功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

アストラゼネカのワクチン使用方針に反対します (2021-07-31 13:46:42)

2021-07-31 15:59:06 | On the Road
 ずっと反対してきました。
 理由は、第一に、命に直接、関わる脳血栓症が稀であっても起きていること、第二に、伝令型RNAワクチンに比べて、このウイルスベクターのワクチンは効力がやや低いことです。



 河野担当大臣におかれては、「メッセンジャーRNAワクチンに拒否感がある人に役立つ」という趣旨を仰ったと伝え聞きましたが、もしも事実なら、意味不明です。
 なぜ、伝令型RNAワクチンに拒否感があるひとにとって、ウイルスベクターなら良いのでしょうか。

 しかも、現在はインド型を中心に変異株の脅威が最大課題となり、ワクチンの効力低下の可能性を一生懸命に検討しているときに、なぜ効力のもともとやや低いワクチンを使うのか。

 アストラゼネカのワクチンには、保存や運搬が比較的、楽だという利点があります。
 したがって、伝令型RNAワクチンが要求する保存条件を満たすことが困難な国から求めがあれば、アストラゼネカを供与することには、正当な理由があります。
 しかし、日本国内で使うことには、今のところ、すくなくとも不肖ぼくには理由が見つかりません。

 さらに、この決定もまた、党側、自由民主党に何の相談もないまま、突如、決まってしまいました。
 武漢熱をめぐる失政の一環とならないように、今後も働きかけを続けます。
 使用しても良いという政府決定と、現場で実際に使うことは違いますから。




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7月に「答えて、答えて、答える!」Ⅱ(7月21日&26日)

2021-07-31 13:34:18 | 日本文化チャンネル桜




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「ただ練習量だけがすべてを決するのが柔道だ」(2021-07-30 18:37:08)

2021-07-31 00:55:00 | On the Road
▼東京オリンピックの日本柔道の快進撃は止まらず、かつて何度も苦しんだ重量級でも、目を見張る活躍です。
 きょう7月30日金曜には、女子78キロ超級の素根選手が、金メダルをとりました。
 これで日本は、西暦1964年の東京と、そしてアテネのメダル数に並びましたね。



▼「あすなろ物語」や「蒼き狼」をはじめ幾多の名作を著し、川端康成さんがノーベル文学賞をとった翌年に候補となった井上靖さんは、旧制四高で柔道に熱中したことがよく知られています。
 その井上靖さんは「ただ練習量だけがすべてを決するのが柔道だ」という趣旨の言葉を遺しておられます。

 今回の日本柔道は、東京でオリンピックが開かれるかどうか分からない、不安でいっぱいの気持ちに打ち克って、凄絶なまでの練習を重ねてこられたのでしょう。

 昨日と今日のぼくは、感染状況の悪化への対応を含め、オリンピックのチラ見、ながら見もなかなかできないですが、日本選手の志は、ほとんど一瞬のような画像からも、びんびんと伝わってきます。
 ありがたいです。




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東京オリンピック・パラリンピックのあとの別の大きな動きが、胎動しています。(2021-07-29 16:37:24)

2021-07-29 21:12:59 | On the Road
▼きょう7月29日木曜は、東京オリンピックのチラ見も、ながら見も、とてもできない情況です。
 別のたいせつな事が、水面下できのうから大きく動いています。



 現在の競技の様子がわからないので、頭の隅で、終わった競技をめぐって、ひとつの謎を知らず知らずに考えています。
 苦悩しつつ開かれた今回の東京五輪では、日本選手の想像を超える前進の一方で、「まさかの敗戦」も目立ちますね。それです。
 みなさんも『なぜかな』とお感じになっていると想像します。

▼大坂選手、桃田選手・・・ほかにもいらっしゃいます。
 それがオリンピックだ、魔物が住むんだから、と言えば、その通りです。
 ただ、オリンピックほどの水準の戦いになると、トップを争うときは、ほんとうに紙一重の差で戦うことにもなるでしょう。
 すると、1年の延期という影響はどうなのか。
 一方で、共通する敗因だけではなく、それぞれの選手の固有の理由もきっとあるでしょう。

▼仕事に心身をフルに使いつつ、ついあれこれ考えます。
 ぼくなりの結論は・・・まだです。まだまだ、です。

 そして、たいせつなことどもが表でも裏でも、切迫して進みゆく、ことしの夏です。
 東京オリンピック・パラリンピックのあとの別の大きな動きが、胎動しています。




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上野投手の再力投(2021-07-28 09:44:11)

2021-07-28 13:44:00 | On the Road
 スポーツが好きだからといってすぐに、国のまつりごとなどに当てはめて考えるべきではないと自戒しています。
 それでもなお、今日も仕事をしながらふと、日本女子のソフトボールのことを考えてしまいます。

 みなさんもお気づきの通り、予選の最終戦で日本女子は、あえてエースの上野選手、そして新しいスター、もう一人のピッチャー後藤選手という投手二枚看板を使わず、アメリカに現在の投手力の柱を見せませんでした。
 そして決勝戦、期待以上の力投の上野投手を、終盤で替えて、後藤投手に託し、さぁこれで逃げ切りを図るのかと思いきや、最後の最後で、ソフトボールの特性を活かして、上野投手の再力投に託しました。
 それがずばり、金メダルを呼び寄せます。



 なぜ成功したか。
 この指揮ぶりには、賢さと、そして勇気があるからです。
 失敗したときの責任を引き受ける覚悟がうかがえます。

 この金メダルで日本女子のソフトボールは、「野球のボールを大きく柔らかくした競技」ではなくて、自立した競技にもなったのです。

 この指揮ぶりは、監督だけでできるものかと思っていたら、やはり上野投手ご自身の考えがずいぶん反映されていることが、ご本人のインタビューで分かりました。

 現場で戦いながらであるからこそ、失敗を恐れない勇気も発揮できたのではないでしょうか。
 やはり、日本国の指揮にも、これが必要だと、思わず考えてしまいます。





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