のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

のろかめ日記 9月24日 お彼岸

2019-09-23 21:35:59 | 日記
お彼岸に四天王寺へお参りに行きました。
縁日の出店巡りの方が目当てですが。





台風の影響で風が強くて、午後は雨の予報もあって、出店は少なくて
風で飛ばされないように品物もあまり出ていません。

本堂でも、風対策でお線香をあげられません。


四天王寺では毎月、21日と22日が縁日で出店があります。
骨董品、古着なんかが多いですが、食べ物や実用的な雑貨もあり
見て回って飽きることがないのです。つい買ってしまう値段だし。

ポラン亭主は毎月行くので、毎月何かが増えていきます。
最近は猫が多くて、今回も



1匹お供に連れ帰りました。
これってポケモンかなんかじゃないかな。普通の猫じゃないような。
800円の値札が付いてたけど500円に負けてくれました。

もうちょっと行くと、食器や古道具なんかが並んでるお店で



2段のセイロ。飲茶のお店で使ってるような、小さいのです。
焼売や豚まんを温めるのに良いかな、と思います。
5秒くらい見てたら、「500円、いや300円で良いよ、新品だよ」
と勧められて買いました。

縁日では値段交渉も楽しみのうちですが、今回は特にお天気の加減で
早く売ってしまおうとする店主さんが気前よく負けてくれました。

実際、ドライフルーツの屋台ではカゴがいくつも吹き飛ばされて商品が
地面に投げ出されてました。
売れないうちに台無しになるなら、大盤振る舞いで喜ばれる方が良い。

風がマシになったと思ったら雨が降り出しそうで、
傘を買いに走りました。

鉄道なんかの忘れ物を集めて売ってるお店です。
古かったり、サビや汚れがあったりするけど、立派に使えます。
1本200円、2本なら300円で、この後助かったのです。

買い物を楽しんで、暑さ寒さも彼岸までって言う季節感を味わって
良い一日となりました。

その後、映画を観に行きました。



犬が何度も生まれ変わって、飼い主と巡り合うお話で、2作目です。

犬と人との愛情や信頼が美しく描かれているし、人と人だけでは
ギクシャクしがちな関係を、繋いでくれる犬の存在が良いです。
犬と暮らしたくなります。



先週末は、ポラン亭でご近所さんとの宴会をしました。

用意した料理は


イワシのマリネ、野菜もたっぷり。


かぼちゃとクリームチーズのグラタン。


鶏の手羽元とキノコのワイン蒸し煮。

写真撮り忘れたけれど中華おこわ。吉備中央の友だちからもらった
もち米を使いました。

お汁の具は

カメの手という、海の岩場にへばりついている甲殻類です。



そろそろ栗の季節です。
今回の宴会には間に合わなかったけれど



立派な栗を拾って、何か美味しいものを作ろうと思います。





先週炊いたレモンのマーマレードは、出来立てよりも苦味が和らいで
美味しくなりました。パンにも良いけれど、お肉の煮込みに使ったら
合いそうだなあ。

相棒がいなくなったレモンの木の実は


のびのび元気です。


美しい秋本番を元気に楽しみたいです。



のろかめ日記9月16日 月光とレモン

2019-09-16 06:52:28 | 日記


先週は金曜日が中秋の名月でした。
満月になった翌日、土曜日
オリーブ園の観望会に参加しました。



オリーブ園のある山の麓に、大きな展望台のあるお宅があって、時々星の写真が貼り出してあります。
八朔の雛飾りを見に行った時、そのお宅の前に観望会のチラシが貼ってあって「望遠鏡で月が観察できますよ」とあったので、惹かれて申し込みました。

行ってみたら、そのお宅のご主人が月の案内役。



夜空の星や月の観察ポイントを教えてくれました。

オリーブ園の庭は海に面して広がっていて、ちょうど正面に月と海に映る月光が綺麗でした。



オリーブの木越しにも。



3台の望遠鏡で、月と土星と木星を観察しました。
月の表面の明暗がくっきり
土星の輪とか木星の横縞も。へーっと声が出ます。

ポラン亭主の望遠鏡、長らく使っていないなあ、
星を見上げる生活をしようと思いました。

観望会は9時までだけど、お腹も空いたので
早めに退出、ポラン亭に戻ります。



お昼の間にススキとお団子は用意しました。

夕食は


タコのカルパッチョ


鯛のソテー レモンバターソース


タコとジャガイモのパプリカ煮


鯛のワンタン


焼きなす

夕食作りの前にレモンをひとつ収穫しました。



2つが押し合うように成っていて、
大きくなりきれないようだし
暑さのせいか、触るとフニャッとして
傷むことを心配したのです。

まだ収穫には早い時期だからひとつだけ。


200グラム!立派に成長してます。
でもジャンボレモンだからもっと大きくなるはず。

切ってみると


縁の白いところが多くて実は未熟。
果汁はほとんど絞れません。

このレモンを使うため、レモンバターソースやカルパッチョの献立を考えたのだけど
買ってたレモンを足しました。

でも鮮烈な香り。
採れたては命をいただくという緊張があります。

果汁がないから皮を食べよう!
マーマレードを作ろう!


刻んで煮込んで、、、にがい!

このままでは食べられないほど苦い。
煮込む前に一度茹でこぼしたけれど
それでは足りなかったようです。

検索しても、苦みを抜く下処理は紹介されてるけど
出来たものは、どうしようもないって。

ひとつだけ、本みりんを入れたら良いとの情報があり


入れてさらに煮込んでみました。

照りも出て良い感じ。少しマイルドになったかな。
苦み走った大人のジャム。


ちょうど空き瓶満杯です。

月を愛で、秋の味覚が楽しめて
穏やかな暮らしができてありがたいけど

千葉県で、台風の被害で停電が続いている
健康被害も甚大でしょう。
震災の時ほど報道されず
自然災害とはいえ原発を抱えている東電は
こういう被害復旧にもっと、力を持っていないと
いけないんじゃないかな。
そういう批判が出ないように、政府は報道規制
情報操作してるんじゃないかな。

怒りがフツフツとしています。

被害に遭われている方が、お体無事で
お疲れが早く癒えますように。






のろかめ日記 9月11日 食の原点

2019-09-10 20:15:16 | 日記


季節外れ?今年初の紫蘇ジュースを作りました。

梅、ヤマモモのジュースやジャムは堪能したりおすそ分けしたけれど、紫蘇はなぜか作る機会を逸してましたが



先週末、昔の職場仲間の、退職後の新天地である吉備中央町のお宅を訪ね、歓待していただいた際に

畑や田んぼを見せていただき、そこにフサフサと茂っている紫蘇を発見。
わあっ!と歓声をあげると

良かったら採って持って帰って、と言っていただき
ありがたく摘ませてもらったのです。



約600gあったので、水1Lに砂糖が500g、クエン酸は15gで作りました。

赤い紫蘇の葉は煮ると緑に変わりました。



煮汁に色が全部溶け出すのですね!



濃くて黒っぽい煮汁にクエン酸を加えると鮮やかな変色!



美味しいジュースになったのですが、冷たい物はそろそろおしまいです。温かい物にも使えるかな。



牛窓の田んぼはまだ青いですが、吉備中央町は取り入れまじかの黄金色。



名産のピオーネも週明けから出荷。一足早く収穫体験させて頂きましたー!



一房ずつ、袋を外して熟し具合を確かめて切り取ります。色が薄いのは袋をかけ戻します。

手間がかかるのです。

田んぼも、先日の台風で畦が崩れて土が流れ込んだ所に草が生えてしまって、稲刈りまでにそこを引かないといけないそう。


大変な作業です。
毎日、5時前から働いているそうです。

お昼は暑くて、水分補給はお茶では間に合わない、トマトが良いのだとか。

お土産にトマトもいただきましたが、果肉が詰まって味が濃くて、感動的な美味しさでした。

夕ご飯は手作りのかまどでバーベキュー。



お肉は牛とイノシシ!畑で取れたてのピーマンやナスも炭火でじっくり熱が入るとトロけるようです。
たくさん用意してくださった食材が、みんな本当に美味しいのです。
毎日世話を欠かさず、丁寧に育てた野菜を丁寧に料理して、美味しくいただくのは、豊かなことです。
美味しいものが食べたいと思ったら、素材とじっくり向き合うことが必要だなあって思いました。

昔からいろんな才能のある人だと尊敬してたけど、今は農業に、家の環境作り、地域の人との協働と、ますますマルチな活動ぶり。
本当に感心させられます。
頭が下がります。

バンドを組んでた音楽仲間でもありました。







今は忙しくてほとんど練習できないと言いながら
楽器を出してきて演奏を聴かせてくれました。

懐かしく、嬉しい時間を過ごせました。

お暇する前に、地域のマルシェがあるからと案内していただきました。



会場の公園は紅葉が色づき始めています。



備前焼の小物のお店で剣山を買いました。
焼物の材質には水を浄化する作用があるそうで、お花が長持ちするそうです。
秋の草花をいけてみましょう。



クラフトのお店、食べ物屋さん、コーヒーのお店も多かったです。一緒に見て回って、

名残惜しかったけれど、またね!とお別れしました。

牛窓に戻ると、ちょうど八朔の雛飾り。





海には人が多くて、


近づいて見ると地引網体験会。



夏の終わりを満喫の週末でした。

来週はお月見イベントがあるらしく



季節の移ろいを尊び、丁寧な生活をしようという気持ちになります。


剣山を出して銘票を見て、何だか前に見たことあるような、、、

そうだ!やっぱり!



去年の備前焼祭りで蓋つきコーヒーカップを買った作家さん。
カップはプレゼント用だからすぐに差し上げたけど、記念写真が残ってた。
縁があったんですねえ🤭。

のろかめ日記9月3日 ポラン亭主の生誕祭

2019-09-03 00:15:31 | 日記
まだ暑い日が続きますが、早、9月です。
そして今日はポラン亭主のお誕生日🎉🎂です。

歳を重ねても元気で朗らか、好奇心も向上心も益々旺盛。行動力も相当なもので、身軽に働いて面倒くさがることがない。



ステキに人生を歩んでいると思います。
いつまでも元気でいてね💗。


プレゼントはプリンター。前から持ち運びできるサイズのが欲しいなあ、と言ってたので迷わず決めていました。

早速セットアップ。



ホントに持ち運んで外で使いたかったようで、観劇の休憩時間に劇場の片隅で基本設定して、終演後食べに行ったベトナム料理屋さんで試運転。

観劇したのはこちら



初めて知った劇団ダルカラードポップ(ダルカラ)の、谷賢一さんの作・演出で、約2時間の作品が3本、30分くらいの休憩をはさみながら一挙上演でした。

一部は福島県双葉町が原発を誘致するまでを、二部は原発反対派のリーダーが町長選挙に出て推進派に転じて行く話で、三部が震災とその後の原発事故報道に関わる地方テレビの報道局長の葛藤。

「夜に昇る太陽」
「メビウスの輪」
「語られたがる言葉たち」

50年に渡る家族の物語でもあって、内容はとても濃くてずっしりしているのだけど、凄く面白くて、洒落ているのです。

一日中観ることになるので、ちょっと気合を入れて緊張もして行ったのだけど、あっという間でした。
長いと少しも感じず、笑って引き込まれていって、感動しました。

素晴らしい劇団、芝居を知ることができました。
歳取っていく醍醐味かな、財産が増えたような気持ちです。

充実した心で観劇後の食事だったのですが、プリンターの試運転に気を取られ、ベトナムご飯の写真撮り忘れました。

ベトナムは気候が稲作にとても適していて、お米は年に3、4回収穫できる所が多いそうです。
食事には白いご飯がたっぷり出てくるし、お米でできた麺も何種類もあります。

日本人の味覚によくあって何でもとても美味しい。

久しぶりに食べることができて嬉しかったです。


先週末のうちご飯を少しご紹介。


小アジの南蛮漬け。魚はもちろん野菜が南蛮酢に馴染んで美味しかったです。


ジャガイモとチーズのガレット。ビールが進みます。


春菊と舞茸の白和え。お豆腐には味付けせず、舞茸を炊いた味だけ。


イカとエビのブルゴーニュ風。フランスパンと一緒にバター、ニンニク、パセリで炒め合わせます。ワインが進むし、お腹も満たされます。


イカのお刺身。タルイカという肉厚で甘みのあるもので食べ応えがあります。


今年の夏は蜂騒動や台風の爪痕で苦労もしたけど、過ぎてみればみんな幸せな日に繋がってました。
来年のお誕生日も、そう言って祝いたいな。

レモンも大きくなって、もう立派なもんです。



新しい季節を新しい歳で、楽しく生きていこう❣️

happy birthday