外国人労働者の受け入れ拡大に向け、安倍政権が新たな在留資格の創設へ動き出した。人手不足に悩む業界や中小企業からの要望が、受け入れ拡大に消極的だった政権の背中を押した。働く外国人が急増し、日本社会の風景を変える大きな政策転換となる可能性がある。期待感が広がる一方、対象拡大は拙速だとの指摘も多い。
連日のように最高気温が40度前後になり、「災害級の酷暑」と言われる今夏の日本列島。だが南国・沖縄は、35度を超える猛暑日になることがほとんどない。なぜなのか。今月上旬の那覇市内。日中は強い日差しが照りつけ、道行く人も汗をぬぐう。ところが日陰に入ると風が吹き抜ける。日の入り後も風が心地よく、4月に那覇に赴任した記者は、ジョギングをしていて日差しの強さに閉口することはあるが、寝る時にクーラーをつけたことが一度もない。