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「分解写真」のこと、氣楽亭さんのサイトで思いだしました。たいていは大相撲で。 モノクロの写真画像が、カッ、カッ、カッ、カッ、カッ、と超スローに動く。
鏡里、栃錦、若乃花、朝汐、北の洋、潜航艇岩風、福島出身リャンコの信夫山、吊り出しィ~明武谷と。覚えているのは、メンコの写真や変わった技の力士たちのしこ名。
のんびりした昭和30年代、水入りの一番も今より多かったような...
ほんとに水なんか飲んで、待った入った同じ状態から、バシッと再開!行司さん食い入るように足の位置など、覚えておくのに必死。ほんとに、この位置と組み手だったかは、ビデオないので誰もわからず!
「分解写真」、60年代に入って「ビデオ」となって消えてしまいましたね。ゲンちゃんのボール遊びも、考えてみれば分解写真の一種の応用。
ということで、本日、大相撲「分解写真」を作ってみましたが...
昨日の朝青龍と安馬の一戦が題材。
背中から抱き上げて決まり手「送り吊り出し」 これモンゴル相撲?
ビデオはパソコンで簡単にモノクロで見れたが、技術とツール不足で分解写真は白黒にうまく変換ならず面倒に!
カラー版で一応完成、やはりモノトーンでないとなあ...
作品の出来?個人で楽しむだけ、(面白くない)権利擁護の時代。
解説玉の海梅吉、向こう正面神風さん、実況は北出アナ...
これが大相撲実況中継でした。
昭和38年9月場所、3場所全休のあと再起をかけた柏戸、大鵬との千秋楽全勝対決。解説玉の海さんは、つい「柏戸に勝たせたいねえ」と言ってしまったんだって!
そして...柏戸! 「ヒョー ショー ジョーッ !」
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北の洋は前頭上位と三役を往復する中堅力士で「白い稲妻」と呼ばれるスピード相撲の関取でした。
立行司の式守伊之助(白ヒゲの御爺ちゃん)は栃錦に軍配を上げたが検査役から物言いが付いて評決は「行司差し違え」で北の洋。
土俵際に居たヒゲの伊之助は検査長から差し違えを知れされて「・・・オラ、嫌だい!」と甲高い独特の声で叫んだ。(NHKのマイクは声を拾って全国に放送された)
土俵を手の平でバンバン叩いて身もだえしながら「嫌だい!嫌だい!」と子供のように言い立てる。
検査役は急き立てるが伊之助は土俵際にうずくまり腰をあげなかった。
厳めしい行司の衣装(白いヒゲも厳めしかった)に身を包んだ立行司の無邪気な行動は可笑しくて変な感じがした事を思い出します。
この時の式守伊之助に対する相撲協会からの処分は謹慎10日間との事でした。
ビデオが無い時代の面白いハプニングです。
たいしたものですね。そうでなければ!
歴代でも伊之助といえば、あの見事なひげの伊之助ですものね。
大体、検査役がごちゃごちゃ集まってやるのも見ていてアヤシイ。まして、ビデオなんかに判定させてはいかん。
で、軍配は、ひげの伊之助に!