KOKIA concert tour 2012「History」
6月2日 3日:東京国際フォーラム ホールC 6月8日:大阪サンケイプリーゼ
私とsUnさんは、2日(土)のコンサートに参加してきました。
KOKIAさんの春のコンサート 春と呼ぶにはちと季節が移っているような気がしないでもないのですが。。。
春にデビューしたKOKIAさんにとって、春はオギャーの季節
お誕生日というか、新年というか、新しい年のスタートの季節
ということで、毎年4~5月に力の入ったホールコンサートが行われています
昨年が、KOKIAさんが独立して5年ということで「5th season concert」と銘打った5つ目の季節のコンサート
大きな震災の後で、沢山の人が絶望の淵に立たされ、沢山の人が何とか手助けしてあげたいと立ち上がり、そして多くの人が「自分に出来ることって?」って自問自答していた時でした。
あまりに悲しみにくれている人が多くて、自分一人のチカラでは手に負えなくて自分の力のなさに失望して、自分なんて何で生きているんだろう??なんて考えちゃったりしてね
自分には何もできないけど、いつも自分を勇気づけてくれているあの人なら。。。なんて勝手に思ったりもしていた時です。
自分がそうなら、それ以上深く傷ついたり、それ以上深く思い悩んでいたりしてるかも・・・なんて想像もしていなかったんですよね。いま思うと恥ずかしい。。。
KOKIAさんは、どんな歌を歌ってくれるんだろう・・・、KOKIAさんが事務所を独立して、今の形で活動を始めてから5年という節目に迎えるので、その想いを歌に託して届けたいっておっしゃっていたのに、私は全然違う想いでKOKIAさんの歌を受け止めようとしていた気がします。
そのコンサートで歌われたmoment~今を生きる~
渾身のとはこういうことかって思う、まさに神のお告げのようで
昔「十戒」という映画があったじゃない。
モーゼがある夜、夢の中で不思議な光を見て、光の中から何か声を聞いて。それからモーゼが祈ったら、海が二つに割れて、みんなが渡り終わったら、また海が元に戻ったっていうあのお話。
私は歌を聞いている間、ふとその光景が思い出されて、KOKIAさんの指先から光がビーっと走って、その光が進むべき1本の道を照らしたというか、「真っ直ぐに、ただ生きなさい」という声が聞こえたような気がして、鳥肌がボワッとだったわけよ。
残念ながら、その時の震えは、コンサートのDVDを観ても起こりません。
あの時の私の置かれていた状況、感情があってのことだったから!!ですね。
でも、ライブバージョンの音源を聞くと、あの時の感動は甦ります っていうか、あの時、感動に震えていた自分を思い出します。
ライブは一期一会、同じ歌を聞いても、同じような歌い方でも、同じ感動をするかといえば、ちょっと違うもの。
前振りがとっても長くなってしまいましたね
今回のKOKIAさんのコンサート[History]
15周年を前にして、デビューから14年、たくさんの歌たちと、たくさんの思い出
ずっと応援し続けてくれた人、最近KOKIAを知った人、それぞれにKOKIAの歌との出会いの物語があって、そんな出会いの物語を紐解くように、時間を遡るように、昔の歌から最近の歌まで、まんべんなく歌ってくださいました。
私とKOKIAさんが初めて出会ったあの歌は? 初めてライブで聞いて衝撃を受けたあの歌は? コンサートでボロボロ号泣したあの歌は?
一度ナマで聞いてみたいと思っていたあの歌は?
果たして・・・どうだったんでしょうか?
セットリスト
U-CHA-CHA
Hello passing days
花
人間ってそんなものね
道化
私は歌う小鳥です
5つ目の季節
おばあちゃん
世界の終わりに
I believe~海の底から~
歌う人
il mare dei suoni
Faraway
調和
愛はこだまする
この地球がまるいお陰で
愛と平和と音楽と
足音
世界を包む Ribbon in our heart
give & take
ピアノ 浦清英さん、チェロ 友納真緒 さん、 バイオリン 丸山美里さん、ベース 斉藤光隆さん、ギター 松尾和博さん、パーカッション 山本恭久さん
セットリストは、物覚えの悪い私にでも全~部わかるものでした
小さくメモしてきたのですが、どうやら全部合っていたみたいで嬉しい~~
ピアノ、ベース、ギター、パーカッションは、いつもの音レンジャーさんたち。
チェロの友納さんは、ちょこっとブログの渚で拾ったので、ステージではお名前が聞き取れなかったのですが(トモノウって聞き慣れない苗字ですもの)、バイオリンの方は前回の方だとお顔を見たときにわかって、それに紹介の時に「ミサトさん」って聞こえたので、自分の過去のブログを引っ張り出して調べてみました。
ホールにはキャワユイハートのバルーンのお花が届いていましたよ。
○○周年という記念コンサートが続いていたため、つい「あの人の時はこうだった」とか、まだKOKIAさんのファンになって数年しか経っていないのに「あの時はこうだった」とか比較しがちなんですが。
実際、家ではかなり比較検証しちゃったんですけどね
でも、ここは私の思い出語りの場所だから、ライブは一期一会、その時に受けた感動を伝えることができたら・・・と思っています。
但し、私の思い出や妄想交じりの超超超私的な感想ですからね。(←大事なことだからね)
それでもいいよ~っていう人だけ、続きも読んでチョ