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気まぐれ日記。

ジャパンカップの展望-その2

2013-11-20 08:10:55 | G1
3着馬の傾向。

過去10年、日本馬9頭、外国馬1頭。

日本馬からが基本。

6頭が前走、天皇賞・秋。
その内容。
03シンボリクリスエス1番人気、1着
05ゼンノロブロイ  1番人気、2着
07メイショウサムソン1番人気、1着
08ウオッカ     1番人気、1着
11ジャガーメイル  9番人気 9着
12ルーラーシップ  2番人気、3着

11年のジャガーメイルは例外。
12年のルーラーシップも微妙に例外。(スタートさえまともならば勝っていたはず)

それ以外の馬たちは、前々走も1、2番人気だった馬。
(JCでも1、2番人気だった)
その1の時にも触れた、その時期のエース格の馬たちである。

エース格の馬は連対有力であると同時に、連対できなくても3着には来るという事。
また、過去10年、JC1番人気は日本馬のエース格の馬であり、すべて3着以内に来ている。
(去年以外は日本のエース格が1番人気)

要は過去10年では日本馬のエース格は崩れることなく3着以内に来ている。

今年のメンバーでその立場にあるのは、天皇賞・秋1番人気2着のジェンティルドンナ
JCでも1番人気は必死だろう。

3着の傾向というより、3着以内の信頼性ということで言えば、ジェンティルドンナは鉄板!!となる。

では、連対候補なのか?、それとも3着候補なのか?
過去の前走、天皇賞・秋のエース格で3着馬の分析。
03シンボリクリスエス
→重馬場の影響も相当にある。
05ゼンノロブロイ  
→レコードの超高速決着。久々の(東京開催での)外国馬の勝利。
 2着はコース適正抜群。(その後、有馬記念でディープインパクトを負かした)影の実力馬ハーツクライ。
07メイショウサムソン
→スローの流れで外外を回らされ、仕掛けるタイミングも悪く、1着馬とは首+頭差。力負けではない。
08ウオッカ     
→スローな展開をスクリーンヒーローに出し抜けを食らったレース。
 2着のディープスカイはJCでの1番人気(2着)はこちらで、JCではエース逆転のレースでもあった。

展開に左右されたり、コース適性、あるいは道悪だったり、また外国馬が予想以上に強かった場合に3着に甘んずることがある。

ジェンティルドンナは今年の成績が微妙なだけに、絶対の信頼となると微妙な意味はあるが、
今回はオルフェーヴル、キズナ、エピファネイアも居ないし、早々に秋休養となったフェノーメノも居ない。

日本馬にG1実績がある馬がこれだけ少ないのは久々というくらい実績面では貧弱なメンバー。
これだけ手薄ならばジェンティルドンナは連軸の中心で良いだろう。


では、エース格以外からの3着馬の候補は。

日本馬の過去10年の天皇賞・秋以外のその他は3頭。

04デルタブルース  菊花賞1着
09レッドディザイア 秋華賞1着
10ヴィクトワールピサ皐月賞1着

当時3歳の牡馬、牝馬の3冠のいずれかの勝利馬。
ちなみに10年はヴィクトワールピサがイチオシだった。(予想も単穴評価)

しかし、今年は3歳のG1馬は居ない。
敢えて挙げればデニムアンドルビー
スタートが悪く力を出し切れて居ない部分があり、その点で東京の2400mは力はこの2戦よりは出せるはず。
古馬の一線級相手では苦しいが、なにせ古馬の超一流どころの多くが回避している状態。
それを考えれば、今まで以上にチャンスがありそう。
鞍上も変わるのだろうから新味が出る可能性は有る。

あとは古馬ならば、普通に格上のエイシンフラッシュ。
今年は外国馬の出番もあるかもしれない。