沖縄から大阪に戻ると、ミニトマトがくったりしていました。
背が低いままたくさん実がなるはずの品種ですが
5日間も水をもらえず、立っている力をなくして、、
慌てて支柱を立てて水をたっぷりあげておくと
翌朝には復活しました。
人間だけ楽しんできて、ゴメンね、留守番ごくろうさま❣️
さて、慰霊の日の夜は
普天間で平和学習のガイドや子ども支援の仕事をされている
Aさんのお宅に泊めていただきました。
以前に「近々ここを民泊にする」と案内された所で
てっきり営業していると思い込んで宿泊申し込み、
どうぞ、と言われて行ったのですが
いろいろ事情が変わって民泊ではなく、
若者支援のグループホームを準備中の施設でした。
営業してないと言って断ることなく
利用者としてでなく、本当のお客として迎えてくれ
沖縄おでんや麩チャンプルーの手作り料理でもてなされました。
戦争や基地のことだけでなく、現在の子どもや若者の困り事に寄り添い
支援施策を県に掛け合い、忙しく活動されていて、お元気です。
勘違いや記憶ちがいで話が噛み合わない部分もあったけれど
夜更けまで語り、飲み、楽しく過ごせました。
沖縄おでんの具の豚足は、前足と後ろ足の左右、4種類の味があり
食べ比べてみてください、と言われたけれど
どれがどれかはわからず、ただただ美味しかったです。
丁寧に下ごしらえして煮込まれ、見た目よりサッパリ味です。
この夜は、話に夢中で、写真がないのが悔やまれます。
翌日は大宜味村へ移動、長寿薬膳家庭料理の笑味の店でランチ
そして サバニに乗船です。
サバニとは木製和船で帆船です。
船大工はもう10人いるかどうか、の希少な乗り物で
この日お世話になった「辺土名サバニ」さんは
船大工兼乗船ガイドのてっぺいさんご夫妻の運営です。
湾内の静かな海ですが風を受けると結構スピードが出るし
木の鎮静効果や冷感効果があって、炎天下でも爽やか。
とても気持ちが落ち着きます。
家族や友だちなど、一グループでの乗船で案内しているので
ガイド業としては儲けられないけれど、
木や和船の良さは昔の話じゃなく現役として引き継ぎたい
との思いでやっていらっしゃいます。
僕はサバニと出会って幸せになった❣️
サバニが縁で出会った妻は今、産後育休中、とのことです。
2世もまもなく乗船デビューでしょう。
その後は宿泊先の東村へ移動。
東村は日本一のパイナップル生産量を誇ります。
よくお世話になる民宿島ぞうりさんは
8畳の和室に板の間トイレお風呂もついた一棟に
ゆったり泊まれて、家庭料理も美味しいのです。
パイナップルの村やのに、なってるの見たことない
と言うポラン亭主に、じゃあ案内しましょう!と
翌日の夕方、お父さんが車で先導し案内してくれた
お友だちの畑。
お父さんはカボチャやコーヒーを主に作っていて
パイナップルはやってないのですが
村の農家さんはみんな友だちで
どこに何が育っているか、ちゃんとわかっています。
近所は運命共同体という土地柄であっても
コロナ禍で交流が難しく分断しがちな日々を過ごして
このままではいけない、と
建設を始めた「ゆんたく場」はお父さんの手作り。
でも、ひとりぼっちではなく、しょっちゅう誰かが
見に来ては、意見を言ったり手伝ったり。
村中の注目の的になっています。
来年また来たら、ここでご飯を食べさせますって❣️
楽しみです。
23日から27日までの沖縄旅。
語れば長くなるので一旦切ります。
でも、思い出は尽きず
書かないと忘れてしまうので、
あと一回は日記に記そうと思います。