琵琶湖岸のコースを巡る「びわ湖マラソン2023」が3月12日(土)、初開催された。
2021年に滋賀県内での開催を終えたびわ湖毎日マラソンの後継大会で、滋賀県や滋賀陸上競技協会が主催。全国各地から6300人を超える市民ランナーが集まり、春の湖岸を駆け抜けた。
↑写真:中日新聞より
スタート地点の皇子山陸上競技場(大津市)の午前8時の気温は11度で風もなく、天候に恵まれた。
滋賀県内最後のびわ湖毎日マラソンで、男子の日本新記録を出した鈴木健吾選手がゲストとして登場。「大会が生まれ変わってうれしい。楽しく駆け抜けて欲しい」と選手らを激励した。
午前8時20分に一斉にスタートした選手らは青空の下を快走。近江大橋を渡り、守山市水保町のSGホールディングスグループ陸上競技場で折り返し、烏丸半島のゴールを目指した。
給水所では近江米のおにぎりや近江牛のローストビーフなど特産品を提供し、完走者には近江の茶やパインアメを配った。ゴール近くには滋賀県内の事業所が飲食ブースなどを設け、多くの来場者でにぎわった。
トップは大阪市の菅井宏人さんで2時間18分43秒。「5年前のびわ湖毎日マラソンでは、足を痛めて完走できなかった。自己ベストで優勝できて良い思い出になった」と喜んだ。女子1位は京都府亀岡市の太田美紀子さんで2時間49分29秒。「周りの人たちの応援のおかげ。琵琶湖や山を見ながら気持ち良く走れた」と語った。
出走者の94%、5963人が完走した。
高島市の医師戸田直歩さんは「坂道が少なく走りやすいコースだった。来年も参加したい」と話した。
愛知県豊橋市から参加した会社員堀田朝和さんは、たばこをやめ、食べる量が増え、太り始めたため41歳のとき、ジョギングを始めた。45歳のときからこれまで四十数回のマラソン大会に出場している。練習は週5日ほど。1カ月に250~300キロを走る。今回は2時間53分台で完走した。「適度に風があったので、暑さを感じずに最後まで走れた。景色が素晴らしく、これまで走ったコースのお気に入りベスト5に入ります」と笑顔だった。「3時間を切る『サブスリー』を1年でも長く維持できるように頑張ります。来年も参加したい」と汗をぬぐった。
滋賀陸上競技協会の奥村展三会長は「市民ランナーを中心に、滋賀ならではの魅力を生かした大会にしていきたい」と述べた。
<中日新聞・朝日新聞より>
愛知県豊橋市から参加した会社員堀田朝和さんは、たばこをやめ、食べる量が増え、太り始めたため41歳のとき、ジョギングを始めた。45歳のときからこれまで四十数回のマラソン大会に出場している。練習は週5日ほど。1カ月に250~300キロを走る。今回は2時間53分台で完走した。「適度に風があったので、暑さを感じずに最後まで走れた。景色が素晴らしく、これまで走ったコースのお気に入りベスト5に入ります」と笑顔だった。「3時間を切る『サブスリー』を1年でも長く維持できるように頑張ります。来年も参加したい」と汗をぬぐった。
滋賀陸上競技協会の奥村展三会長は「市民ランナーを中心に、滋賀ならではの魅力を生かした大会にしていきたい」と述べた。
<中日新聞・朝日新聞より>