あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

95歳

2018年11月23日 | 日記

 

あの子猫が気になり、猫を探しながら近所を散歩。

寒い所為か他の猫の姿も無い。

 

帰り道、家から東0.5キロくらいのところで作業用一輪車を

押して歩いている女性に追い付いた。

我が家のすぐ近くの畑でいつも働いている方だった。

その方の家は我が家から西に0.8キロくらいのところにある。

その方の年齢は90代だと知っていたので

1キロ以上も離れたところまで

一輪車を押して畑仕事に行くのかと驚いた。

声をかけたら「あなたはどこの方ですか?」と訊ねられた。

言っても分からないだろうと思いながら夫の名前を言った。

「まあ!そうですか!いつもお世話になってるんですよ。

今日も午前中、お世話になったんですよ」と言う。

まさかと思った。

夫、月に1回開催される地域の老人健康教室(?)のお世話係をしている。

私は一度も参加したことが無いが体操をしたり色々レクレーションを

したりしているようだ。

その健康教室(?)にこの方は午前中参加したと言う。

年齢は95歳!

95歳で畑仕事を毎日のようにして、こういう人と交わる場にも

自主参加しているのだ!すごいなと感心した。

「洗濯も料理も何もしなくて良いのがありがたい。3度3度ちゃんと

ご飯を残さず食べるのよ。何を食べてもおいしい。嫁が良くしてくれる」と

柔らかな笑顔で言う。

なんと素晴らしい生き方かと思った。

体を動かし、お日様の下でよく働き、人に交わり、

食べ物の好き嫌いせずよく食べ、気持ちは明るく・・・

ああ、これが95歳になってもこんなにお元気な秘訣なんだと思った。

なかなかこの方のような生き方はできないなと

私はもうすでに弱気。