今年の2月に、北海道・余市にある「ドメーヌ タカヒコ」さんのワインを手に入れました。
ここで、ワンポイント
ドメーヌとは? たぶん、自分の畑でぶどうを生産し、ワインを醸造・瓶詰めする者 だと思うのですが、どうかしら
ドメーヌ・タカヒコさんは、北海道余市町登地区でワイン造りをすることを目的に始まった家族だけで経営する醸造所を持つ農園 です
タカヒコさんは、長野のお生まれですが、余市のピノ・ノワールという葡萄の種類に惚れ込んで、移り住んだそうです。
私、ワインの事はよくわからないのですが、ピノ・ノワールを使ってのワインというと、あの高級ワイン・ロマネコンティがあるそうですよ
でも、タカヒコさんが目指すワインは、そんな高級ワインではなく。みんなが気軽に飲めるワインだそうです
とはいえ、タカヒコさんこだわりの栽培&醸造のワインは、本数が少なく、お値段はに優しいのですが、とっても入手困難なレア物になっています
それでは、2月にゲットしたヨイチ・ルージュ・アッサンブラージュ NV 1995円(税込価格)
北海道限定発売とのことで、道外の人は買えないのかしらと思いましたが、そんな事はない
北海道の酒屋さんから買えました (ただし、本数制限あり)
北海道の人に、気軽に楽しく飲んでもらいたいと設定された価格は、ナント 2000円を切る価格でございます
では、このヨイチ・ルージュ・アッサンブラージュ NVと長ったらしい名前を少し解説(間違っていたらゴメンネ)
まず、アッサンブラージュとは、混ぜるとかという意味がありまして、今回のワインは、余市町登地区で栽培された「ツヴァイ」と「ピノ・ノワール」を
アッサンブラージュ(ブレンド)した赤ワインなのです。
そして、NVですが、これはツヴァイとピノの収穫年が違う、複数収穫年という意味だそうです。
それで、製造方法ですが、ブレンドしたブドウを、醸造・熟成課程において亜硫酸を使わず、野性酵母で発酵させて、少し濁った状態のまま無濾過で瓶詰め。
そのため、オリが閉じ込められていて、わずかに濁りがあるそうです。
では、長ったらしい説明は、これくらいで。。。
箱には、割れ物注意のシールと一緒に、破損注意/代品なし のシールが
そうです、数量限定品なので、代わりの品物がありません。しかし、こんなシール、初めて見ました (酒屋さん、ナイスです)
3月の初めに飲んだ時。
まず、抜栓直後は、これはワインじゃなくて葡萄ジュースだってくらい、色・香りともフレッシュでした
お味も、赤ワインとしては拍子抜けするほど、軽くて飲みやすくてゴクゴク
ただ、少年のような青臭さというか無邪気さ、喉に少しピリリとくる刺激のようなものを感じました
抜栓した翌日、色も香りもお味も激変
チェリーのようなイチゴのような甘い香りや味もありますが、マイルドになってイイ感じです
ワインの変化が、面白くて5日間に渡って、味わってみました。
私は、2日目が好きかな~ 3日目も、なかなか捨てがたいのですが
上が1日目で、とっても綺麗なルビールージュ色。下が2日目で、少し奥が深い色に変化していました。香りも、2日目はジュースというよりワインの香りへ変化。
今は、1か月に1回のお楽しみワイン(私、アルコールは飲んじゃダメって言われているのでね)
この写真は、私のお誕生日祝いを兼ねての写真 5月のゴールデンウィーク
抜栓直後は、別の瓶に移し替えてから飲んでいます。
ピザの上には、北海道物産展で購入した、北海道のチーズを乗せました
半田ファームのチーズ 半円形のは、ヤギの乳風味のチーズです。
チーズの名前の、オーチャード、チモシー、ルーサンは、それぞれ牧草の種類の名前だそうです
オーサンは、皮は少し硬いけど中はネットリとした感じ。
チモシーは、柔らくて、味も香りもマイルドです。
ルーサンは、熟成期間が長い分、コクがありますが、そのコクがややクセがあって、そのクセが、あとを引きます。
私は、一番マイルドなチモシーがお気に入り
ホクホク茹でたジャガイモの上に、薄くスライスしたチモシーをのせると、トローッと溶けて、マイウーですの
もちろん、ヤギの乳風味のブルーチーズも、とっても食べやすく美味しくて、ワインにピッタリ
余市と十勝では、少し離れていますが、同じ北海道の大地が生んだワインとチーズ。相性がバッチリです
これからのシーズン、北海道のアスパラなんかが出てきたら、もうたまりません
今までは、赤ワインは苦手と敬遠していましたが、新しい扉が開かれたみたいで、ワクワクウキウキするようなドメーヌタカヒコさんのワインです。
アッサンブラージュ、とっても気に入ったのですが、ひょっとしたら今年限りになってしまうとか。。。
ぜひ、来年もよろしくお願いしまーす