”スローライフ滋賀” 

「ウォーキング三昧」ブログの続編です。令和元年(2019年)5月1日に移行しています。

近江鉄道の新グッズ発売中!

2020-08-14 12:00:00 | 滋賀TODAY
 経営問題に取り組む近江鉄道(彦根市)であるが応援を兼ねる靴下や文房具などグッズの新商品を発売した。

1.「100形電車くつした」
 琵琶湖をイメージしたオリエントブルー(水色)塗装の電車、100形をデザインした子供用(16~22センチ)。500円(税込み)。

2.文房具
 「電車&駅長がちゃこんシャープペン」(税込み350円)、
 「電車ものさし」(目盛り15センチ、同200円)、
 「電車&駅長がちゃこん消しゴム」(同180円)の3種類。

シャープペン、ものさしは近江鉄道の電車、800形、900形「あかね号」、100形の側面をデザイン。
消しゴムは「あかね号」とイメージキャラクターの駅長がちゃこんのイラストが描かれている。

また、ポチ袋として使えて、開くと電車のペーパークラフトにもなる「開いて作ろ!ペーパークラフトポチ袋」(同400円)も発売。100形、820形「赤電」、「あかね号」の3種1組。

窓口発売場所: 近江鉄道八日市駅(東近江市)窓口。近江鉄道ホームページからの通信販売でも買える。
問い合わせ: 近江鉄道鉄道営業課(0749ー22ー3303)。

詳しくは以下で。
http://www.ohmitetudo.co.jp/file/railway_newsrelease_20200729_02.pdf
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東近江と聖徳太子のつながり信奉

2020-08-14 07:32:00 | 近江の歴史文化・探訪
 聖徳町、聖和町、聖徳中学校、聖徳まつり。。。 東近江市内には、聖徳太子にあやかった名称の町や施設、イベントが目立つ。中でも八日市の名は「聖徳太子が八日に市場を開いた」などと地元住民の間で語り継がれている。なぜこれほど市民に親しまれているのだろうか。

心のよりどころ
 2005年、八日市大通り商店街(金屋通り)に完成した文化交流施設は「太子ホール」(元近江鉄道バス車庫)と呼ばれている。敷地内には、穏やかな表情で手を合わせる聖徳太子の像がある。

 
↑↑聖徳太子像(太子ホール)

 市民は「太子さんは心のよりどころ。縁を切るわけにはいかない」ときっぱり。専門家の指導を受けて設けた案内看板では、「八日市は四天王寺の瓦を献上したので、お返しに聖徳太子が市場を開いたと伝えられてきた」と紹介している。

 
↑聖徳太子像(太子ホール)

史実としての信ぴょう性はあるのだろうか
 「八日市聖徳まつり」などの著書がある八日市郷土文化研究会の丁野永正さんは、「本当かどうかは重要ではない」という。水戸黄門や暴れん坊将軍といった時代劇を例に、「聖徳太子の人物像はつくり上げられた」と見ている。
 それでも、聖徳中学校出身の丁野さんは「親や先輩から伝承され、聖徳太子のように立派な人間になれと言われて育った。市場を町に導いてくれた人物だと信じたいし、誇りを持っている」と強調する。

古文書には記録も
 東近江市によると、聖徳太子の開基とされる寺院は県内に89ヶ所あり、うち27ヶ所が東近江市内で、近江鉄道沿線を中心に幅広い地域に点在している。聖徳太子が突き刺した箸が大木に育ったといわれるハナノキなど、寺社以外の名所もある。

 「市宮えびす」として知られる市神神社(八日市本町)も、ゆかりの地の一つ。

【東近江・寺社総巡り】第2回・市神神社(東近江市八日市本町)
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/1bcd6ca030d23550aa4d26782573852e

↑1977年(昭和52年)に地元住民らの浄財で建てられた聖徳太子の像(市神神社)

神社の古文書には「601年(推古9年)年3月8日、聖徳太子が初めてこの地に市店をお開きになり、上下の別なく交易の道を教えたまう」との記録がある。
 中嶋玉城市神神社宮司は「聖徳太子は四天王寺の瓦を作るため、八日市に職人らを集めた。そこで市場を開いたらどうかという風になったらしい」と話す。四天王寺(大阪市)向けの瓦の製造が、八日市の繁栄のきっかけとなったとの見方は根強いようだ。

東近江市は観光PRに力
 2022年は、聖徳太子の薨去(こうきょ)1400年の節目の年。東近江市観光物産課は「ゆかりのまち」をPRするポスターを制作するなど観光への活用に力を入れ始めた。同課は「聖徳太子は奈良や大阪のイメージが強いが、伝承は滋賀県、中でも東近江市が一番多い」と誇らしげ。

・2018年には、近江鉄道の利用促進の一環で、ゆかりの地を紹介する冊子を作成。
・2020年10月には、関係する住職や近隣市町の観光担当者らを集めた「聖徳太子1400年悠久の近江魅力再発見委員会」の発足を見据える。
・2022年5月の観音正寺(近江八幡市安土町)のご開帳を皮切りに、
・2023年10月の瓦屋寺(東近江市建部瓦屋寺町)の秘仏公開にかけて、近隣市町と連携した観光キャンペーンの展開を目指す。
 また、同課は「ゆかりの社寺仏閣を近江鉄道でつなぎ、利用促進も図りたい。土産品の開発など地域にお金を落としてもらう仕組みをつくる」と意気込む。

 超人的な伝説を数多く持つ聖徳太子。コロナ禍の時代においても、地元ではその力に大きな期待が集まっている。

<中日新聞より引用>

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