6月の最後の日、6月30日(土) 私とsUnさんが、鎌倉までお出かけしてきました。
6月の鎌倉といえば? アジサイですね。
アジサイもですが、この日のメインディッシュは
湘南Special Live 2012~あじさい~Vol.11 妹尾武さんのライブに参加するためで、アジサイは、オードブルって感じでした。
でも、私たちの事ですから、オードブルもしっかり堪能して、ややヘロヘロになってのメインディッシュ
さてさて、どんな結末に。。。
ライブの会場は、北鎌倉の駅と鎌倉の駅の中間ほどにある歐林洞という、とっても素敵な紅茶のお店
元々は美術館だったという、とっても趣のある小さな洋館で、1階が店舗と喫茶室、2階がギャラリー/ホールになっています。
映画に出てくるような素晴らしい階段を昇って、会場である2階に行くと、ややムシムシしていた空気が、スーッと涼やかで落ち着いた空気に変わりました。
ランプとかさり気なく置かれている調度品が、アンティークの素敵なものばかりなので、ヨーロッパの古城にでも訪れたような気分になりました。
お部屋に1歩足を踏み入れると、非日常の世界というか、おとぎの国へ足を踏み込んだような気持ちになりました
妹尾さんのことは、ゴスペラーズを通じてお名前を知り、その後、何度かテレビでも拝見していました。
古武道として出演された「徹子の部屋」だって、しっかりチェックしてましてよ
でも、ちゃんとちゃんと聞いたのは、今年の細坪さんの1月のコンサート・ネイチャーに妹尾さんがゲストとして参加された時です。
実はその時に、妹尾さんのピアノの音にメロメロになってしまったのは、私よりsUnさんの方だったのよ
「妹尾さんのピアノを生音で聞いてみたいなぁ~」とうわごとの様につぶやくsUnさん
それなら、歐林洞のコンサートがピッタリなんじゃないってことで、チケット発売日には、二人気合を入れてポチしたのであります
ちなみに、その日は、歐林洞でのコンサートチケットの全部の一般発売日
そうです!瞬殺と話題の細坪さんの歐林洞ライブも同じ日・同じ時間から発売スタート
あったり前田のクラッカーで、やっとこさ、妹尾さんのチケットを購入してから、坪さんの所を覗いてみても、戦いは既に終わっていました
(本当はね、なかなか繋がらない状態が続いていたんですけどね。たぶん、もう無いでしょうって感じでした)
散々歩き回って、遅めの昼食を済ませて、席に着くと、とっても落ち着く感じで。。。
いや、もう、ホント、眠たくなりそう いやいや、、アカンアカン、せっかく楽しみにしてたのに~~~
sUnさん、寝たらアカンで~~
私たちが会場に着いたのは、開演の時間に近かったので、後ろの端っこの方の席でした。でも、会場じたいが、あまり大きくないので、後列といっても、そんなに離れた感じではなかったですよ。
前の方へ行って、きちんと確認したわけではないのですが、ピアノに対してマイクスタンドが見当たりません。
ひょっとして、ナ・マ・オ・トかも (後で、キャピタルさんのブログを見ましたら、この時のライブは、生音だったそうです。http://ameblo.jp/c-v/entry-11294182715.html)
コンサートの前に、私が必ず済ませておくこと! それは、おトイレとアンケートへの記入
この日も、さっそくアンケート用紙に書き込みをしようと思ったら、なんと、なんと、大事な大事なペンを忘れてきていました
いつもはペンを持っているsUnさんですが、こういう時に限ってsUnさんも持って来ていません。(使えねぇ~男だぜ、まったく)
というわけで、この日のライブの様子は、私の頭の中だけに。。。
つまりね、ご報告できる材料がない。。。
でも、細坪さんを振って、妹尾さんに走った私ですもの。ペンを忘れたので、報告できませんでは、許していただけない事ぐらい、百も承知です。
え~え~、振り絞りますよ~。振り絞りますとも。
この日の妹尾さんの衣装は、ハンティングを被り、渋いベストを着ていて(スギちゃんのベストとは、違うんだぜー)、どこぞの湘南ボーイの格好ではなく、歐林洞の洋館にベストマッチのカジュアルなイギリス紳士風で、ダンディーだったぜー
楽譜を小脇に抱えて、真ん中の通路をサッサと歩く、それだけで、もう絵になるなんて
ピアノの前に座り、鍵盤に手を置く寸前のその緊張感って、わかります いま、思い出しても、ヨダレがズルズル。。。
1音、音がこぼれたと思ったら、次々に音があふれ出して、音符が踊りだすような感じ
「ピアノのミストシャワー」とうより、音のトルネードに巻き込まれたような、もう目くるめく感じとでもいいましょうか
1曲目は、映画音楽からで、、たぶん「アパートの鍵貸します」だったと思います。(←かなり自信がないのですが)
2曲目が、この季節のここにピッタリの曲「夏の坂道」
3曲目は、「カレーライス」 決してお洒落でスパイシーなカリーではなく、お母ちゃんの作る懐かしい味のカレーライスだそうです。
4曲目は、「バースデーアドベンチャー」
この日の近くの日がお誕生日の人いますか?何人かの人が手を挙げていました いいな~、妹尾さんからの素敵なバースデープレゼント
ですね。
お誕生日の思い出ってことで、妹尾さんの思い出は、やはりケーキだったそうです。まだ、あまりケーキを普通に食べれる時代ではなかったので、嬉しくって6~7個も食べちゃったとか
そういえば、妹尾さんのお家の近くには、あの芦屋の有名なケーキ屋さんがあったのよね。あそこのケーキを6個も 妹尾さんって、お金持ちのボンボンやったんやなぁ~~
私が生クリームの洋菓子を初めて見たのは、11歳くらいのときでしたからね。もちろん、特別な時に1個だけですよ。
ホールでのケーキなんて、あれは絵とか幻みたいなもので、ホールを切り分けると、ショートケーキになるって理解したのは、それからしばらく経ってのことです。
私の小さな頃のショートケーキは、栗アンコが載ったようなモンブランや、パイナップルの輪切りが載ったようなショートケーキが多かったんですよ。
またまた、話が横に逸れてしまいましたね
横でコックリコックリしそうなsUnさん。時々、突っついて刺激を与えます
でも、1曲1曲が意外と短いので、お話も面白いですし、とってもテンポよく進行していきました。
それから、「アジサイの小路」「いつか来た道」「海へ続く道」と、タイトルに道がつく曲を3曲続けて、アニメのサントラの曲を弾いて、前半は終了した・・・と思います。
前回と、ピアノの位置や座席の配置を少し変えてみたとおっしゃっていました。前は、もっと妹尾さんにかぶりつきみたいだったそうです。
今回は、前の座席が背もたれがない丸椅子で、後ろの席が背もたれ付で、でもチケット代は一緒ですですって
ピアノだけのコンサートって、もっとお堅い感じかなって思っていたのですが、妹尾さんの軽妙なお話で、とってもリラックスしたホッコリとした空間が出来ていましたよ。
長くなってしまったので、いったんここで切りますね。後半は、~その2へ続きまーす