”スローライフ滋賀” 

「ウォーキング三昧」ブログの続編です。令和元年(2019年)5月1日に移行しています。

地元の味を高時小学校の児童に名産品「こだかみ茶」贈る(長浜・ふるさと夢公社きのもと)

2021-06-11 09:00:00 | 滋賀TODAY
 長浜市の第3セクター「ふるさと夢公社きのもと」は6月7日、長浜市木之本町の高時小学校に、学校がある古橋集落に伝わる在来種の茶葉こだかみ茶」の新茶3kgを贈った。
 公社を除き4軒しか栽培していないといい、公社の高橋寿男さんは「地元の味を忘れないで欲しい」と話した。


↑写真:中日新聞より

在来種「こだかみ茶
 長浜市木本町古橋地区にそびえる己高山(こだかみやま)は、古来より山岳仏教文化の聖地であり、再興の祖である平安時代の僧「最澄」が遣唐使に加わり薬の木として重宝されていた茶の種を持ち帰りこの地に蒔いたのが、日本の茶の始まりであると言い伝えられており、己高山の奥地や別院跡付近などで今なお茶の木が自生している。
 戦後、整備され守り続けられた亀山および付近一帯に広がる茶畑は、社会環境の変化等によりかつては名産とされたが、平成初期には自家用の栽培も大幅に減り荒廃した状況となり、平成28年度より再生に向けた取り組みを始めた。


 紅葉の名所である鶏足寺と共に隣接した茶畑の再生で、より自然豊かな里山、田園空間の形成を図ると共に、日本の茶の歴史を受け継ぐ産地として事業化を目指し、地域の活性化と雇用の創出につなげ、地域に根ざした信頼される企業として長浜市北部地域の振興に貢献したいと考えている。
 
 公社は2016年から集落内で茶畑を借り受け、翌年からは5月に茶摘みイベントも開催。高時小学校も参加していたが、昨年は新型コロナウイルスで、今年は梅雨で中止になった。 
 7日は、全校の43人を代表して6年生10人が高橋さんを出迎えた。6年の中村紅心(ここ)さんは、「少し苦くて渋味があるのが好き。おいしくいただきます」と話した。新型コロナの感染防止のため各自持ち帰る。

新茶の茶葉は6月10日頃から、JR木ノ本駅のふれあいステーションおかんや、長浜駅前のえきまちテラス長浜などで販売される。

問い合わせ: ふるさと夢公社きのもと
長浜市木之本町木之本1757番地
0749(82)2411
http://nagakita-kosya.net/

<中日新聞より>

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【常夜灯巡り】第21回東近... | トップ | 「伊吹そば」、”在来種伊吹そ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

滋賀TODAY」カテゴリの最新記事