のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

のろかめ日記1月29日 春近し

2018-01-30 00:54:18 | 日記
日曜出勤の代休でした。映画に行こうと計画してたのですが、ポラン亭の水道管凍結&水漏れに対応するため、日帰りで行くことになりました。
水道を止めてあるので料理もできないから、と日帰りにしましたが、ちょっと考えて準備したら泊まれたのに、と反省。ゆっくりした時間を味わいたかったなあ✨。
数日前氷点下だったと思えないくらい明るい陽光にみちて、今週末は立春なんだ❗と肌で感じることができました。

いつも野菜を下さるKさんは栗林の手入れをされてました。


リラや梅がつぼみをつけています。

セージがよく育っています。

ほうれん草や蕪、チンゲン菜をいただいたので大阪での晩御飯、おひたし、炒め煮にしました。霜に当たって柔らか、滋味。


干し柿を吊るした日、1個だけ皮をむかず、熟し柿にしました。干し柿ができたときには未だ固かったので、ポラン亭の鐘に吊るし替え、やっと熟したので今日頂きました。



ゼリーのように柔らかく甘かった。干し柿のように縮まないのでボリュームあります。

太陽が時間を、季節を進めてくれていることがよくわかるポラン亭暮らし。
水道が使えない不便くらい、ちょっとの知恵と工夫で乗りきろう✨。

立春は前島で「日本のエーゲ海マラソン」です。

のろかめ日記1月27日ブルガリアン.ヴォイス

2018-01-27 22:26:54 | 日記
寒い日、雪の日の後なので、今日は少し暖かく感じました。
ちょっと素敵な音楽を味わって来たお陰もあるでしょうか。

ブルガリアからのアカペラグループ「アンジェリーテ」。
ブルガリアの女性コーラスと聞いてウィーン少年合唱団みたいな音楽を想像してたのですが、全く違いました。
地声、ノンビブラート、伝統的な複旋律、5拍子、7拍子等のリズム。時々かけ声と言うか合の手のような声が入ったり。
歌詞の内容はわからないのですが、物語性の色濃い物ではないかな、文楽で聞く義太夫節を連想しました。

民族衣装が全員色合いやデザインが違い、とても可愛らしかったです。かなりポッチャリ体型の人もいらっしゃるけど、健康的で軽やか。年齢層はどれくらいか、とても気になる❗経験豊かな実力者揃いだから、そこそこのお年と思いますが、皆さん可愛いので年齢が想像つきません。

前回の来日(1995)では阪神淡路大震災の復興イベントに参加されたのだとか。
復興の象徴である芸術文化センターでのコンサートにはどんな想いを込めて演奏されたのでしょうか。
アンコールで「ふるさと」を歌われましたが、少し訛って聞こえる「いつの日にか帰らん 山は青きふるさと 水は清きふるさと」の歌詞に、涙がこぼれました。
阪神淡路からはずいぶん日がたち、忘れたり知らないという人も多くなるなど、ある意味復興したのかもしれません。が、今の日本には東日本大震災の被災者の方々、原発の影響を受けて山青く水清いふるさとに戻れないままの方々がいらっしゃいます。

遠いブルガリアの音楽を楽しく味わい、伝統、伝承、文化、心の豊かさ、人間らしい生活、復興、再生、等の言葉が沸々と心に浮かんだ時間でした。

終演後、メンバーの皆さんがロビーに出てきてくれました。
背伸びして写真を撮りましたが、人だかりが凄く、上手くは写りませんでした。人気の程は想像していただけるかな😉。



のろかめ日記1月21日また寒波が来るよ

2018-01-21 12:39:55 | 日記


昨日、今日は陽射しが麗らかで、暖かいポラン亭です。でも、灯油を入れに行ったスタンドのおじさんが「マイナス4度の冷え込みが来ますよ❗水道管が凍結するかも」って。先週、ポラン亭はトイレの水道管が凍って2階も1階も水浸しになって、大慌てしたばかり。厳戒体制をとろう😅。


トイレの壁はプチプチ、水道管はパイプカバーで保温。



レモンの木は台所の陽の当たるところに移動。ポラン亭主が鉢にシートを巻いて保温対策してくれました。

凍結防止兼シクラメン水やりシステム💖。
水道を出しっぱなしにして凍結防止、シクラメンの鉢で受けて水やり。2鉢あるから洗い桶とまな板で段差をつけて。


寒いと大変だけど、美味しくなるものもたくさん。珍しいですよね、アンコウのちっさいの。7匹で880円、興味津々で買ってみました。唐揚げに。身はふぐよりぷりっぷり、骨までいけました❗


鱈と蕪のクリーミースープ。


きのこの山かけ、春の予感の菜の花とワカメのからし和え。

寒波に耐えておうちもレモンも無事でいてくれますように。
春よ、来い❗はーやく、来い🎵。

のろかめ日記1月16日 厳寒の梅

2018-01-15 18:10:18 | 日記
沖縄から戻り、仕事も始まったけれど、ポラン亭は新年初。懐かしいお客様を迎えて華やぎました。
でも❕寒さが尋常ではなかった数日、いろんなトラブルもありました。

まず、トイレの扉の下に水溜まり。とっさに思い起こした約2年前の水道管爆発💥ほどではなかったけれど、水道管が凍って割れた部分から水漏れ。トイレが水浸しで階下のトイレの天井、壁にも伝い流れていました❗
慌てたので写真撮ってません😅。

レモンの苗木は倉庫で元気と信じてたのに、こちらも氷点下で可哀想な萎れ方です。

復活するかなあ?頑張れ👊😆🎵。

お客様はポラン亭主の教え子(といっても立派なキャリアレディーに成長してます)と元同僚でお二人は師弟関係。お互い良い生徒、良い先生だったんですね😉。数十年もお付き合いが出来るって。
今が旬のカキパーティーと言うことで、いつも野菜を下さるKさんもお招きしました。お土産たくさん持って来てくださいました。


生牡蠣、蒸しガキ、焼きガキ、グラタン、肉巻き焼き、春巻き、キムチチゲとみんなどんどん食べていきました❗
ほとんど写真とる間もなく。




牡蠣じゃないけど、Kさんから、猪が捕れたからとフレッシュな心臓とレバーもいただき、ブランデー仕上げのハーブ焼きを。


楽しいお喋りにあっという間の時間をすごし、珍しく音楽は抜きで眠りにつきました。

翌朝、また、猪が罠にかかった❗と言うことで見学に行きました。興奮して暴れたら罠を切って逃げることもあるので、遠巻きに写真撮影。猟師さんがあっという間に仕留めてくれました。

駆除すべき害獣に違いなく、食べ物としての価値もある猪だけど、さっきまで生きてた命が儚く終わる瞬間に立ち会うと、色々考えます。
いただくときは、きちんといただかなくては😌。

帰り道、梅がつぼみを持ってるのを見ました。

まだ小さく硬いけれど、梅だよ❗と主張していました。
極寒ですが、この先に、必ず春が待ってますね。元気に過ごしましょう❗



のろかめ日記1月9日 沖縄への気持ち2

2018-01-08 23:36:57 | 日記
沖縄の音楽で一番に思いつくのが「さとうきび畑」。11番まで暗譜で歌えるくらい好きだし、さとうきび畑に立つと、ざわわ~♪ざわわ~♪のメロディーが聞こえてくる気がします。

伊江島にはさとうきび畑が多く黒砂糖が名産です。そして落花生も。

美味しい黒糖ピーナッツを見つけてお土産に買いました。

伊江島の「土の宿」の管理人さんが立ち上げた障がい者作業所の製品です。すっごく手間をかけて作るそうです。地元の名産品で美味しいものを作るのは豊かな事だと思います。

私は料理をするのも好きですが、材料の時点から自分の手で作ることに憧れています。

大宜味村「笑味の店」のお任せランチ。

野菜はお店の前の畑から直送。

沖縄の野菜や果物は味や香りが力強く生命力を感じますね。野性的と言うか。シークヮーサーは山の中にも自生してましたよ。


東村「民宿島ぞうり」さんはコーヒーの栽培をされていて、実を収穫させていただきました。

大阪に帰って来て実を剥いて豆を取り出しました。

1つの実に豆は2つですが、時々1つのや3つのもあります。


一晩水につけてぬめりを取り、そのあと2ヶ月くらい乾燥させてから豆の薄皮を剥き、焙煎します。

コーヒーを飲むまでに、手摘みにこの量で4人で30分くらい、実を剥くのに1時間。2ヶ月置いとく時間は別にして、薄皮を剥くのにきっと2時間はいるし、焙煎にも1時間くらいかかる。手間の御馳走だな、とつくづく。
憧れだけではやりきれませんが、豊かさって、こういう時間の使い方を言うのかもしれない、と思う沖縄の旅でした。