皐月賞の回顧(まとめ)

エフフォーリアがクラシック1冠を制した。
そしてまた無敗馬のG1勝利。
3馬身差の完勝。
ダービーは1強の図式で向かえることになるかもしれない。

2着タイトルホルダーは2番手から動いていき直線は一旦先頭。
前走、スローの前残りでの勝利で軽視された存在だったら、それを払拭する強いレースをしている。
ただ、切れる感じは全くないタイプ。
今回の時計を要する馬場が有利に働いた部分もあるかもしれない。

3着ステラヴェローチェはコースロスなくインを追走。
4コーナーは多くが外を捲りに動いた時もインを巧みに回り、直線でアドマイヤハダルに競り勝った。
世代上位の力はあるが、トップクラス相手では勝ち切れるまでの力はないイメージ。

アドマイヤハダルは直線を向いて外目に出して伸びそうな雰囲気ながら伸びきれず4着止まり。
上りの掛かる今回の馬場向きではないのだろう。
また初めての強敵相手。
多少、壁があったのかもしれない。
だた、これで一定以上の力がある所は示した内容。
切れる馬場でならば、更なる上昇が期待できるかもしれない。

1番人気のダノンザキッドは15着に沈んだ。
4コーナー手前から前を捕まえに動いたが、手ごたえが怪しく上がっていけなかった。
これが力負けではないが、トップレベルの立場からはとりあえず脱落した形になった。

2冠目はダービー。
皐月賞はエフフォーリアの完勝だったし、元々ダービー向きとも言われる馬。
期待値はグンと上昇したのは間違いない。
ただ、皐月賞が時計の掛かる馬場でのもので、単純にタイムだけで言えば平凡だし、上りも掛かった。
良馬場だったら、ダービーの東京2400mは高速決着だろうし、上りも速くなるはず。
今回とは馬場は全く違う条件になるので、今回の結果はダービーに直結しない部分も多少なりともあることは考慮したい。


連対馬の傾向
1着エフフォーリアは残った馬11頭のうちの１頭だった。
2着タイトルホルダーも残った馬11頭のうちの１頭だった。

３着馬の傾向
ステラヴェローチェは残った馬11頭のうちの１頭だった。


オッズバランス編
アドマイヤハダルの3番人気は被り過ぎだったかもしれない。