HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)とは、赤血球中のヘモグロビンと糖が結合している割合を示す値で、血糖コントロールの程度を判断する重要な指標です。
HbA1c値:正常値は4.6~6.2% 赤血球中のヘモグロビンと糖の結合割合(%)
特徴:過去1~2ヶ月の血糖値の平均値を反映する
測定:健康診断の基本検査項目の1つ
目標値:糖尿病合併症予防のため、7.0%未満を目指しましょう
HbA1cは、ヘモグロビンとブドウ糖が一度結合すると離れずに赤血球が120日程生存できるため、直近の運動や食事習慣の影響を受けません。血糖値が高いほどヘモグロビンに結合するブドウ糖の量が多くなるため、HbA1c値も高くなります。
HbA1c値を下げるには、次のような方法があります。
1.朝、昼、夕食を一定の間隔で食べる
2.夕食や寝る前の食事は、少なめにする
3.野菜など食物繊維が多い物を積極的に食べ、食事の最初に食べる
4.運動習慣を身に付ける
5.睡眠不足を避ける
6.ストレスを避ける