です。
読み終わって、夏樹と明村とのコンビをもっと読みたい気になりました。
つまり、面白かったということで。
新米刑事、佐原夏樹が初の現場でコンビを組む事になった捜査一課の刑事は、幼い頃に別れた父の島尾明村だった。
その事件から一ヶ月後。
捜査一課の係長が殺害され、また夏樹は捜査に招集される。
なかなか捜査が進まない中、内部犯行説に捜査班は疑心暗鬼に陥っていく。
そして・・・。
こう書くと暗い感じがしますが、そうではありません。
「犯人に告ぐ」はヒリヒリするような緊迫感で迫ってくる作品でしたが、
こちらは、主人公・夏樹の父への反感がストレートで人間臭く、またそれを煙に巻くような明村のとぼけたキャラクターが物語りを爽やかな感じに仕上げています。
(殺人事件を扱っていて爽やかというのもどうかなと思いますが。汗)
反抗しながらも、父直伝の郷ひろみばりのジャケットプレイも楽しい。
登場人物はどれも一癖も二癖もありそうな刑事と情報屋達。
こんな中に放り込まれたら嫌だなあ・・・。
中でも捜査オタクの情報屋・相星がいい味出してます。
とても楽しそうに情報を扱う相星になぜか気に入られて事件の核心に進んでゆく夏樹。
相星さんにはもっと活躍して欲しかったなあ。
残念です。
読み終わって、夏樹と明村とのコンビをもっと読みたい気になりました。
つまり、面白かったということで。