妹の10階の部屋からは東京タワーや富士山が見える。
東京都庁や六本木ヒルズも見える。
眺望がよく夕日や夜景も素晴らしかった。
良い所に住んでいるなあと思っていた。
飛行機で大分へ帰ると夫が車で迎えに来ていた。
車の窓から見る景色・・・黄金色に色付いた稲・・・彼岸花・・・コスモス・・・
ああなんと美しいんだろう。
「いなかのねずみととかいのねずみ」という童話を思い出す。
私は田舎のねずみだからこの土地をよしと思うのだろうか?
否!この風景(自然)の美しさ、この澄んだ空気。開放感!
東京の最新の建造物もこれに比べたら本当にちっぽけに思われる。
車が我が家に到着。庭先のコスモスが満開。私が好んで毎年花瓶に生けるフジバカマも見頃。
柿も赤く色づき、どこからか甘い香りが漂ってくる。
見れば庭の金木犀が満開!!!。
家に入れば住み慣れた和風のこの家が一段と広く感じられた。
妹のマンションも決して狭くはなかったのだが・・・。
夫が「栗赤飯」を作ってくれた。
もう栗も実る季節だったのか。
やっぱり田舎はいいなあ。
やっぱり我が家が一番だ!!!
なーんて「いなかのねずみ」は思った次第。