功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

「経済安全保障推進本部」に参加しています(2022/09/30)

2022-09-30 10:39:43 | On the Road
▼きょうは、閉会中の最後の日です。
 秋の臨時国会が、週明け10月3日月曜に開会する見通しですから。
 国会があっても無くても、公務が絶えることは無いです。

 きょう9月30日も朝から、自由民主党本部で「経済安全保障推進本部」に参加しています。
 提言をまとめるための平場の会議です。

▼写真は変わり映えしません。
 しかし論議の中身は、一日一日、一回一回、違いますから、気を抜けません。

経済安全保障をめぐる党の議論では、セキュリティ・クリアランスも中国問題も重視して、どんどん議論しています

経済安全保障をめぐる党の議論では、セキュリティ・クリアランスも中国問題も重視して、どんどん議論しています

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼ちなみに、この経済安全保障推進本部では、幹事長代理なので、きょうのような平場では原則、発言を控えます。
 役員は役員の中で自由自在の議論をして、役員会としての意見を定め、それを平場に出す。平場では、役員以外の議員が自由に議論する。
 それが自由民主党の事実上のルールです。

▼わたしは「現在の経済安全保障推進法を改正して、セキュリティ・クリアランスを盛り込むことは大切です。ただし、すぐに役所が使うカタカナより、日本語にすべき。たとえば資格保証、適格保証、資格確認、適格確認、いくらでも日本語で概念が分かる用語をつくれるではないですか」とすでに、提案しています。
 推進本部の中で検討されています。
 いずれにしてもセキュリティ・クリアランスの策定という推進本部の方針は揺らぎません。中国の脅威に立ち向かうための『経済安全保障』であるという方針もまた、揺らぐことがまったくありません。




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「そんなことを仰っていると、青山先生のためにもなりませんよ」(2022/09/30)

2022-09-30 06:59:06 | On the Road
▼安倍さんの命を救うために奮闘された現場の医師の見解と、その後の司法解剖の所見が、大きく食い違っています。
 医師は「心臓の心室に穴が開いていた」と明言され、解剖所見は、逆にそれを明確に否定していると当局者が明らかにしています。

安倍晋三・元内閣総理大臣の暗殺事件について、疑念を残さない解明へ、前進か

安倍晋三・元内閣総理大臣の暗殺事件について、疑念を残さない解明へ、前進か

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼わたしはこれを深刻な問題と捉えています。
 医師の方の見解をどうこう言うのではありません。まったく、ありません。
 安倍晋三・元内閣総理大臣を救うためにどれほど努力を尽くされたことでしょうか。前述の所見も、現場の努力と献身に基づいて表明されたものです。

 一方で、日本の司法解剖は厳粛にして、信頼性の高いものです。たとえば独裁国家のそれとは、比べものになりません。

 すなわち、いずれの所見も大切なものであるにもかかわらず、根本的に食い違ったままであれば、事件捜査への国民の信頼が損なわれます。
 日本警察に説明義務があります。
 警察の側に、医師の所見について述べよと言うのでは、まったくありません。
 そうではなく、警察を含む政府側は今回、公判前であっても、司法解剖に基づく見解をきちんと内外に示すべきです。

▼恐らくは国会議員の中で唯ひとり、上記のことを、政府側に働きかけてきました。
 繰り返し、繰り返し、促しました。
 すると9月28日水曜に、強大な権力を持つ側から「そんなことを仰っていると、青山先生のためにもなりませんよ」という言葉が発せられました。
 わたしは「それは脅しだ」と指摘しました。
 当然のこととしてそれに屈せず、逆に憤激して、徹底的に対抗しました。

 その結果、何らかの対応がある、司法解剖による所見の説明があり得るという連絡が、その後に来ました。

▼現時点では、これ以上のことは申しませぬ。
 きちんと説明がなされること、その邪魔にならないことが大切です。
 同時に、主権者は、何が進行しているのかを知る権利があります。
 そこで、上記を、バランスをとった報告として記しておきます。


※ いずれ、ここで話したく思います。
  ただし、その時にも節度は守ります。
  節度を失っては、国益のためにという本来の目的が、実りません。





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きのう9月29日木曜に、防衛省の本省から、(2022/09/30)

2022-09-30 06:52:00 | On the Road
( 日本の国会の一員として参加した、硫黄島での日米合同慰霊祭にて。
 日章旗を掲げる陸上自衛隊を、米軍が、敬意を持って見守っています。
 硫黄島の戦いにおける先人の献身、日米両軍の将兵への深い尊敬と感謝が、土台にあります )

日本女子も日本男子も等しく誇りを持って任務に就く、わたしたちの自衛隊であるために

日本女子も日本男子も等しく誇りを持って任務に就く、わたしたちの自衛隊であるために

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼きのう9月29日木曜に、防衛省の本省から、自衛隊の性的被害の問題を克服する担当官が、議員会館の青山繁晴事務所にお出でになりました。
「これから、防衛省の人事教育局長らが、陸上自衛隊の駐屯地で任務中に被害に遭われた元自衛官、五ノ井里奈さんに謝罪に向かいます。性被害の実態を把握したからです。ここを出発点に、二度と被害者が出ないよう努力を重ねていきます」という趣旨を、この女性担当官は、極めて誠実に語られました。

▼その後、実際に謝罪が公開で行われました。

▼こうした対応は、自衛隊で初めてのことです。
 自由民主党の国防部会で発言するとともに、水面下でも防衛省と自衛隊に働きかけてきたことを、防衛省と自衛隊が受け止めて、動いたことは、ひとつの前進です。
 わたしは、前述の担当官に「これからも、女性の防衛省幹部として、勇気と誇りを持って問題に取り組んでください。不肖ながら、わたしも支えます。何でも相談なさってください」と申しあげました。

▼そのうえで、以下を要望しました。

( 1 ) 防衛省は、特別防衛監察を実施しているとしながら、実際には相談窓口を設置しただけ、というのはいけません。
 現役の女性自衛官のかたがたから、「これでは意味がない。声を上げにくいという現実は変わりません」という声も届いています。
 自衛隊の警務隊の中に調査班を編成し、権限を持って公正な調査を実施することを提案します。

( 2 ) 日本の女性が安心して自衛隊に志願できて、女性自衛官が増えることが、祖国の防衛の向上にも繋がります。
 五ノ井さんの身を賭した訴えを受け止め直し、あらためて五ノ井さんの提案をよく聞くことも実行し、単なる謝罪に終わらせないでください。

( 3 ) この問題は、わたしの知る限り、米軍をはじめ諸国の軍隊でも大きな苦悩となっています。
 諸国の取り組みと教訓もよく学びつつ、日本ならではの、毅然とした対応を樹立してください。




▼わたしのこの問題での原点は、学生時代です。
 東京の山手線の終電車で、中年男性が集団となり、青山千春博士 ( 当時は日本女性初の航海科学生 ) に近づき「触らせろ」と迫ったのに対峙し、全員を引き下がらせて被害を防ぎました。
 あのとき被害に遭っていたら、船に乗れなくなっていたでしょう。
 当時の海洋実習船には、女性用の風呂もトイレも無く、ただ「女子使用中」という札を掛けるだけだったからです。
 船に乗れなくなっていれば、その後に博士号をとることも、海洋資源を研究することも、不可能だったでしょう。

 性的被害は、こころの傷跡が深く、男女を問わず、その志の実現も阻んでしまうことを、わたしはその後の事件記者時代にも、学びました。

 女子でも男子でも、志を実らせることができる日本にしなければなりません。


※ この関連の動画はここにあります。
  また、最新の動画を昨夜にアップしています。これこれです。
  いずれも、敗戦後の日本の歪みを正すことを願って、収録しました。





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東京コンフィデンシャル・レポート(2022/09/29)

2022-09-30 05:00:26 | 独立総合研究所
2022年9月29日第1292号短文速報 82
ウラジオストク総領事館員の拘束事件の真相
▽ロシアが情報工作に日本のテレビ局を使った
▽外務省が伏せた女性の存在
▽真相はこれである
▽巧妙な拷問があった
▽条約の「但し書き」に触れないのはオカシイ
▽情報活動の恐るべき実態
2022年9月22日第1291号短文速報 81
岸田内閣の危機の正体
▽国民が信を置くほどの熱情があるのか無いのか
▽時代が欲するものを持ち合わせない



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ロシアが日本の領事を拘束(2022/09/29)

2022-09-29 09:15:10 | On the Road
▼今度は「外交部会・国防部会・外交調査会・安全保障調査会」の合同会議です。
 ひとつ前のエントリーの写真と見比べてもらうと、メディアの冒頭取材の記者の数が減っているのが分かると思います。
「ロシアが日本の領事を拘束して、暴行を含む取り調べをしたのは重大問題だし、北朝鮮のミサイルも大問題なのに、なぜ」と思う主権者も少なくないでしょう。
 しかしこれが日本のメディアです。
 メディアは、国民が相手のビジネスなのに、国民と価値基準が違ってしまっていると言わざるを得ません。

続いて、在ウラジオストク総領事館員の拘束事件と、北朝鮮の弾道ミサイル発射を議論する部会です

続いて、在ウラジオストク総領事館員の拘束事件と、北朝鮮の弾道ミサイル発射を議論する部会です

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼不肖わたしは凡(すべ)て国益のために取り組みます。
 それが基準です。

 これから政府に質問をします。




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