功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

朝8時からの国防議連から(2022/12/02)

2022-12-02 23:54:24 | On the Road
▼きょう12月2日金曜は、朝8時からの国防議連から始まりました。
 慶應義塾大学の神保謙教授が「わが国の防衛力の抜本的強化」と題してプレゼンテーションをされ、それを基にして議論をしました。国防議連の『勉強会』ですね。
 わたしは、日本の安全保障について例えば誤情報や思い込みを刷り込まれたかたがたと、どうやって共通の認識を築くかを、信頼できる専門家である神保さんと、すこしお話ししました。

憲法改正の実行を問う

憲法改正の実行を問う

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼議員会館の青山繁晴事務所へ戻り、外務省・文化庁・内閣官房の3者と、世界遺産問題について議論しました。
 ひとつは、すでに世界遺産に登録されている、軍艦島を含む明治産業遺産に韓国が不当なクレームを付けている問題です。
 もうひとつは、佐渡金山です。世界遺産の登録を目指していますが、平坦な道ではありません。
 水面下の協議なので、中身は記しません。
 ともに、いくぶん、前進している可能性があります。

 護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 )は今月、軍艦島の問題に絞って勉強会を開き、軍艦島で立派に働かれていた同胞のためにも、取り組みを続けます。
 この同胞のみなさんは、韓国人の労働者に対してもまったく平等に、フェアに接し、同じ条件で働かれていたのです。



▼この議論のあと、自由民主党本部に移動し、「憲法改正実現本部会議」に参加しました。
 今日のテーマのひとつが「衆参両院の憲法審査会の状況について」でしたから、挙手をして、参院憲法審査会のありのままの現状について問題提起をしました。
 憲法審査会を開いているから、改憲を国民に発議するために前進しているのではなく、むしろ、憲法改正を避けるための審査会、阻止するための審査会にしようとする動きがあり、それに有効に対峙すべきという提起です。

 冒頭の写真は、その発言をしているところです。
 杉田水脈代議士が、いつものように、まるで気づかないうちに撮ってくださいました。




▼衆議院の憲法審査会のようすはまた、すこし違うようですから、衆議院の議員にどこまで理解されたかは分かりません。
 ただ、わたしの問題提起を引用しつつ発言なさる衆議院議員が何人かいらっしゃいました。

▼この憲法改正実現本部は、国会日程のためやむを得ず、中座しました。
 基本、遅刻も中座もしません。
 しかし国会日程は何よりも優先ですから、参加者のみなさんに事情を説明したうえで、きょうは例外として中座しました。

 この国会日程というのは、経済産業委員会の理事懇談会です。
 参議院の議員会館へ戻って、出席しました。
 与野党の理事同士の協議で、次の審議日程が決まりました。

▼そのあと、議員会館の青山繁晴事務所へ戻って、海上保安庁と議論をしました。
 有事の際に、海上自衛隊とどのように連携するかをめぐって、踏み込んで話し合いました。

▼さらに、内閣府の行政官・官僚と、日本学術会議について議論しました。
 海保、内閣府とも、水面下の協議なので、内容は記しません。

▼そして、国会議事堂の本館へ歩き、まず議員総会に臨みました。
 議員総会のあとは、本会議です。
 補正予算が成立しました。

 議事堂から東京駅に向かい、いまは新幹線です。
 駅のホームでネットに接続して、新しい小説の「夜想交叉路」 ( 紀伊國屋書店のネットではここにあります ) について、あるネット書店でとんでもない妨害行為が起きていることが分かりました。
 この件は、あとで、記します。

 新幹線の車窓から、飛び去る夜が見えています。
 困難な、どこまで行っても、なにもかも困難な道のりです。
 しかし万事、どうということはありませぬ。




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国防議連に参加(2022/12/02)

2022-12-02 10:48:59 | On the Road
・・・今朝12月2日金曜も、早朝から始動しています。
 いまは朝8時から開かれている、国防議連に参加しています。

米軍が戦場に入ってくるのを中国軍が阻止してしまうリスクが膨らむなかで、自衛隊をいかに強化するか

米軍が戦場に入ってくるのを中国軍が阻止してしまうリスクが膨らむなかで、自衛隊をいかに強化するか

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

・・・今朝12月2日金曜も、早朝から始動しています。
 いまは朝8時から開かれている、国防議連に参加しています。

 日本中がスペイン戦勝利で湧くなかを、国会へ向かいました。
 国防議連のドアの中へ入ると、あたりまえですが、祝賀ムードなど皆無、中国の脅威にいかに立ち向かうかを真剣に考える議員と、自衛隊の将校と、防衛省幹部で朝早くから緊張した雰囲気です。

 さぁ、きょうも長いぞ。






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年に2回の特別講義(2022/12/17)Ⅳ

2022-12-02 07:16:12 | On the Road
▼そのあと、夕刻から夜にかけて、東京大学の有志学生へのゼミナールです。

 わたしは議員となってから、東大の非常勤講師となりました。現職の自由民主党議員を、正式な非常勤講師にする、なかなか他大学ではあり得ないでしょう。東大は案外、懐が深いです。
 いまは、その非常勤講師を終え、有志の学生へのゼミをボランティアで行っています。

 東大生の諸君に、前述の太陽光パネルの廃棄をめぐる現実を話し、「君たちの先輩の体たらくを、君たちが同じキャリア官僚として役所に入り、変えていくんだ」と申しました。
 東大で教え続けている、これが大きな理由なのです。良心的な行政官・官僚を増やしていくことができます。すでに、わたしのゼミ生からすくなくない行政官が生まれています。

▼今期(令和4年度後期)の東大生のなかに、文学部国文科4年の女子がいます。
 国文科の学生ですから、新しい小説の「夜想交叉路」を渡して、読んでもらいました。
「ひとが何に支えられて生きるのかを、読者それぞれの家族や過去に遡って教えてくれるような小説です」という趣旨の感想を語ってくれました。
 夜想交叉路はこれから、ゼミ生の全員で回し読みとなります。

▼議員となる前から教えているのが、近畿大学の経済学部です。
 いまは、客員教授の身分は変わりませんが、年に2回の特別講義となっています。
 その特別講義は、教室とオンラインを併用し、学外から社会人でもどなたでも自由に参加できます。
 いまちょうど、募集中です。

日本政府は、中国製の太陽光パネルをこの国土に大量に導入したとき、そのパネルの有毒物質をどこにどうやって廃棄するかを考えていなかった

日本政府は、中国製の太陽光パネルをこの国土に大量に導入したとき、そのパネルの有毒物質をどこにどうやって廃棄するかを考えていなかった

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼この中国製の太陽光発電パネルをめぐる深刻な問題も、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で、アクセスが少なくとも話さねばならないと考えています。
 最新分は、「中国の海外警察 許すまじ」です。これです。



 数十秒のショート動画は、「自衛隊の強みは何、弱みは何」をテーマに、これです。



▼「おのれの人生を壊して国会議員をやっても、1期だけで終えるから」という本来の願いを覆したのは、1期6年で、思っていた以上の成果が上がりつつ、前述の政府高官の言葉がある意味、象徴しているように、それはまだ、不肖わたしが議員で居続けることが保証になっているだけだからです。
 亡き安倍さんがまさしく予言なさった、政府、自由民主党の変化を定着させ、多くの課題をゴールまで持っていかねばなりませぬ。

 2期目のわたしは、1期目以上に、森羅万象、ありとあらゆることに取り組むような日々となっています。
 1期目より、辛いです。
 しかし、すべて、おのれが決断し、引き受けたことです。

 今ちょうど、ワールドカップ・サッカーで日本がスペインに追いつき、そして逆転しました。
 守りに入らず、勝ち抜いていただきたいなと祈るばかりです。




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「真の地産地消・地域共生型エネルギーシステムを構築する議員連盟」に参加(2022/12/01)Ⅲ

2022-12-02 07:08:46 | On the Road
▼そのあと衆議院議員会館の会議室へ向かいました。
「真の地産地消・地域共生型エネルギーシステムを構築する議員連盟」に参加するためです。

日本政府は、中国製の太陽光パネルをこの国土に大量に導入したとき、そのパネルの有毒物質をどこにどうやって廃棄するかを考えていなかった

日本政府は、中国製の太陽光パネルをこの国土に大量に導入したとき、そのパネルの有毒物質をどこにどうやって廃棄するかを考えていなかった

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼今回は、太陽光発電パネルが国土の荒廃を招いている問題がテーマです。
 この問題を追っている記者と、パネル設置をめぐって住民が戦っている地域の市議が、実情を話してくださいました。
 わたしは、このおふたりに感謝しつつ、廃棄をめぐる問題提起が無いことを指摘しました。
 やはり、まだ多くのパネルの寿命が来ていないという気持ちが無意識にあるのでしょう。
 そこで政府側に問いました。やはり、備えはできていません。
 そして議連の首脳陣に「問題は洋上風力発電でも同じなのです。議題にしてください」と要請しました。

▼終わったあと、政府高官が近づいてきて「私どもの省は、青山議員の主張をずいぶんと聞いているではないですか」と仰いました。
 確かに、すこしづつ改善しています。
 しかし取引をしているのではないのです。
 主権者・国民のみなさんの知らないところで裏取引など、いたしませぬ。

▼ふたたび、議員会館の青山繁晴事務所へ戻り、元サンケイビジネスアイ編集者の赤石英治さんとお会いしました。
 赤石さんは、6年前の平成28年、西暦2016年6月半ばに、わたしと青山千春博士にメタンハイドレートについて取材されました。
 その取材中に、安倍晋三内閣総理大臣から携帯に電話が掛かったのです。

「やっぱり選挙 ( その夏の参院選 ) に出て欲しいんだよ」と仰る総理に、「その話は、1月4日に総理の名代として世耕弘成官房副長官がお見えになってからずっとお断りしています。それに、6月22日の公示までもうわずかです。いくら何でも間に合いません」と答えました。
 すると、安倍総理はまったく平然とこう仰いました。
「青山さんが国会に来ると、まず外務省が変わるな。それから経産省も変わるな。朝の部会に議員として出てくれれば、自民党議員も変わる」 ( 趣旨 )

 現職総理が外務省、経産省、それに自民党の現状を批判されていることにもなる、この大胆な言葉に、初めて「考えます」と約束しました。
 それでも、断る決心をして、安倍総理に電話することにしました。
 すると、青山千春博士が、JAMSTEC ( 海洋研究開発機構 ) の海洋調査船「かいめい」に乗船する直前に電話してきて、「後悔しますよ」とだけ言いました。
 また、清水麻未・独立総合研究所社長秘書、つまり現在の三浦麻未・公設第一秘書は「社長、国益のためです」と言いました。
 この日本女子ふたりの志をきっかけに、ついに覚悟を決めました。
 そして出馬会見をしたのは、実に公示の2日前、6月20日でした。自分の言葉通り、ふつうなら間に合うはずもありません。しかし、選挙運動とは、ほんらいは公示になってからだけやるものという信念には沿っていると考えていました。


 ところが著名なジャーナリストが「青山さんが直前に決めたというのは嘘だ」という、まさしく嘘をその著作に書かれました。
 まったく何の取材も無かったのです。これでジャーナリストと言えるでしょうか。記者経験からしても、ひとかけらの取材も無く、人を誹謗することを書き散らすなど、あり得ないことです。
 6年ぶりにお会いした赤石さんに、「ぼくの申している事実経過が真実である、証人ですよね」と申しました。
 赤石さんの目の前で、安倍総理からの電話があったからです。
 赤石さんは「そうです」と深く頷かれました。

 自分では背負わずに安全圏に居て、こうやって嘘まで使い、現場で重きを背負う者をあしざまに言う。
 それも世の常です。この著名ジャーナリストにまったく限りません。
 したがって、要は、どうということもありませぬ。

再エネ大規模開発の規制「法改正含め検討」 自民議連が総会

再エネ大規模開発の規制「法改正含め検討」 自民議連が総会

太陽光や風力発電など再生可能エネルギーの大規模開発をめぐり、自民党の「真の地産地消・地域共生型エネルギーシステムを構築する議員連盟」は8日、東京都内で総会を開…

産経ニュース



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「実は、廃棄のことは具体的に考えていなかった」(2022/12/01)Ⅱ

2022-12-02 06:53:52 | On the Road
▼議員会館の青山繁晴事務所へ戻り、ガスの税制について関係者と議論しました。
 そのあと、珍しく日中に疲労感が募り、出席を予定している台湾を励ます集いを、欠席しようかと迷いました。

日本政府は、中国製の太陽光パネルをこの国土に大量に導入したとき、そのパネルの有毒物質をどこにどうやって廃棄するかを考えていなかった

日本政府は、中国製の太陽光パネルをこの国土に大量に導入したとき、そのパネルの有毒物質をどこにどうやって廃棄するかを考えていなかった

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼しかし、これも現場に行かねば、中国に抗する台湾をじかに勇気づけることはできません。
 重い心身を無理にでも運ぶように、会場に入りました。写真は、挨拶される、台湾の事実上の大使です。

▼議員会館の青山繁晴事務所へふたたび戻り、大半が中国製の太陽光発電パネルの廃棄について政府の担当官と議論しました。
 すると議論するうちに、行政官が「実は、廃棄のことは具体的に考えていなかった」という趣旨を明らかにしたのです。告白したと言ってもいいと考えます。
 政府は、再生可能エネルギーをまるで絶対視するかのように、FIT ( 太陽光パネルなどで作った電気を高く買い取る制度 ) によって太陽光パネルを国土の野山、斜面、耕作地、街角、電車の沿線といった隅々に設置させました。
 ところが、やがてパネルの寿命が来て廃棄する時のことを考えていなかったのです。

 わたしはやむを得ず、またしても憤激し、憤激するだけではなく、複数の省庁で廃棄案を作って持ってくるように求めました。
 太陽光発電パネルは、短ければ25年ほど、長くても35年から40年ぐらいで寿命が来ます。そのとき解体して、リサイクルを図りますが、リサイクルできない有毒物質が複数、残ります。それは処分地を探して、埋めねばならないのです。一体どこの地域がこれを引き受けてくれるでしょうか。
 この深刻な問題を、先送りし、避けたままになっていたというのは、信じがたい事態です。

▼このあと、産経新聞千葉総局の総局長がお出でになりました。
 12月14日に「正論懇話会」で講演する件で、お見えになったのです。(12 月 14 日水曜の12 時 00 分 ~ 14 時 30 分。千葉「正論」懇話会@京成ホテルミラマーレ)


太陽光発電のパネル約50枚が散乱 白馬村の山林内 修理や撤去の見通し立たず|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

太陽光発電のパネル約50枚が散乱 白馬村の山林内 修理や撤去の見通し立たず|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

 北安曇郡白馬村神城の山林で、太陽光発電施設の発電パネルが台から外れたまま放置されていることが30日、分かった。保守点検などを担う上田市の管理会社によると、3月...

信濃毎日新聞デジタル



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