のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

9月22日 人儲け

2020-09-22 15:26:00 | 日記
豊島に行ってきました。
瀬戸内海の島で、ポラン亭近くのよく遊びに行く犬島から船で25分。

朝7時半出発で8時の犬島行きに乗船。






犬島で豊島行きの船を待つこと2時間20分。
ポラン亭主はバイオリンの練習、
私はのんびり海を眺めました。





フナムシが脚を登ってきてビックリ‼️
ゴキブリに見た目似てるけど、海にいるから綺麗な気がします。

豊島行きの船はなんと私たち2人きり。
チャーター船気分です。






25分で着くけれど、豊島は香川県です。



島内は坂が多くバスの便は少なく、
初日は電動自転車と電動バイクで回ってみました。







まずはお昼ご飯。Tea オリーブさんは宿とカフェをされています。
ご主人親子は元潜水夫で海底工事をしてたんだって。
ニシ貝のハーブ岩塩焼とタコのピリ辛炒めの定食各1000円。
お米や添え野菜まで、すごく美味しかったです。



















アーティストの作品や、棚田の風景を楽しみながらのサイクリング。
良い島だなあと思いました。

イチジクやミカン、レモン、オリーブの実のある風景も羨ましい。






宿泊は港近くの民泊、田村さん。

お父さんは漁師で晩ご飯には獲れたて魚のご馳走がいっぱい。






お母さんは今年の春までイチゴ農家だったけど、移住者の若者に譲り
今は宿に専念。

お金は儲からんけど、人儲けをするの!って
素敵な価値観の働き者です。



朝ご飯には手作り苺ジャム、純豊島産オリーブオイルが頂けました。
サラダの野菜もデザートのイチジクも我が家産よ!
写真撮り忘れた苺のスムージーも美味しかった‼️

お母さんと写真を撮り忘れたのですが、同じ歳のよしみもあり
とても魅力的な、出会えて嬉しい人でした。



2日目は島中部にある檀山登山。
東京タワーより少し高いだけ、1時間で登れるよ、
と言われたけど1時間20分もかかりました。










瀬戸大橋が間近に見え、瀬戸内海の多島美を楽しめる展望所。
山に登った!と言う達成感も味わえます。




展望台が老朽化したので、新しく作り替えている所、と
宿でお父さんが教えてくれたのですが
ポラン亭主の立っているコンクリートが、その基礎です。
お父さん所属の「豊島をきれいにする会」の活動です。

山を降りたら急いでお昼ご飯を食べて、船でまた、
犬島経由で帰ります。

2日間のあっという間の滞在でしたが、登山道の桜の木を見て
次は春に来たいねーと言い合っています。

風景も食べ物もアートも魅力的、
何より田村さんの『人儲け』って言う言葉とその価値観に
魅せられた豊島旅でした。



ポラン亭ではなんと‼️




桜が咲きました。

気候のせいか、あるいは
地域の工事の為に、市の建設課が幹を切り倒した後遺症か

ちっとも嬉しい開花ではなく、心配でたまらないのですが、、、



コロナの影響で移動自粛が長かったけれど
秋を楽しむ小さな旅をして

日常もまた大切に生きようと思います。

でも、それどころじゃない大変な人も多いのですよね。
浮かれすぎてはいけません。
















9月15日 栗よりうまい十三里

2020-09-15 23:29:00 | 日記


 
もうすぐお彼岸で、秋の気配がいよいよ。
先週末は牛窓でよく行く八百屋さんの店先に、
大好きなさつま芋が😘。
札を見てちょっと笑ったのですが、、、

大将のお話では、イノシシの被害は年中で、
特にさつま芋は作ってもほとんどやられる。
昔は裏の畑で1000個以上は取れたけど、
今年はそれで全部、もうないよ。って!

けっこう大ぶりなのが3つ入って300円のを




本当は1週間ほど置いた方が良いらしいけれど
待ち切れずに焼き芋にして
写真撮るのも忘れて1個食べたのですが
ホクホクと身が詰まって、甘くてすごく美味しい!


安納芋のように粘りつく甘さのお芋は私は好みでなく
こんなホロっとした口溶けの、渋めのお茶に合うようなのが
大好きです❤️。
来週行ってまだ残ってたら、あるだけ買い占めようかな。

作ってもイノシシにやられるから、と農家さんの作る人が
減っているらしく、地物は貴重です。







ポラン亭の前の栗林ですが、台風で実が落ちて傷んだり
枝が折れたりしていました。
こちらもイノシシの荒らした跡があります。

ちょっと片付けたお駄賃に拾った栗が



20個余り。
これも本当は1週間ほど置いた方が美味しいらしいけど
初物なのでさっそく




渋皮揚げにしてみました。
鬼皮を剥いて油で揚げて塩を振るだけです。
渋皮は揚げると渋みが抑えられて、パリパリ美味しく
実はホクホクです。

確かに甘味はまだ物足りないけど、秋の風味が楽しめます。

栗(九里)より(四里)美味いからさつま芋を十三里って言うと
何かで見たことがあります。
どちらが美味しいかは好みだけど、どちらも季節の恵みです。
ありがたくいただきます。

この日の夕食は他に










タラのキノコあんかけ
イチジクとマッシュルーム、生ハムのオリーブマリネ
麻婆春雨
空芯菜のおひたし
でした。

イチジクが1パック400円のが、ちょっと熟れ過ぎ200円でした。



大阪では14日、月曜日マンモス展に行きました。






永久凍土が陥没してできたクレーターから掘り出された
マンモスの皮膚や骨、だけでなく




きれいに原型を留めた仔馬のフジ。



荘厳な気持ちになりました。


場内は写真🆗の所がほとんどで、一部ダメな所は
そう表示されています。

一番の見どころ、冷凍保存のマンモスの頭骨はダメですが




場外にレプリカが展示されていました。

土日は見学者が多くて入場制限で待ち時間があるけど

平日の朝一番はゆっくり見ることができました。

恐竜マニアではないのですが、ロマンがあって
楽しい時間を過ごせて良かったです。

そしてその後、映画を観ました。






フランスで大ヒットした、実話に基づくお話です。

自閉症とか就労支援とか、仕事柄日常的に触れているので
そうでない人の、誤解や無理解のあり方を見てなるほど、と
納得して勉強になりました。
その中で、周囲への啓発を広げながら活動する主人公に
感動したし、
日本でも同じような仕事で苦労してる友人たちに、
もっと注目や関心が集まれば良いな、と思いました。

シルバー料金になってから観た映画の
チラシをファイルに閉じて記録に残しています。

2ヶ月で12作観ました。

梅田か十三で観ることが多く、
お昼ご飯は梅田の居酒屋さん「かっぽう着」によく行きます。
四品定食と言って
御飯、味噌汁にメインを一品小鉢を三品選んで792円です。

おかず四品で豪華、御飯は小盛りにしてもらっても満腹です。
その上
四のつく日は小鉢が四品になるのです!超豪華です。
お盆に乗り切らないほどです。

14日のお昼は




メインはサンマの塩焼きととり唐揚げ。
小鉢がほうれん草のお浸し、冷やっこ、コロッケ、
アジフライ、山芋トロロ、ナスの揚げ煮、鯖きずし、
オクラ。
2人で取り分けるから十品も食べられるのです。
満腹、満足!

コロナの流行も一進一退ですが
映画館の対策も軌道に乗って来て、不安はありません。
外食も席間の距離を取ったり、長居しないなど
工夫しながら楽しめるようになって来ています。

これから秋から冬は、気を緩めずに対策しつつ
インフルエンザにも備えなくてはいけませんね。

元気に乗り切りたいものです。




















9月8日 夏から秋へ

2020-09-08 06:57:00 | 日記


一番大きいのから右回りに
黄スイカ、カボチャ、トウガン、ソーメンカボチャ。


牛窓は瓜類がなんでも良くできて、
地元の八百屋さん、農協直売所、無人販売所などで
大阪の半額くらいで売ってもらえるので、買い物が楽しいです。

この日はスイカ農家の無人販売所で黄スイカと
ソーメンカボチャを買いました。

スイカ農家さんの軒先には、夏の間はスイカやメロンが
ズラーッと並んで、お店番のお母さんが居ますが

季節が終わると無人販売所になるのです。

お金は缶に入れて品物を持って帰るシステムなので
お釣りのいらないように小銭が大切。
500円玉2個持っていたので黄スイカ700円か800円
ソーメンカボチャ200円か300円の組み合わせを考え

この800円黄スイカと
200円ソーメンカボチャをいただくことに。


黄スイカは季節が後から来るんですね。






値札の位置の下をカット、それを半分にカットしました。
爽やかな甘さ、みずみずしさが残暑に嬉しいですね。






海からは、おこぜの煮付け、ベイカのパエリアを頂きます。

秋になると美味しい食材が、だんだんと出始めてきます。

今年はコロナと言い、長い梅雨、猛暑、と大変な年ですが
秋に来て、涼しさを感じる前にこの台風!

被害にあわれたみなさんには
心からお見舞いを申し上げます。

被害が最小限であります様に、早く日常に戻れますように。

自然には逆らえないのですが、
この強大な台風も、海水温の高さが原因とか。
これは人間が作った環境でいわば人災です。

自然と仲良く生活するために、身の回りの環境から
自分本位にならないよう、整えなくては、と思い






往く夏にお別れしました。

海の写真は8月末のです。
訪れる人も減って、サップのお父さんと子どもたち
ひと家族が楽しそうでした。

今年、最初で最後のひとり海水浴。
写真を撮ってる影が私です。