来春に予定されている、中国の習近平国家主席の国賓訪日に対する批判が高まる中、安倍晋三首相は23日、習氏と向き合った。香港情勢をめぐっては国際社会も中国当局に批判を強め、中国公船による沖縄県・尖閣諸島周辺への領海侵入もやまない。それでもなぜ「国賓」なのか。
国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議で定められた北朝鮮人労働者の本国送還が、22日で期限を迎えた。しかし、労働者の多くを受け入れてきた中国とロシアでは送還が徹底されておらず、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮の外貨稼ぎを封じるための国際合意が骨抜きとなる恐れがある。