日本ダービーの展望－その１

連対馬の傾向。

来ない馬
(1)前走、G1、青葉賞、京都新聞杯以外。
(2)前走、青葉賞で、1馬身差以上で勝った馬以外。（2着以下は無条件でアウト)
ただし、上り33秒台でかつ半馬身以上で勝った馬は除く。
(3)前走、京都新聞杯で、2着以下。
(4)前走、NHKマイルCで、4番人気以下で2着以下。
(5)前走、NHKマイルCで、1800m以上の重賞勝ち馬を除き、2着以下。
(6)皐月賞で、5番人気以下でかつ7着以下。

残った馬
エピファネイア
キズナ
コディーノ
タマモベストプレイ
テイエムイナズマ
マイネルホウオウ
ロゴタイプ

７頭。

さらに絞ると・・・。

勝つ馬という点で考えると。
過去１０年のダービー馬。
ネオユニヴァース、キングカメハメハ、ディープインパクト、メイショウサムソン、ウオッカ、
ディープスカイ、ロジユニヴァース、エイシンフラッシュ、オルフェーヴル、ディープブリランテ

古馬になってＧ１を勝っている馬。種牡馬で活躍中の馬がほとんど。
近年の５頭は微妙に異なってきているが。。。
それでも豪華な顔ぶれ。
ポッと出の馬がここで劇走して勝つということは有り得ないのがダービーの歴史。


ダービーまでの成績は・・・
・スケールを感じさせるレースをしている。
・凡走は殆どしていない。

あとは。
・新馬勝ちする馬が多い。（特に楽勝する場合が良い)
・無理使いをしていない。(レースを使いすぎない)


さらに残った馬
エピファネイア
キズナ
コディーノ
ロゴタイプ

４頭。


朝日杯、皐月賞馬のＧ１・２冠馬ログタイプはこの中では新馬戦が１２００ｍと
ダービーを勝つ馬にしては異例の短距離戦デビュー。
距離不安説も無いわけではないし、はじめはいわゆるクラシックロードを進んできたわけでは点で割り引く。

またコディーノは朝日杯以降、スケールが萎んだ印象は否めず、ダービーを勝つイメージが沸かない。


キズナがイチオシ!!

２頭の比較ではエピファネイアは折り合いの問題もあって、序盤にスタミナロスする印象。
それもあってか、直線追って味のあるタイプではなく、Ｇ１馬のイメージが沸かない。

その点、キズナは差しの形が固まって、いかにもダービーでこその馬のイメージが沸く。
あまりにも後ろ過ぎると、たとえば去年のワールドエース、ゴールドシップのように
脚を甘し気味に届かずの危険もあるかもしれないが、タイプ的にはこの馬だろう。