のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

のろかめ日記 2月25日 ウグイスの初音

2020-02-25 07:25:00 | 日記
先週土曜日は、お天気が崩れて、四天王寺の縁日をのぞいたものの、ひっそりでした。


いつ降り出すかという雨を避けて、荷出しを見合わせている店主さんたちの車。
見頃の梅が人待ち顔。




それでも何店かは開けていて、果物屋さんでは

今シーズン最後やから、もう大安売り!と言って有田みかんが300円でした。木なりで熟して甘いけど、売れ残ったらすぐに腐ってダメになるでしょうね、もったい無い。

この日は2月22日で、二歳参りという風習があるのだとか。
茅の輪が置かれていたので潜っておきました。




そして2月22日はニャンニャンニャンで猫の日。

先日、ポラン亭主が肉球新党の集会で買って来てくれたTシャツを着て過ごします。




背面にもメッセージが。








コーヒータイムは猫のコースターで。




コーヒーと並んでたらメロンパンに見えそうな、カリフラワー。

色とりどりで美味しいですよ。



 

夕方には雨が強く降ったりしましたが、夜には星が出て

翌朝はようやく聞けたウグイスの初音。




この藪の中から聞こえます。




ポラン亭の梅もウグイスを大歓迎。


日曜日は大阪から遊びに来てくれたお客さんと牡蠣パーティー。





1、5キロの剥き身の牡蠣は数えたら82個ありました。


 
肉巻きに20個



春巻きに20個



グラタンに8個



アヒージョに12個



牡蠣チゲに残り全部、入れました。




蒸し牡蠣は殻付き2キロ別に買って




生も虫明産のを1パック買ってました。
ここに添えたレモンは島根のお友だちが送ってくれた物!




せっかくだから添え物じゃなくレモンメインの物を、、と焼いたレモンケーキ。



180度で焼いたら生地が締まりすぎて焦げました。
味は美味しいのだけれど、再チャレンジしてみなくては。




食事も喜んでくれたご夫婦は、ぐっすり眠ってウグイスの声で目覚めた!と感動されてました。

さあ、春。
三寒四温でちょっと寒い日もあるでしょうが、
梅、ウグイスとくれば次は桜が待たれます。

ジャンボレモンの次の開花も。




今は倉庫の中。3月になったら外に出ようね。














のろかめ日記2月20日 フリーズドライ

2020-02-20 00:34:45 | 日記



霧氷を、生まれて初めて見ました。

2月17日、三重と奈良の県境にある高見山(標高1248メートル)に登りました。

朝8時過ぎ、車でいらっしゃる友人ご夫妻と近鉄榛原駅で待ち合わせ、そこから30分少しのたかすみ温泉へ。



 
広い駐車場があり、登山道入口にもなっているのですが、今回はここを終着点にするべく、車を置いて村営のコミュニティバスで山裾をぐるっと回り反対側の登山道入口へ。

10時頃、歩きはじめてすぐ




小さな祠があって、鎌と鯛が飾ってあります。
山と林業の安全を祈る為でしょうか。

天気予報では寒いと言ってたけれど、歩いてると汗をかくくらい、汗が冷えたらダメだと服を一枚脱ぎました。








途中までは雪もまったくないです。
歩きやすい良い道。しんどいですけど💦。

頂上まであと300メートルとの標識から、雪や頭上高くに霧氷が見えはじめました。




登り3時間ほどで頂上で、急に反対斜面が開け






霧氷❗️霧氷❗️霧氷❗️

疲れを忘れて写真を撮っていると







風が出てきて寒い❄️。

急いで展望台の下の避難小屋に入ると、先客が3人いらっしゃり体温で暖かい。

それでも


マイナス2度でした。

ここで昼食に持参したおにぎらずを。




卵焼き、ハムステーキ、菜の花のお漬物、を具にして、明太子ふりかけとマヨネーズをご飯に乗せてサンド。巻き寿司用の海苔で包んで半分に切ります。
ご飯とおかずを一緒に、片手で食べられるし、ラップに包んだだけで持っていくとゴミも少なく山にはピッタリです。

食べたら元気出るけど、じっとしてたら寒いし、下山開始。
温泉を目指します♨️。

小屋を出たところで霧氷に触ってみました。
カサッとした感じ。
かたくも冷たくもありません。
氷や雪とは全然違うフリーズドライです。
けっこうしっかりついていて、簡単には取れません。
そうしてる間にも

風が強くなって、道が凍りはじめてます。不安定な足元、疲れ、寒さでよろけます。

前の日、スキー用の手袋を探したのだけど見つからず、100均のニット手袋を着けた手がかじかんで感覚がありません。ストックが握れないし、凍傷で指が千切れる、、、と一人パニック🤯。

見かねたポラン亭主が「冬山を舐めてる」と怒りながら手袋を取り替えてくれました。
良いのは暖かいですね。装備は大事。

下り道は膝や腰、筋が突っぱって痛みます。
どんどん下って、もうだいぶ来たはずと思ってもあまり距離は行ってません。

そこに見事な大杉。
写真撮ろうとスマホを出してビックリ‼️
バッテリー残量1%😵。
写真どころじゃない、壊れるやん!と電源を切りました。
全エネルギー放出して寒さに耐えてたのでしょうか。

私の身体も限界に近かったので、これ以降写真撮る元気は無かったですが、絶景スポットも温泉も打ち上げの居酒屋さんも写真無くて残念です。

普段は何気なく使ってる電気製品(スマホもデジカメも)って低温に弱いですね。
温める工夫が要ると思いました。

そこからさらに下る、下る。
ヨレヨレになって温泉に着いたのは4時半頃でした。
貸し切り状態でゆったり良いお湯に浸かり、心身ともに回復して500円です。お値打ちです。

そして榛原駅近くで見つけた居酒屋さんで打ち上げです。
街に戻っても寒いです。
ビールはやめて熱燗、ハンドルキーパーの奥様はゆず茶で乾杯!楽しく美味しく食べて飲んで、盛りあがりました。

筋肉痛はまだ治らないけど、思い出すと夢のように素敵な1日でした。











のろかめ日記 2月10日 レモン昇天

2020-02-10 17:41:00 | 日記
立春を過ぎてようやく本格的な寒さです。
そんな中、実は重そうだし、次に花開くのを待ってるつぼみの為にも、レモンを収穫する事にしました。





ここまでよく育ってくれました。
寒い時は倉庫の中で、蝶の繁殖期にはネットをかぶせ、大切にしてきた甲斐ありこんなに大きくなりました。



 
周囲が32、7センチ


重さは457グラムもありました。



切ったらこんな感じで



果汁が80グラムほど搾れました。

砂糖に






バターと卵、ボウルで混ぜながら湯煎にかけ



小さなビンにふたつ半のレモンカードができました。

皮も結構な量なので


 
前回苦かったのを反省して、刻んで2回茹でこぼし








煮詰めてブレンダーをかけママレードに。右のカラびんは前回の実で9月半ばに作った物を入れてました。

ちょうどこれいっぱいのを、大切に味わって食べ、ポラン亭に来てくれたお客さんにも少しずつ味わってもらいました。

それから成長した2番目の実からは大きなびんに八分目ほどのママレードができたのです。

自然の営みは凄いなあ。

レモンカード2びんは、その日宴会を催してくださったYさん宅へお土産に持って行き、半分のびんのは朝ごはんのトーストにぬって食べました。




 
待ちわびていた自家製レモンのレモンカード。
美味しくて美味しくて、レモンが命を賭して私たちを天国に連れて行ってくれた、と思いました。

実が無くなって枝が軽くなった木には
美味しいレモンを育ててくれてありがとう、と

いくつかついてる花のつぼみには
センパイは立派な美味しいレモンだったよ、慌てずゆっくり育って後に続いてね、と
声をかけました。

その日の宴会は




さつま芋とりんごのサラダ、
味付けは無し、オリーブオイルを回しかけただけ、という素材で勝負の逸品。

金時人参の明太子和え

ゴボウとこんにゃく牛肉の煮物、
セロリときゅうりの酢の物、

などなどYさんご夫妻の手料理で楽しませていただきました。 

どれも素朴な美味でいくら食べても飽きない美味しさで、松の司と言う滋賀のお酒と良くあっていました。





そして翌朝、キッチンに面したどんぐりの木にたくさんのメジロが来ました。
写真では暗くてよく見えませんが、綺麗な緑の身体に目のまわりの白い縁取りがかわいいです。
枝にいる小虫でも啄んでいるのでしょうか。
巣箱に入る気配はないのですが。 

そろそろウグイスが鳴くかな、と待っています。






















のろかめ日記2月4日 春へ

2020-02-04 12:10:00 | 日記
2日の日曜日、日本のエーゲ海マラソン5キロの部に出場しました。





毎年2月の最初の日曜日に前島で開催されて、今回で4度目の出場です。

初出場の4年前を思い出します。
ヘルニアで立つことさえ辛い日々からなんとか回復したい一心で、
2キロの部を完歩するのを目標にし、頑張ってゴールした時は涙が出ました。
歩けた!その上、時々小走り出来た。

自分の身体を自分の意思で動かせるって、何て素晴らしいのだろう!

翌年は3キロの部、
そして去年と今年は5キロです。

制限時間50分のところ42分少しの記録。
順位こそ後ろから3番目でしたが、途中で倒れることなく笑顔のゴールが切れたことが嬉しく、ありがたいです。

コースは起伏に富む、島をほぼ半周する景色の良い道。
海を見下ろしたり、道端の水仙を眺めたり。

フェリーで十分足らずですが、船で渡ってきた、というロマンがあります。





何時も朝ご飯は前日のかす鍋にお餅を入れたお雑煮を食べます。





何となく習慣になったのですが、勝負メシで、気合が入ります。

マラソンは先に10キロの部が出発するので、走るポラン亭主を見送ります。





一番後ろから悠々走り始める姿です。

そして私も走って(上り坂は歩くけど)、ゴール後、ちょっと休憩してからお出迎え。


暖かい日で汗びっしょりで帰ってきました。

10キロの部は島を一周するから起伏は5キロの数倍厳しく、とっても苦しいコースです。
「しんどかった」と言いつつ、充実した笑顔です。

2人とも桃太郎に応援された甲斐がありました。



マラソンの参加賞には備前焼の箸置きと




食事券が付いていて、炊き込みご飯と豚汁がいただけます。




ミツクラ農園が協賛していてマッシュルームがたくさん入ってます。
 


 
小学生のボランティアさんが販売していたひじきコロッケも一緒に食べました。

そしてマラソンコースをバスで港まで送ってもらって、フェリーで牛窓に戻り



カフェ・ミントに寄りました。
ここの店長はにゃん吉さんです。






 
正装して歓迎してくれます。

写真撮り忘れましたが、「デビルスフードケーキ」を食べました。
『悪魔に魂を売ってでも食べたい美味』という意味の名前のチョコレートケーキです。
でもこの日は悪魔ではなく自分へのご褒美です。

足腰は疲れてフラフラですが梅林が見頃だと、神崎公園まで見に行きました。





 
夜はゆっくりおでんと1日早いけど節分の巻き寿司を。


疲れたら準備が大変かもしれないと、前日簡単に仕込んでおいて、お刺身やイワシの煮付けは梅林の帰りに買いました。

翌日は節分祭に牛窓神社に行ってみたけれど祭事は終わっていて





福豆と福みかんだけ頂きました。


筋肉痛を楽しんでいる今日は立春です。
冬が来ないうちに春が来たような気もしますが
暑さ寒さも彼岸まで、というくらいだからまだ1ヶ月以上寒さの備えをしつつ、
春を待ちたいです。