タリバンはバイデン米政権が駐留米軍の撤収作業を開始した4月下旬から攻勢を強めた。今月14日にはかつて反タリバン勢力の拠点だった北部マザリシャリフを、15日には東部ジャララバードを支配下に置き、主要都市をほぼ制圧した。
新型コロナウイルスの感染が再拡大している米国で、学校でのマスク着用を義務づける動きが広がっている。一部地域で新学期が始まり、対面授業にマスクが必要との認識が高まっているためだ。義務づけを禁止する州などと感染防止対策を重視する学区や親との間で対立が深まっている。
九州や中国地方では記録的な大雨が続き、気象庁は同日、福岡、佐賀、長崎と広島の計4県に対し、数十年に一度の甚大な被害の危険が迫っているとして大雨の特別警報を発表した。
世界各地で森林火災が頻発している。異常気象による気温上昇や空気の乾燥が続き、延焼しやすくなっている。干ばつも深刻だ。市民生活や経済に対する悪影響も大きく、各国政府が対応を迫られている。
イタリア南部シチリア島の地元当局は11日、島南部フロリディアで同日、48.8度を観測したと発表した。確定値ではないとしているが、同国主要紙コリエレ・デラ・セラは欧州での観測史上最高気温を更新したと伝えた。
ス通信によると、ロシア国防省は9日、北方領土で年内に兵士用宿舎1棟が新たに完成する見通しを明らかにした。露軍は北方領土の軍備強化を図っており、要員を増やしている可能性がある。
約6カ月後に迫った北京冬季五輪に関し、中国政府による新疆ウイグル自治区での人権侵害や香港での民主派弾圧を問題視する立場から、ボイコットや開催地の変更を求める声が米国や欧州で急速に拡大している。
東京五輪は8日、閉幕する。日本の獲得した金メダルは史上最多の27個。「銀」14、「銅」17を合わせメダル総数は58個となり、これも過去最多を大幅に更新した。
世界で異常気象が猛威をふるっている。トルコやイタリアでは大規模な山火事が発生し、ドイツやベルギーでは大洪水がおきた。地球温暖化の影響とみられ、国際商品価格の上昇や難民の増加にもつながっている。新型コロナウイルスの感染再拡大とともに、経済や社会活動への懸念が増している。
新型コロナウイルスの世界の累計感染者数が4日午後(日本時間5日朝)、米ジョンズ・ホプキンス大の集計で2億人を突破した。1月下旬に1億人を超えてから半年余りで倍増した。死者数は約425万人に上る。国内では新型コロナウイルスに感染した人の累計が6日、100万人を超えた。
暑さ対策で札幌開催となった競歩が5日夕、男子20キロの種目からスタートする。今夏の北海道は記録的な猛暑となっており、出場選手や競技運営に関わる人たちは「競技を成功させたい」と準備を進めてきた。
政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長は4日の衆院厚生労働委員会で、東京都内の新規感染者数の見通しについて、最悪の場合には「1日1万人になる可能性もある」と述べた。来週には「もう少し低い6000とか7000、8000というところ。いま急に下がることはない」との認識を示した。
加藤勝信官房長官は3日の記者会見で、ドイツ軍のフリゲート艦がインド太平洋地域へ出航したのを歓迎した。「『自由で開かれたインド太平洋』の実現へ、ドイツと緊密な連携を図りたい」と述べた。
米疾病対策センター(CDC)は、マサチューセッツ州で7月に起きた新型コロナウイルスの集団感染で、感染者の7割がワクチンを接種済みだったとの調査報告書を2日までに公表した。