デビュー曲の「白い冬」なんだけど、まず北海道でそして次に人気が出たのが名古屋だったんだよ
レコーディングで東京へ行ったラサ、アレンジに瀬尾さんとかギターに石川さんや藤丸さんとかさ、有名な人がいて
生のオーケストラの演奏が入ってさ、何千万円もかかってるって云うのサ
すごいな~、少しその分、くれないかな~なんて思ってサ ウソウソ
なんて坪さん仰ってましたが、CDの製作費ってお高いんですね
簡単にアコースティックverもいいけどオーケストラverも聞いてみたいな~なんて口に出しちゃいけませんね
坪さんのトークは続きます
デビューしたころの会社の先輩に、海援隊がいたんだ
海援隊のオープニングアクト(※前座ってやつですかね)で4~5回演らせてもらったかな~
ステージを横から見ていて、「この人たち、歌わないのかな~」なんて思ってさ、その頃、ふきのとうは「歌うお地蔵さん」って呼ばれてたくらい、しゃべらなかった
今の坪さんからは、信じられませんね~。山木さんは、一言しゃべるだけでノルマ達成というか、会場から大歓声が沸いていたのを覚えていますよ。
そうそう、ふきのとうが「歌うお地蔵さん」と呼ばれていたのは、数年前まで知らなかったのですが、名古屋のお客さんがお行儀が良くて、微動だにしないので、私、秘かにお地蔵さんみたいって思っていたんですよ
ごめんなさい、また横道に逸れてしまいました
坪さんのお話に戻りますね
細坪:その後、海援隊とは会社がバラバラになって、一緒に仕事をすることもなかったんだけど。。。去年一昨年あたりからかな、同じステージに立つ機会があって
先日、海援隊とジョイントのステージがあってね(※9/20高岡にて 名古屋ライブの8日前)、嬉しかった~
打ち上げもあって、色々話ができて。。。
「海援隊の儲けたお金で、ふきのとうのレコーディングが出来たんですね~」とか
鉄矢さんからは、MCのダメ出しをしっかりいただいて。。。
「坪さ~、前半で客をイジリ過ぎだよ」だって(←坪さん、少々不満顔にも見えましたが、坪さん位のベテランになってもダメ出しを言ってくれる先輩がいるって素敵な事ですね)
ツボッチにも されてましたが、坪さんのステージを舞台袖からしっかり見守ってくださっていた鉄矢先輩
そして、海援隊のステージを、おそらくガン見していた細坪さん (目の大きさは関係ないですからね)
海援隊のというか、鉄矢さんのステージをほんの少しだけ再現して下さいました
坪さんの再現が面白かったのか、鉄矢さんの話術が高等なのか、もうわからないくらい大笑いしました
内容は、「信用問題になるから絶対にブログとかで書かないで」って坪さんから言われたので、書きません
そこを何とかと言われますとね、鉄矢さんのお母様はかっけーーって事でした
鉄矢さん、そして海援隊の方々が、ほんの短い先輩後輩の期間だったのに、細坪さん、そして「ふきのとう」のことをずっと気に掛けてくれた事を、とっても嬉しかったと言っていた坪さん。私は、楽しそうに話してくれた坪さんの姿に、ちょっと胸キュンでした
曲は、もちろん白い冬
いつもの通り、アコギ2本で、久保田さんのコーラス付の白い冬でしたが、間奏とかの久保田さんのギターフレーズが、新鮮に聞こえました
いつもと、ちょっとだけ違えていたのかな~?
この辺りで、そろそろお尻が痛くなってきて、モゾモゾ動き出す私 せっかくイイところだったのにね
どんなにフカフカで立派な椅子でもね、座りっぱなしはツライんだよ
細坪:来年で40周年になるんだけど、デビューしたころは、40年続けられるとは思ってなかった
辞めて、何、やってたかな~ 大学で教職取っていたから、学校の先生かな~?広告の仕事とかも好きだったし。。。60才だから、もう再就職はないよな~
俺の人生、派手な人生じゃないけどさ。。。としみじみ語りだした坪さん
ここから長ーい、坪さんの仲間たちとのエピソードが。。。
地方に仕事で行ってさ、そこでたまたま仲間に出会うってこともあるんだけど(時々、打ち上げに参加し合ったりしてますね)
この前なんてさ、因幡と同じホール同じ時間帯で上と下でってことがあって(9/15、秋田)
因幡は、ラジオで公開生ライブみたいな仕事で、ライブに来てくれた人に「いま、下で因幡がライブしてるけど、行く?」なんてね
(そんな事言って、みんな行く行く~って行っちゃったらどうするの いやいや、もう貰うもの貰ってますし。。。って誰かが云ったとか云わないとか)
因幡さんのお話が出た所で、伝説のマフィン事件へ
ちょうど歯の治療をしていた坪さん 奥歯を抜きましょうってことになって、麻酔をかけて抜く、いや抜けない、抜けない
歯医者さんがいくら頑張っても抜けないので、取りあえず奥歯を半分に割って、半分だけ抜いたんですって
そして坪さんは、横浜でのライブへ
その坪さんの楽屋へ、横浜に住んでいた因幡さんが突然、現れた
因幡さんは、横浜で有名なマフィンを差し入れてくれたんだけど、坪さんは、マフィンってナニっていうか、どちらかというと苦手なものだったらしいの
でも、せっかく差し入れてくれたので、食べることに
パクッ、モグモグ。口の中の唾液が全部なくなるというか、喉が詰まる・・・ 水を飲んでやっと、飲み込んだよって
因幡は、用事があるとかで帰って行った
そして、坪さんは気が付いた 半分残っていた奥歯がない マフィンと一緒に飲み込んだ
ここまでで充分マフィン事件なのに、なんと帰ったと思っていた因幡さんが客席にいて、マフィン事件の顛末をステージで喋っていた坪さんに、「そんなわけないべや」と叫んだんですって
いないと思って話したのに、客席にいたんだよ~だって
ちなみに私、マフィンというと、イングリッシュマフィンしか思い浮かばなくって、「坪さん、マフィンはね、半分に割って軽くトーストして、バターやチーズを塗ったり、ハムや卵を挟んで食べたら美味しいものだよ。そのまま食べるなんて無茶だわ~」って思ったんですよ
心の中で思っただけで良かったわ
だって、横浜で有名なマフィンって、イングリッシュマフィンではなく、カップケーキみたいなものなんですもの
ケーキはケーキだけど、フワフワとかじゃなくって口どけは軽くはなさそうですね。
できれば、お水ではなく、紅茶とかで優雅に食べて欲しかったですね
北海道で有名なカステラパンのお上品な感じと思えば、牛乳でも美味しかったかもね