近畿や北陸、東海地域のブランド牛の質を審査する「肉牛共進会」で、近江牛が5年ぶりに最優秀賞を受賞した。入賞した畜産農家3人が12月17日、滋賀県公館で三日月大造知事に受賞を報告した。
肉牛共進会は、11月に神戸市で開かれ、近江牛のほか神戸から神戸牛、三重から松阪牛、岐阜からは飛騨牛など100頭が出品された。
審査の結果、以下の賞をを獲得した。
・雌牛の部: 竜王町の近江谷口牧場が最優秀賞
・去勢牛の部: 東近江市の三重加藤牧場が優秀賞1席
・雌牛の部: 近江八幡市の鈴木牧場も優良賞2席
近江谷口牧場の谷口仁司さんは「他府県に最優秀を取られていたので、滋賀で良い牛をつくりたいと思っていた。次も最優秀を狙いたい」と笑顔。
三重加藤牧場の加藤勝也さんは「産まれた時から手塩にかけて育てた牛がこのような賞を受賞できて光栄」、
鈴木牧場の鈴木文規さんも「近江、松阪、神戸牛がそろっている中で、近江牛の名声を高めることができた」と話した。
<記事・写真: 中日新聞より>
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