「野里町歩紀 ~思いつくままに~」

野里町歩紀 ~摂河泉をゆく~ に次ぐ第二歩です

コロナワクチン接種を受けてきました

2024-12-20 06:54:56 | 日記
 先日、近所の内科医院で6回目になる新型コロナウィルスワクチン接種を受けてきました。薬品名はファイザーです。私は65歳以上なので定期接種対象者です。


 コロナワクチンの評価については賛否が分かれますが、「厚生労働省と製薬会社が結託している」というようなネット情報を鵜吞みにしたと思われるものや国・行政・政権を批判するものなどちょっと観点がずれているようなものが多いように感じます。そのため以前インフルエンザ予防接種を受けた時の記事でも書きましたが、医事組織で勤務する私の友人に尋ねて見ました。その結果、医療従事者の間でもコロナワクチン接種に対する評価はきれいに二分され、医師の約半数はワクチン接種を受けていないとのことでした。つまり医療従事者の間でも「打とうが打つまいがどちらでも良い」という評価です。ただ感情論ではなく医師としての客観的な評価だと思います。

 私はこれまで新型コロナには一度も感染したことはありません。近い身内では亡母、姉夫婦、義母、義兄夫婦、長女家族、二女の夫が感染しています。つまり感染していないのは私たち夫婦と二女だけです。これは私の体質的なものなのか、たまたま私の生活様式が感染しにくい環境だったのか、実は感染していて無症状のまま完治したのか。また亡母は90という高齢のうえ末期の肺・大腸ガンだったにもかかわらず重症化せず、介護のため同居していた姉夫婦も発熱と喉の痛みだけで終わりました。そういうことで私自身「わざわざ打たなくても良いか」という判断をしていました。ところが「やっぱり打っておこう」と思うような出来事があったのです。

 それは独り暮らしをしていた義母が昨年9月新型コロナに感染し、重症化しなかったものの独り暮らしであったため2週間ほど入院したのです。幸い軽症で済み退院したのですが、この2ヶ月ほどの間であっという間に認知症になり介護施設に入所することになってしまいました。最初は気丈に独り暮らしをしていたところ入院したことで緊張の糸がほぐれてしまったのが原因と思っていました。おそらくそれもあるでしょう。よく聞く話です。しかし新型コロナの後遺症に「認知機能の低下」つまり高齢者の場合、認知症になるおそれがあるということを知ったのです。本当に進行が早かったです。普通に独り暮らしをしていたのが一日一日会うたびに症状が酷くなって行くのを目の当たりにしました。

 もう余程のことでない限り新型コロナで死亡したり重症化することはないのかもしれません。そして私がこれまで感染しなかった理由は実際のところわかりません。ただひとつ言えることは、これまで国の方針に従い定期的にワクチン接種をしてきたことです。「呆ける」のは嫌です。ということで今回ワクチン接種を受ける決断をしたのです。定期接種対象者のため3000円で接種できたことや、これまで5回の接種で一度も副反応がなかったということも背中を押してくれました。

 接種を受けて2日目の朝を迎えましたが、微熱、頭痛、腕の痛み・腫れもなく元気に過ごしています。

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