のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

10月26日 海が割れる

2021-10-26 22:31:00 | 日記
ついこの前まで、家族連れが賑やかに遊んでいた海岸が、寂しくなりました。




朝晩は寒い、そろそろストーブの用意を、、
という頃になって

「日曜日は潮が良いから、カヌーで
 ヴィーナスロードに行こ」とポラン亭主。

ヴィーナスロードとは牛窓の観光名所で、
潮が引き切った時にだけ現れて、
3つの島を結ぶ砂の道です。

無人島で、定期船は行かないので
ホテルの実施するツアーか
チャーター船を頼むか
自力で、(カヌー、サップ、泳ぐ等)
行くしかない所。

干潮は早朝6時20分‼️
朝起きるのは5時❗️眠いよ、寒いよ😵。


でも、今年は夏の間ずっと海にも行かず
カヌーにも乗ってない。
今年初で最後の海上散歩のチャンスなので
気合を入れて敢行です。






まだ暗いうちに家を出て
海沿いの道から朝焼けを見て
振り返ったら月はまだそこで、、
幸い、覚悟したほどの冷え込みはなく



車で出発点を目指します。

久々ですが意外にテキパキ出港準備でき




漕ぎ出すとすぐに日の出で







暖かくなってくるけど、目前に見える島が
潮の流れの加減でなかなか近付きません。

でもほんとに久しぶりの海上散歩で
もう、それはそれは、気持ち良いです。

ようやく目的地点。




左に見える2つの島を結ぶ道に上陸。
といっても潮が満ちると沈む道なので
急がないと次の島まで行けない。




右の島そばまで、小走りに行ってみます。

戻ってきたらすでに潮が満ち始め




道が途切れかけです。

カヌーが流されたら帰れないので
急ぎ確保すると






舟底に小さな魚が1匹。
何の子供かわかりませんが
水面をツンツン跳ねてるのがいたので
着水点を間違えてしまったのでしょう。

つまんだら潰してしまいそうな小ささ。
慎重に救出して海に戻して別れます。

帰りはさっきと逆で潮に乗り
早く帰れそうでしたが




漁船の立てる波に押されたりして
思ったより時間がかかりました。

それでも2時間弱の最上の時間。

ヴィーナスロードは自然の条件次第で
うまく完全に繋がる時ばかりではなく

今回は絶好のチャンスに恵まれたのです。

上陸してカヌーを車に積んだら8時。

楽しく無事に戻れました。満足満足💖。


前日ディナーは




イワシのソテー トマトソース
ナスのポン酢焼き

豚肉と蓮根の炒め煮
すりおろしたレンコンを絡めます



ハマチの野菜たっぷりカルパッチョ

次の日は朝早いから、と
時間のかからないものを中心です。

イワシはきれいに開いてあるのが
5匹で300円。
手間賃だけにしかならない?と
申し訳ないように思います。
海の恵みに感謝です。













10月19日 音楽会の楽しみ

2021-10-19 01:25:00 | 日記
あわてて長袖の服を出した今朝。
長かった夏日がようやく秋にバトンタッチです。

この時期のお楽しみ、黒枝豆。





大阪から牛窓に向かう途中、
国道沿いの農家さんが直売してくれます。
名前の通り、枝ごと買ってハサミで実を取り
塩揉み、塩茹で5分前後です。
ずっと食べ続けていられるほど美味しい❣️

サツマイモも採れたようで





結構大きなお芋が4本で200円‼️
安くて美味しい魅力的な食べ物です。

ポラン亭主は大学いもが好きなので
作ってみました。

揚げて市販のタレをからめるのが手軽ですが

油、砂糖、お芋を順にフライパンに入れて
火をつけ蓋をして、揚げ煮っぽくしたら
簡単で、洗い物が少なくて良いのです。
仕上がりはあっさりしていて
揚げるよりカロリー控えめだと思います。

イノシシがほとんど食べるから、と
作る農家さんが減っているらしいけど
美味しいお芋をありがとうございます💖。

味覚の秋に溺れそうですが

先週末は芸術の秋も堪能しました。

土曜日、ソプラノ歌手の友だちが
リサイタルを開きました。


本当は去年の予定がコロナで延期。
緊急事態が解けて入場制限も無くなり
実施の運びとなったのです。

頂点と決めた日から1年以上、
成果を維持する努力を続けてきて
ちゃんと実を結びました。
職場でも家庭でも地域でも
責任をしっかり果たした上で。

もう、その立派さに頭が下がるし
感動しすぎて涙も出ず
笑ってしまいました。

こんな素敵な人と友だちでいられるって。
幸せって、こういうことを言うんだなあ💖。


私もがんばろ、、と思った翌日。

日曜日に出演したコンサートは




『エラールピアノを楽しむコンサート』

エラールというフランスのメーカーが作った
百年物のコンサートグランドピアノを
修復や管理をされている工房で、
演奏して楽しみましょう、という会です。

日本には4台しかないピアノ。
音色も柔らかで美しいですが
触り心地、弾き心地が
うっとり、とろけるようなのです。





貴重な楽器に触れられる機会に
ショパンの前奏曲13番を演奏しました。
エラールはショパンも愛したピアノです。

とても気持ちよく弾いてたのに
ミスタッチをひとつしたら
あれ、えっ、あら〜、、、と脱輪して
道を外れ、ウロウロして、
なんとか終えました。
間違えたことなかったところで
まさかの大失敗で凹みましたが、

次はポラン亭主のバイオリンの伴奏♪
必死で気持ちを立てなおしです。







練習に、もうこれで良い、は無いけど
できる範囲で精一杯やった努力が
形になるって、実は、難しいです。

終わったら反省点と次への課題が大きく
達成感を味わってる場合じゃ無いけど






せっかく京都まで来たんだから
おばんざいの店で
糸こんにゃくの明太子和え、や
カワハギのお造り、なんかで
乾杯して帰ってきました。



鴨川に等間隔で座ってるカップル



京都の夜って何年ぶりかなあ

日帰りではありましたが

音楽は、長くてスリル満点の心の旅でした。














10月5日 栗とキノコ

2021-10-05 00:33:00 | 日記
10月になったのに、昼間はまだまだ暑く
衣替えの意欲が湧かず、衣類整理もできてません。

暑さ寒さも彼岸まで、、、と言う言葉がありますが

お彼岸の頃、彼岸花と一緒によくキノコを見ました。




公園を散歩中に見たのですが、売ってるヒラタケ似。
食べられそうな気がしますが毒キノコです。

何でも自然の物が貴重で美味しいと思い込みがあるけど
キノコは手を出さない方が良いみたいですね。

秋はキノコが美味しくなるな、と思い続けていて

涼しくなるのを待ちきれず
買ったキノコのカリカリ焼きを。




割いて細かくした舞茸に片くり粉をまぶし
フライパンで油焼きして塩を振っただけです。
なんとなく秋の味。

秋の味と言えば栗も盛りで








渋皮栗の赤ワイン煮を作りました。
3回、重曹を入れて茹でこぼし、
4回目はお湯だけで茹でて
都度、水にとって優しくこすり洗い。
つるんとしてきたら赤ワインと砂糖で煮ます。

考えず買い置きのワインを使ったので重い味、
栗を煮るには不向きでちょっと失敗でしたが、
見た目はきれいにできました。
一晩置いてみりんで味を修正でなんとか、、、。

渋皮煮は、鬼皮をむくときに、
ちょっとでも傷つくと茹でてる時に割れてしまい
数えるほどしか形の良いのが残らない。

今回は、むくのが割にうまくいったのと
ていねいに優しく、を心がけて茹でたりこすったり
ほとんど割れずに形が整って出来ました。




いつもはきれいなのはお客さん用かプレゼントに
自分で食べるのはカケラを集めて、ですが

こんなおやつタイムもできました。

むくとき、渋皮に傷がついたら無理せず
素揚げして食べても美味しいです。




下茹でも、こすり洗いも無しで
ワイルドに揚げるだけで
パリパリと香ばしい皮とホクホクの中身。
季節の恵みのご馳走です。




ポラン亭主は渋皮をむいて作る甘露煮を好みますが
渋皮、食べないともったいないと思います。


秋の美味しい物はたくさんありますが
栗はむいたり料理するのも楽しくて大好きです。








カワハギとブロッコリーのオイル蒸し
肉じゃがイタリアン(出汁の代わりにトマトジュース)
柿と炒めたマッシュルームと生ハムオリーブオイル和え

歳とともに酒量は減ってきてるのですが
作るご飯は、お酒のアテっぽい物が多いなぁ。

今日は日記というよりお料理紹介だけでした。