Storia‐異人列伝

歴史に名を残す人物と時間・空間を超えて―すばらしき人たちの物語

父の日に

2006-06-17 18:22:14 | なんでもあり・ファミリー
父の日に贈るもの決まりましたかぁ~との広告をみたが、普段どうもチチらしいことしてないし...マア、思いがけないものでも貰うと嬉しいのではあるが...当分無理だろうなと観念している。
数年前、ムスコとムスメがいつか読んでくれればと、ちょっとしたものを書いておいた。今の年代では見てもらえることすらも期待しにくい感じ、偶然ということもあるだろうし、彼らにまずは序文?だけを贈っておくか。

ムスコAとムスメMに

パパはいつも、家のことをしないで好き勝手に釣りにいったり、かっこばっかりでよくぶっこわれる外車や読みもしない本やらで無駄使いしたり、夜中までパソコンやっていたり。
よくもまあそんなに次から次へと思いつくこと駄洒落ばっかり、マジメじゃない、とにかくおふざけが過ぎます、見栄っ張りなんだから、とママも言ってます。

そういういいかげんなパパにもお父さんお母さんがいましたが、君たち二人が生まれるずっと前に亡くなってしまいました。だから君たちが会ったこともない、おじいちゃんとおばあちゃんということになります。
よくお墓参りをしてくれている、あの大林寺のお墓に眠っています。パパのお母さんが死んだのは今から44年も前パパが6つの時でした。それからパパは今のおばあちゃんに育てられ、いろいろなかたにもずいぶん面倒をみてもらいました。

そしてパパが18才の時お父さんも亡くなったのですが、それからあっという間に32年がたちました。今年西暦2000年にパパはちょうど50才になり、若くして亡くなったお父さんお母さんのほうがずっと年下になってしまいました。
パパが憶えているお父さんの最後の言葉は「おまえ、しっかりしろなあ」です。
だけど、どうもいまだにパパはしっかりしていません。子供だったパパに対しては、いろいろなおとなの話もしないままにいなくなりました。でも、30年以上たって初めて知ったこともあったり、お父さんがなにを思っていたのかも、やっとわかってきたような気持ちになることもあります。

パパのいまの仕事や会社はパパのお父さんのやっていたことの続きかもしれません。パパとお父さん両方でお世話になったかたもたくさんいます。だから、パパ自身のこれまでのことも重ねあわせて書きました。いつの日か、おとなになってからでも読んでくれればいいかな、と思います。

パパ
平成12年2月 ―― 父三十三回忌に ――

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紳士用シルクジャガード織布扇子 茶 YCH064-009

山二

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いぶし)
2014-05-11 23:13:35
そういうことは、ちゃんと口で、直接言いなさいよね。おやじ。
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Unknown (おやじ)
2014-05-16 20:41:55
おおっと、これはこれは!よくこんなの見っけたね。そうだよなあ・・・あとは、口で、音声通話でな・・・
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続編 (渡邊芳行)
2017-05-04 10:25:53
続きのお話が読みたいです!!
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いつになるやら (おやじのり坊)
2017-05-13 23:29:08
あらあ、恥ずかしながらこの序文なるもの、15年前書いたんだ この4月末に手に入れたパジェロミニが初年度登録されたときなんだ、関係ないか。。。
さて、本文(!?)の件。100ページぐらい書いて親戚にばらまいたけど。。。ネット上でみえると
ありゃ、いぶし(ムスメ)から、ママのガラケーにTELあり、駅までむかえにいったぜよ、田舎の23:25だぜ。終電近い深夜だよ。何やってんだか。
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