あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

新年会

2014年01月24日 | 日記



50代前半の頃同じ職場だった女性5人で新年会。
とてもとても懐かしく、とてもとても気持ちが和む居心地の良い会だった。
このメンバーが揃うと当時の職場の様子が蘇ってくる。
楽しかったことばかり思い出される。あの頃は充実していたなと思う。
今、ほとんどグータラ生活を送っている私にも、振り返ってみれば頑張っていたと思える日々があることが嬉しい。

家庭の主婦としてもあの頃の私は頑張っていたと今さらながら思う。
当時、義母の認知症が進み家に一人で置いておけない状態で、私は毎日、義母を義姉の家(車で10~15分の所)に預けて出勤していた。(介護施設のデイサービスを利用していたが受け入れ時間が、私の出勤時間より遅く、送ってくる時間も、私の勤務時間より早くかったため、義姉宅からデイサービスに送り出してもらっていた)
毎朝、起きるのを嫌がる義母を起こし、身支度させ、デイサービスに持って行く薬や下着・タオル(入浴用)を揃え、車で送って行って、それから急いでターンして8時からの勤務に間に合うよう出勤。
帰りも仕事が終わると義姉の家に迎えに行って我が家に連れて帰る日々。車の乗り降りも義母はなかなか素直に応じてくれず、朝、遅刻しそうになったり、暗くなって行くと意識の混濁がひどくなっていて、連れて帰るのがまた大変だった。連れて帰っても、この家が自分の家だということが分からず「もう降りまい(降りずにいよう)」と言って、手こずるようなことが多かった。それから軒下に干している洗濯物を取り入れ夕飯の支度。時間感覚を失った義母をベッドに寝かしつけるのもまた大変だった。寝巻に着かえさせ、トイレに連れて行って、やっとベッドに休ませたと思うと「まだ寝まい」と言ってすぐまた起きてきたり・・・。(当時、夫は、私よりもっと早く出勤。帰りも遅く家事をすることはほとんどなかった。夫が今のように家事をするようになったのは退職後の事)
1週間勤務し、土日は家で義母の介護。(夫は土日もほとんど出勤していた)

この頃、午前3時頃寝て9時ごろ起きたりなど自堕落な生活が多くて自分に嫌気がさすことが多々ある。
でも「あの頃の私は頑張っていた。やらねばいけない時はやってきたのだからいいじゃないか」と今夜は自己肯定感を幾分持てている。

昔の仲間と会い、遠い日々の頃を思い出して、長々書いてしまった。