のんの風便り

なに気ない日々を切り取ってみたいと思います

青年

2005-09-05 20:11:21 | 話題 色々


コスモス


昨日森に入りましたが、行き交う人達と自然と挨拶が交わされます。
お目当ての花と出会い少しカメラを向けていましたら青年が歩いて
来ました。「こんにちは」と少し通り過ぎて立ち止まり話しかけて
きました。少し陽に焼けてちょっと男前のする息子位の年齢でした。

「何してるのですか」「花の写真を撮っているの」から始まり
「はじめてこの森に入ったんです」「気持ちが良いでしょう」

それから話が思わぬ方向に。思い詰めて歩いていたのでしょう。
悩みがあるようでボソボソと話し始めたのです。え~なんでそんな
話を私にするのと思いましたが聞く事に。とても重い荷物を背負って
悩んでいたのです。でも聞いてあげるだけで何も出来ません。

私が言えることは「自分に向き合って逃げないこと」
「結論は自分で出すこと」位しか言えませんでした。
「その時はとても辛いでしょうが後で笑える時が来ますよ」
と言って分かれました。青年は奥の方に進んで行きましたが
「帰ります」ともと来た道を帰って行きました。
「さようなら お元気でね」
話すことで少し気持ちが楽になってくれたら良いのですが。

お話を聞いている間花にいい光が回っていたのですが横目で
見ながらでした。でもいいかなこんな時があっても。