中国から伝わり日本で独自の進化をした「ラーメン」。かつて「国民食」といわれたラーメンは、今や日本の食べ物を代表する「国際食」「世界のラーメン」へと変貌しました。
かつては「中華そば」「支那(*)そば」などとも呼ばれ、今では懐かしい元祖ラーメンともいわれています。ラーメン店ではなく中華料理屋、食堂、学食そして屋台などで食べられたラーメン。漫画「オバケのQ太郎」でいつも小池さんが食べていたラーメン。まさに国民食です。
ただ、当時子どもであった私にとってラーメンとは「インスタントラーメン」「即席ラーメン」と呼ばれたいわゆる「袋麺」です。安く手に入り、火と水と鍋、箸さえあれば食べられる温かい食べ物だったからこそ国民食と呼ばれたのでしょう。鍵っ子のボクでも料理できたラーメン。お父ちゃんでも作れたラーメン。チョンガー(男の独り者)の主食ラーメン。だからこそ国民食なのです。
しかし、今では都心の一等地に軒を並べ、行列を作り、1000円以上出して食べる高級料理になりました。「匠」と呼ばれる職人が作り、店によっては作法があり、ウンチクも傾けなければならない店もあるようです。それはそれでいいことなのですが。
ガスを切ってから粉末スープを入れる人、切る前に入れる人。胡麻やラー油を鍋に入れる人、鉢に入れる人。そもそも鉢には移さず鍋で直接食べる人。それぞれに作法があり、みんなが匠なのです。そんなことを考えていると……
「あー、お腹が空いた」。夜食にラーメンでも食べよっと。(5袋250円)
* 「しな」と入力して「支那」とは変換されませんね。蔑視ワードなのでしょうか。他意はありません。
かつては「中華そば」「支那(*)そば」などとも呼ばれ、今では懐かしい元祖ラーメンともいわれています。ラーメン店ではなく中華料理屋、食堂、学食そして屋台などで食べられたラーメン。漫画「オバケのQ太郎」でいつも小池さんが食べていたラーメン。まさに国民食です。
ただ、当時子どもであった私にとってラーメンとは「インスタントラーメン」「即席ラーメン」と呼ばれたいわゆる「袋麺」です。安く手に入り、火と水と鍋、箸さえあれば食べられる温かい食べ物だったからこそ国民食と呼ばれたのでしょう。鍵っ子のボクでも料理できたラーメン。お父ちゃんでも作れたラーメン。チョンガー(男の独り者)の主食ラーメン。だからこそ国民食なのです。
しかし、今では都心の一等地に軒を並べ、行列を作り、1000円以上出して食べる高級料理になりました。「匠」と呼ばれる職人が作り、店によっては作法があり、ウンチクも傾けなければならない店もあるようです。それはそれでいいことなのですが。
ガスを切ってから粉末スープを入れる人、切る前に入れる人。胡麻やラー油を鍋に入れる人、鉢に入れる人。そもそも鉢には移さず鍋で直接食べる人。それぞれに作法があり、みんなが匠なのです。そんなことを考えていると……
「あー、お腹が空いた」。夜食にラーメンでも食べよっと。(5袋250円)
* 「しな」と入力して「支那」とは変換されませんね。蔑視ワードなのでしょうか。他意はありません。
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