ベンゾジアゼピン系薬等44成分の添付文書改訂指示
厚労省医薬・生活衛生局は3月21日、催眠鎮静剤、抗不安薬、抗てんかん薬で使用されるベンゾジアゼピン受容体作動薬などの医療用医薬品について、承認用量の範囲内でも漫然とした継続投与により依存性が生じることがあるとして、医療現場に注意喚起するため44成分の添付文書を改訂するよう、日本製薬団体連合会に通知で指示した。併せて、改訂内容を周知するよう日本医師会、日本薬剤師会、日本病院薬剤師会ほか、日本精神神経学会など関連学会に通知で依頼した。
具体的には、添付文書の「重要な基本的注意」の項で、連用により薬物依存が生じることがあると指摘し、漫然として継続投与を避けることを明記することにした。「重大な副作用」の項では、用量や使用期間に注意することなどを追記することにした。
これまで依存性については、長期に渡る大量投与時において生ずるとの考えの下で注意喚起をしてきている。しかし、近年は濫用や医療外使用によるものではなく、医療上の使用で生じる依存であるとする考えが徐々に浸透してきていることから、厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課は1月、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に対して、依存性などについて調査を依頼。その結果、「長期間服用することにより患者に依存を引き起こし、薬剤の中止が困難になること、増量を余儀なくされることが問題と考え、臨床上の使用によっても依存が起こりうる」ことについて、添付文書を改訂し注意喚起することが適切と判断した。
PMDA 「自己判断で服薬中止、減量しないで」 患者に呼びかけ
PMDAも同日、医療従事者向け文書「医薬品適正使用のお願い」をホームページに掲載し、
▽漫然とした継続投与による長期使用を避ける
▽用量を遵守し、類似薬の重複投与がないことを確認する
▽投与中止時は、漸減、隔日投与等にて慎重に減薬・中止を行う
--と、対応を呼びかけた。その中で「ベンゾジアゼピン受容体作動薬には、承認用量の範囲内でも長期服用するうちに身体依存が形成されることで、減量や中止時に離脱症状があらわれる特徴がある」と指摘し、不眠、不安、焦燥感、頭痛、嘔気・嘔吐、せん妄、振戦、痙攣発作などの症状を挙げた。
患者も文書を見ることを想定し、服薬中は医師、薬剤師に相談することとし「自己判断で服薬を注視したり、用量を減らしたりしない」よう注意を呼びかけた。
改訂指示のあった44成分は以下のとおり。(カッコ内が製品名、承認取得企業)
アルプラゾラム(コンスタン錠、武田テバ 他/ソラナックス錠、ファイザー 他)
エスゾピクロン(ルネスタ錠、エーザイ)
エスタゾラム(ユーロジン錠、同散、武田テバ 他)
エチゾラム(デパス錠、同細粒、田辺三菱製薬 他)
オキサゾラム(セレナール錠、同散、第一三共 他)
クアゼパム(ドラール錠、久光製薬 他)
クロキサゾラム(セパゾン錠、同散、第一三共)
クロチアゼパム(リーゼ錠、同顆粒、田辺三菱製薬 他)
クロラゼプ酸二カリウム(メンドンカプセル、マイランEPD)
クロルジアゼポキシド(コントール錠、同散、武田テバ 他)
ジアゼパム(セルシン錠、同散、同シロップ、同注射液、武田テバ 他/ホリゾン錠、同散、同注射液、丸石製薬 他/ダイアップ坐剤、高田製薬)
ゾピクロン(アモバン錠、サノフィ 他)
ゾルピデム酒石酸塩(マイスリー錠、アステラス製薬 他)
トリアゾラム(ハルシオン錠、ファイザー 他)
ニメタゼパム(エリミン錠、大日本住友製薬)
ハロキサゾラム(ソメリン細粒、同錠、第一三共)
フルジアゼパム(エリスパン錠、同細粒、大日本住友製薬)
フルタゾラム(コレミナール錠、同細粒、沢井製薬)
フルトプラゼパム(レスタス錠、日本ジェネリック)
フルニトラゼパム(サイレース錠、エーザイ 他/ロヒプノール錠、中外製薬 他)
フルラゼパム塩酸塩(ダルメートカプセル、共和薬品工業)
ブロチゾラム(レンドルミン錠、日本ベーリンガーインゲルハイム 他)
ブロマゼパム(レキソタン錠、同細粒、中外製薬 他)
メキサゾラム(メレックス錠、同細粒、第一三共)
メダゼパム(レスミット錠、塩野義製薬 他)
リルマザホン塩酸塩水和物(リスミー錠、塩野義製薬 他)
ロフラゼプ酸エチル(メイラックス細粒、同錠、Meiji Seika ファルマ 他)
ロラゼパム(ワイパックス錠、ファイザー 他)
ロルメタゼパム(エバミール錠、バイエル薬品/ロラメット錠、あすか製薬)
クロナゼパム(リボトリール錠、同細粒、中外製薬/ランドセン錠、同細粒、大日本住友製薬)
クロバザム(マイスタン錠、同細粒、大日本住友製薬)
ミダゾラム(ミダフレッサ静注、アルフレッサファーマ)
ニトラゼパム(ネルボン錠、同散、第一三共 他/ベンザリン錠、同細粒、塩野義製薬 他)
アモバルビタール(イソミタール原末、日本新薬)
セコバルビタールナトリウム(注射用アイオナール・ナトリウム、日医工)
ペントバルビタールカルシウム(ラボナ錠、田辺三菱製薬)
フェノバルビタール(フェノバール原末、同散、同錠、同エリキシル、藤永製薬 他/フェノバール注射剤、藤永製薬/ワコビタール坐剤、高田製薬/ルピアール坐剤、久光製薬/ノーベルバール静注用、ノーベルファーマ)
フェニトイン・フェノバルビタール(複合アレビアチン配合錠、大日本住友製薬)
フェニトイン・フェノバルビタール・安息香酸ナトリウムカフェイン(ヒダントール配合錠、藤永製薬)
プリミドン(プリミドン錠、同細粒、日医工)
トリクロホスナトリウム(トリクロリールシロップ、アルフレッサファーマ)
ブロモバレリル尿素(ブロバリン原末、日本新薬 他)
抱水クロラール(エスクレ坐剤、同注腸用、久光製薬)
ちと、公開日時 2017/03/22 03:52ですと。もう4月ですが・・・
みなさん、美味しく飲んでますか? 睡眠導入剤とか?
ベンゾジアゼピン系、これけ???
不眠、不安、焦燥感、頭痛、嘔気・嘔吐、せん妄、振戦、痙攣発作・・・(´・ω・`)
(せん妄とは意識障害が起こり、頭が混乱した状態になっている事をいいます。何らかの原因で脳の機能が低下し、上手く神経を伝える事が出来なくなっています。幻覚を見る事もありますし、言葉をかけても落ち着く事が出来ず、興奮状態となって大声を出したり、暴力が見られる場合もあり、対応が難しく家族の負担になりやすいものです。また、夜になるとせん妄が出る「夜間せん妄」というものもあります。最近の出来事を忘れていたり、今いる場所がわからなかったりして会話が上手く噛み合わず、せん妄が見られたら、認知症になってしまったのではないかと思われるかもしれませんが、認知症ではない事もあります。せん妄だけなら一時的なものとされ、回復は可能だとされています。)
(しんせん 振顫,震顫とも書く。震えの一種で,ほぼ一定の周波数をもった身体一部の不随意的かつ無目的な振動をいう。精神的緊張や筋肉疲労時に生ずる細かい手指の振戦は生理的振戦と呼ばれ,病的なものではない。病的な振戦には安静時振戦と動作時振戦がある。前者はパーキンソン症候群でよく認められ,通常5Hz前後の粗大な振戦で,手指に生じることが多く,丸薬まるめ運動などと形容される。後者はさらに体位振戦と運動時振戦に分けられる。)
身体依存が形成されることで、減量や中止時に離脱症状があらわれる。
もう2ヶ月飲んでるよ。耳鳴酷くて眠れないから。美味しく・・・。感音性難聴入院時から・・・。
(´;ω;`)ウッ…
まぁ、副作用出るわな。どんな薬でも。
糖尿病性神経障害の薬の肝機能障害も副作用だし。仕方ないわな(´・ω・`)
フルニトラゼパム【重い副作用】
- 依存..長期に多めの量を飲み続けると、体が薬に慣れた状態になりやめにくくなる。このとき急に中止すると、いらいら、強い不安感、不眠、ふるえ、けいれん、混乱、幻覚など思わぬ症状があらわれることがある(徐々に減量すれば大丈夫)。
- 興奮、取り乱す(もともと精神障害がある場合)
- 一過性前向性健忘..服薬後寝るまでの出来事を覚えていない、夜中に起きたときの出来事を覚えていない、もうろう状態。
- 呼吸抑制・炭酸ガスナルコーシス..息苦しい、窒息感、翌朝の頭痛、頭が重い。
翌日の午前中は「ぼぉーーーーーーと」するけどね(´・ω・`) それはいつものことか・・・。
今朝の血糖値です。129(mg/dl)です。トレシーバ注打ってジャヌビア錠飲んで。やっと正常値近くに。
A「打たなかったり、飲まなかったり、したら?どう?」
Q「300(mg/dl)は軽く超える!」(`・ω・´)キリリリリッ
仕方ないわな(´・ω・`) そもそも膵嚢胞手術してから膵臓イカレテルし。
糖尿病性ケトアシドーシスで救急車に乗って「夜の帳」を爆走してもね。
皆様に大切なお知らせが!
ブログも5年目に突入し、糖尿病も5年目です(`・ω・´)v
あまり”面白いブログ”ではありませんが、気長に御覧ください。さらっとね。
※ブログの更新なし→入院中
※ブログが短い→体調不良・寝込む・仕事が忙しい
※ブログがしつこい→すこし元気
また更新します。皆様もご自愛ください。