比良の暮雪に石山の秋月…。近江の美しい風景「近江八景」を東近江市の人形師・東之湖さんがひな人形で表現し、10月19日から大津市の石山寺で展示されることになった。
↑写真:びわ湖放送より
近江八景の一つ、「石山の秋月」にゆかりのある石山寺。
境内の淳浄館で10月19日から始まる作品展を前に、10月18日、「東近江市の人形師・東之湖さん」が寺を訪れ、完成したひな人形を鷲尾龍華座主に手渡した。
今回、東之湖さんはひな人形を通して、「近江八景」それぞれの景色を「近江上布」を使った衣装などで表現した。
「石山の秋月」をテーマにしたひな人形、ひらひらとした十二単でびわ湖の水面を表し、黄色をのぞかせて、その湖面に映る月を思わせる。
2013年からこの「近江八景」シリーズの制作を進めてきたという東之湖さん。
作品展を開くことが叶わなかったコロナ禍を乗り越え、今、人形を勢ぞろいさせた。
人形師・東之湖さんの「雛でめぐる近江八景展」は、10月19日(金)から石山寺の淳浄館で始まった。
「雛でめぐる近江八景展 」
開催期間: 10月19日(木)~31日(火) 10時~16時
場所: 大本山石山寺淳浄館 (大津市石山寺1-1-1 )
作家: 雛人形師・東之湖(東近江市五個荘竜田町661-3)
入場料: 無料
問い合わせ: びわ湖大津観光協会
TEL: 077-528-2772 (平日9時~17時)
雛匠 東之湖
東近江市五個荘竜田町661-3
0748-48-6288
<びわ湖放送より>