のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

のろかめ日記7月1日 一年の半分過ぎました

2019-06-30 22:15:13 | 日記
遅い梅雨入りです。ようやく、、

レモンの実がそれらしく成長してきました。


今年はひとりっ子と思ってましたが

次の花のつぼみがふくらんでいたり


葉っぱも新芽がたくさん出ています。

ひょっとしたらふたつ、みっつと実がなるかなあ。

桃の季節です。
夏の朝ごはんのご馳走、桃のスムージー。

庭のミントが入ってさわやかな香り。

卵の黄色、きゅうりとインゲンの緑に映える
真紅のスモモ。


そして初体験!桃は桃でもヤマモモ。

土曜日、オリーブ園のイベントでヤマモモ収穫体験と
ジュース、ジャム作りの講習があり参加しました。

駐車場から少し下った所にある畑。





脚立も用意してくれてましたが、
大きな木なので手の届かない実がほとんど。

自然に落ちたら土に帰るだけだそうです。

それならもったいないなあ、と夢中で取ります。
時々つまみ食いしながら。
生は少し渋みがある。









手袋をしていないと果汁で真っ赤に指が染まるし、
上むいて摘む時に果汁が降ってきたり。
汚れても良い服装で、と言われたわけです。

1時間たらずで袋にいっぱい、


帰宅して計量したら一袋2キロ以上ありました。

レシピカードをもらって、説明を聞きながら
ジュースの試飲、フランスパンにジャムとオリーブオイルをかけたのを試食。







作業が楽しみになります。

今年は豊作だけど、まったくと言って良いほどならない年もあるそうです。自然の恵み。

生の実は傷みやすいので、帰宅したら即作業!

まずはジュースを作ります。

やわらかい実を潰さないように洗うのですが
表面がつぶつぶなのでゴミがめり込んでいます。
約4キロ洗うのに小一時間!
ザルにあげて水切り。一つが約1キロです。



黒っぽいのが完熟で適してるのですが
中にはまだ若いのも。



ポラン亭一番の大鍋を使いました。
実1キロにつき、一個分のレモンの輪切り、
約300グラムの砂糖。
4キロの実に1、2キロの砂糖は壮観です。





水をひたひた手前くらい入れて、点火。

沸騰してから15分くらいで水分が上がり良い感じ。



アクが出てくるので取ります。



水分が出て実は小さくなります。

ザルで濾したらジュース完成。




ここまでは比較的楽でした。

この実をひとつづつ、種を取ります。

夕食後にポラン亭主と二人掛かり、黙々と1時間。
手袋してても柔らかな実が潰れて腕まで赤くなり
糖分を含んでいるのでベタベタ。
とても写真は撮れなかったのですが

種が取れたら、さらに400グラムの砂糖を
追加して煮詰めます。

出来上がりの綺麗な赤いジャム。



袋に入ったのは冷凍します。

小さな瓶はプレゼント用。

翌朝さっそくトーストにのせていただきます。



さっぱり甘酸っぱい、美味しいジャムです。

夏を楽しもうという元気が湧いて来ます。

そして、茅の輪くぐりへ。


暑くなるけど、今日まで無事日々を生きて
一年の半分を終えました。
区切りの感謝の1日です。



のろかめ日記6月24日 昨日は慰霊の日

2019-06-24 13:57:05 | 日記


ざわわー♪ ざわわー♪ ざわわー🎶
昨日、6月23日は沖縄慰霊の日。
ポラン亭から大阪に戻り、友だちの出演するコンサートを鑑賞。
オペラの名曲の数々、素晴らしい演奏を楽しみました。

移動中だったのでテレビの平和式典も見ず黙祷も捧げず。

それでもふと、心に浮かんでくるのは「さとうきび畑」の歌でした。

そして、この日の、沖縄普天間の夕陽。
佐喜眞美術館の屋上には6段と23段の階段があり
その先の小窓に落ちていきます。
丸木位里・俊ご夫妻が描いた「沖縄戦の図」を展示する為、できた美術館です。



今日の新聞に式典で発表された山内玲奈さんの平和の詩がありました。



お金持ちになることや
有名になることが
幸せではない
家族と友だちと笑いあえる毎日こそが
本当の幸せだ
未来に夢を持つことこそが
最高の幸せだ

なんて素直で美しい表現でしょうか。
本当にその通りだし、それに幼くして気づく聡明さに感心です。
その価値観を大切に生きて、幸せになってほしいと思いました。




玉城デニー知事の平和宣言も、胸を打ちます。
沖縄は大好きで何度も訪れているし、その度に平和学習を少しはして、
理解してるつもりでもまだまだ足りないなあ、、、
頭が下がるばかりです。



安倍さんは、自分の挨拶の言葉とやってることの乖離がわからない?
式典ではヤジがとんでいたそうですが、沖縄の地で、沖縄県民を前に
平然とこの挨拶文を読める感性が不思議です。
誰かに書いてもらってるんだとは思うけれど。

夏になると沖縄を思い、続いてるんだと瀬戸内の海を眺めます。



土曜日はご近所さんと飲み会でした。
フルートとピアノ奏者のご夫妻Yさんと整体師のGさん、ご来亭。




筍のキッシュを焼いて


ナスのソテー、バルサミコ酢マリネ。最近はまっている一品。


トマトの大葉風味サラダ。



イカのお刺身と、ブロッコリーと椎茸を加えてアヒージョ。

若竹煮はYさんのお持たせ。


などなどを肴によく飲んで


歌ったり


ヴァイオリン曲をフルートで即興演奏したり

また食べたり。
用意した料理は食べきれないかと思いきや、ちょっと足りない目。
元気なみんなは食欲旺盛です。

そして日付が変わる寸前に
「明日は5時起きだから、そろそろ」とお開きになりました。

こういう時間こそ、至福の時。
家族と友だちと笑いあえる〜本当の幸せです。

またこうやって集えることを、普通に信じられる平和な日々を
過ごしていきたいものです。



のろかめ日記6月17日 展望風呂

2019-06-17 12:30:08 | 日記

先週土曜日は義太夫ワークショップ2回目があり、終了後、新幹線でポラン亭に向かいました。


ポラン亭主は先に行って、1人で木を切ったり料理を作ったり奮闘していました。

出来ていたポラン亭主の手料理は


チキン風味のポテトサラダ
チキンは入ってないのですが、ポテトの味付けに鶏ガラスープの素を使ったのだそうです。肉っ気も脂っ気もないのにコクがあって美味しいです。


アジの南蛮漬け
玉ねぎと生姜の千切りが入っていて、甘めの南蛮酢にパンチが効いてます。

そしてそこに共同作業で追加

鯛とチョリソーのピザ風
小さめの鯛が筒切りでソテーしてあり、チョリソーとトマトソース、チーズで煮込まれています。
三枚おろしより身がふっくら感じます。
鯛は和のイメージが強いですが、イタリアンにも合います。


ナスのソテー、バルサミコ酢マリネ
簡単で美味しい!食べる直前に作ったからマリネ液に漬けたのは20分くらいだけど、もっと漬けたらもっと美味しいのでしょう。ナス3本くらい食べたい!

和洋折衷でお酒にもワインにも合うメニューでした。

この日は雨風が強く、屋外のお風呂には傘をさして行き、窓も閉めたままなので気付かなかったのですが

次の日、晴れた海の景色❣️

窓の外は小さいハーブ畑、その奥に名前も知らない木が繁って、見晴らしを悪くしていたのを、
ポラン亭主はずっと気にしていたらしく、あの雨風のなか、1人で切ったのだそうです。

まだもうちょっと切る、と言うのを手伝いました。



ついでに

紫陽花の場所も繁りかかっている木を切りました。

陽当たりが良くなったかな。

レモンの実の赤ちゃんは少しだけ大きくなりました。

もう一つあったのに落ちてしまったようで、今年は成ってもひとりっ子です。
無事成長できたら良いけれど、なり口の枝が少し傷んでいます。毛虫のせいかな。心配です。

秋には自家製レモンで一品作れるように、愛情を注ぎます。





のろかめ日記6月10日 海開き

2019-06-10 07:38:10 | 日記
先週末は曇りや雨の予報でしたが、
牛窓は気持ちの良い晴れでした。
久しぶりにヨットハーバーの食堂でお昼ご飯。



見晴らしも良く、往き来するヨットを眺めて


ハンバーグと


ミックスフライの定食です。


スープはえんどう豆

デザートにはババロアも付いてます。


サラダのトッピングと、フライの1個に
そうめん南瓜が使われていて
早いようだけどもう時期なのかな、と思っていると


店員さんが展示用に出してこられました。

聞くと、ハウス栽培の物だそうです。
これを輪切りにして茹でると、実がほぐれて麺状になり
シャキシャキして美味しいです。
フライは茹でずに揚げてあるので固形だけど
口の中でホロっと崩れます。

地元食材を積極的に使った美味しいご飯でした。

ヨットを見てると海に出たくなり


ゴムボートを出して海上散歩。
今年初の舟出、海開きです。

冬の間はエンジンの手入れを怠らず快調に保ってたけど
春から、桜や小鳥や草刈りに気を取られて放ってあったので
ちょっと、どこか変な調子でしたが
海の上はやっぱり良いです。







心地よく疲れて、夕食の準備。

メニューは


紫玉ねぎのマリネサラダ。


石鯛のお刺身。


1匹買うのは高いので、少量パックのを買いました。
コリコリして美味しい!

冷凍庫の残り物のあら炊き、


茄子のソテーアンチョビソース。

ニンニクとアンチョビをみじん切りにしてバターで炒めます。
茄子に良くあってすっごく気に入ってます。

おこげの海鮮あんかけ。


海で過ごしてご馳走食べて、ぐっすり眠る幸せ。

翌朝も良い天気。

ヤマガラはもう巣立ったようで、ドングリの木は静かだけど


近所に巣があるらしいトンビが、ほんとに近くまで来ます。
3羽でいることが多いけど、家族かな。



気持ちの良い週末だったのに、大阪に帰るとまたまた
堺市長選が維新にやられている!
先日、藤井克徳さん(日本障害者協議会代表)の講演で
ヒットラーも最初は経済政策が評価されて国民の人気者だった、
だんだん強者の論理で弱者、少数者を貶めるようになり
T4作戦〜ホロコーストへと突き進んだ、と学びました。

T4作戦とは初めて知ったけれど、ユダヤ人虐殺に先立って行われた、
障害者の大量虐殺です。ヒットラーが「苦しみの中にある彼らに
安楽死を与える権利を認める」と医者の集団に宣言して、
虐殺施設に20万人以上を送り込みました。

維新の政治家が繰り返してる問題発言は根本がこれに似ている。
儲け話、調子良い話で気を引いておいて、
強いものへの憧れを利用、弱者切り捨てに持っていきます。
優生思想、差別思想。



気が重いけれど、騙されないための学習をしたいと思います。


のろかめ日記6月5日 桜の実

2019-06-05 07:57:07 | 日記
街路樹が香っていると思ったらクチナシが咲いていました。

この花は、一つ咲いたと気付いたら、翌日には八分咲き位で、成長の早い花のようです。
大阪では季節の移り変わりが分かりにくいものですが、通勤途上に初夏を感じました。


ポラン亭のレモンは、実の赤ちゃんが2つ、増える気配も成長の気配もあまりなく、希望を持って良いのか少し微妙です。



少し日を当ててやろうと防蝶ネットを外すと



狙っていたように黒アゲハが寄って来て産卵しようとします。
可哀想だけど、シッ!と追い払うとキンカンの木に寄って行きました。

ヤマガラの巣には、まだ出入りがありますが、巣立ちはどうなっているのか、少し心配です。



先週はポラン亭にお客様があり、酒宴で盛り上がったり、犬島散策に出かけたりしました。

お酒のアテは



ひらめ皿に盛った姿造り。
魚屋さんに取りに行ったら、ちょうど仕上げの最中でした。


鱧もお願いしていたので、骨切りの様子も。


久しぶりのベトナム春巻きには庭のハーブを色々入れました。



舌平目のムニエルや鱧のお吸い物椀。



瀬戸内の恵み満載でお酒とワインが進み過ぎました。

翌る日の犬島は曇り空で、瀬戸内国際芸術祭が終わったばかりで人少な。
ゆったり散策しました。

桜の花はとうに終わっているけれど、黒く熟した小さな実をひとつ。
食べてみたらとても甘くて美味しいのです。
夢中で収穫するご夫妻。



ジャムにしてヨーグルトに入れて食べよう!と袋一杯収穫したのに

お帰りの時には置き忘れていらっしゃったので



私が炊いてみました。
タネを取ると半分以下に減ってしまい、小さなビン2つはうまらない量です。

でも見るだけだと思ってた桜に🌸、美味しい実がなるのだと発見。

犬島はいつ行っても何か発見がある旅です。