神は私を愛してくださっている

「マザー・テレサ 愛の花束」
P82より


～前半省略～


彼は重度のアルコール依存症でした。

シスターが彼に優しくふれ、誠意をこめて世話をしてくれたのがわかったのでしょう。

突然、彼はこう叫びました。


「神は私を愛してくださっている！」


数週間後、すっかり症状も落ち着いた彼は、「あわれみの家」を出ていきました。

彼は、それから二度とアルコールを口にすることはありませんでした。


～中略～


「私にとってのあなたたちは、神の愛そのものでした。他の貧しい人々にとっても同じ神の愛であってください」

マザー・テレサたちは、貧しい人々に奉仕しますが、それはキリストに仕えているのと同じことなのです。

マザー・テレサは繰り返し言いました。

「私たちはソーシャルワーカーではありません。私たちは慈善事業をしているのではなく、目の前のイエス・キリストに仕えているのです」

マザー・テレサもシスターたちも、一日中、イエス・キリストとともにいて、イエス・キリストと語り、イエス・キリストに仕えていたのです。

世間の真只中で、仕事という祈りをしているのです。


イエス・キリストは、あなたがたに新しい教えを与えると断り、

こう言いました。


　互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、

あなた方も互いに愛し合いなさい。互いに愛し合うならば、それによってあなたがたが

わたしの弟子であることを、皆が知るようになる。
（ヨハネ１３・３４-３５）



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最後の 愛し合いなさい。の言葉は、

「赦しあいなさい。」ということなんだと確信しています。

赦しあうから、真にお互いが一なるキリスト（神の子）だったということに気が付くのですね。









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