▼詳報するためにまず、実物の写真をアップしておきます。
かつて「虎ノ門ニュース」にレギュラー参加していた頃、「議員スタグラム」のコーナーにて、このような実物を主権者に、議員であることの任務のひとつとして、お見せしていました。
今はそれができませんから、できるだけ、このブログや、新たな動画チャンネル ( できるだけ6月、遅くとも7月までには開始したいです ) にて、紹介していきます。
これは、5月29日金曜に開かれた自由民主党の外交部会・正副会議 ( 役員会 ) で最終的に採択された決議です。
会議にはまず、原案が示されました。
その原案に対して、先のエントリー ( ここ ) で速報したような問題提起をぼくが致し、その提起に賛成と反対の意見があったうえで、下掲のように決しました。
かつて「虎ノ門ニュース」にレギュラー参加していた頃、「議員スタグラム」のコーナーにて、このような実物を主権者に、議員であることの任務のひとつとして、お見せしていました。
今はそれができませんから、できるだけ、このブログや、新たな動画チャンネル ( できるだけ6月、遅くとも7月までには開始したいです ) にて、紹介していきます。
これは、5月29日金曜に開かれた自由民主党の外交部会・正副会議 ( 役員会 ) で最終的に採択された決議です。
会議にはまず、原案が示されました。
その原案に対して、先のエントリー ( ここ ) で速報したような問題提起をぼくが致し、その提起に賛成と反対の意見があったうえで、下掲のように決しました。
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▼週が明ければ6月2日火曜 ( ちなみに、ぼくを深く信頼してくれた父が国立病院の医療ミスで突然、亡くなった日です ) に開かれる参議院・経済産業委員会にて、国会に出てから23度目の質問に立ちます。
国会審議を生で、現場で傍聴されることは、主権者にとって、神聖な権利のひとつだと常々、考えています。
国会審議を生で、現場で傍聴されることは、主権者にとって、神聖な権利のひとつだと常々、考えています。
▼今回の審議は、電気事業法の改正案についてです。
下掲の分厚いやつです。
これをすべて読み込まねばなりません。その途中です。
下掲の分厚いやつです。
これをすべて読み込まねばなりません。その途中です。
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▼右が、法律案の要綱や新旧対照条文をまとめたものです。
左が、経緯や提案理由が記された資料です。
ぼくは、この改正案そのものに加えて、日本のエネルギー確保全体に広く網を掛けて、あらためて調べ、考え、長いあいだ実務的に主張している自前資源の活用を含めて、30分という短い時間に収まるよう、質問を組み立てていきます。
左が、経緯や提案理由が記された資料です。
ぼくは、この改正案そのものに加えて、日本のエネルギー確保全体に広く網を掛けて、あらためて調べ、考え、長いあいだ実務的に主張している自前資源の活用を含めて、30分という短い時間に収まるよう、質問を組み立てていきます。
▼きょう5月29日金曜の午後に開かれた、自由民主党の外交部会・正副会議(つまり役員会)にて「中国全人代における香港の国家安全に関する決定に対する非難決議案」が審議されました。
こうした決議は、党の部会として政府に正式に要望するわけですが、案ができるまでに官僚の意見が入っていることも多いのです。
中国が、香港のふつうの人々の自由と民主主義への渇望を圧殺することを「非難」とするのは、評価できます。
しかし、具体的には、例によってムニャムニャです。
いつものように「重大で深刻な憂慮を表明する」とあり、「あらゆるレベルを通じて適切な機会を捉え働きかけるよう求める」とあるだけです。
これでは中国は何とも感じないでしょう。
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▼外交部会の中山泰秀部会長は、公平なひとです。
意見を申すために、真っ先に手を挙げると、即、当ててくれました。
「ふたつあります。
ひとつは、『あらゆるレベルを通じて適切な機会を捉え働きかけるよう求める』では、当たり前のことであり、日本が何をしたいか分かりません。内閣総理大臣が抗議するように求めると、書き直してください。
もうひとつは、習近平国家主席の国賓としての来日について、何も書いてありません。反対すると、書いてください」
このように申しました。
申しましたが、認められるとは正直、思っていませんでした。
▼なぜなら、与党である自由民主党の要望書に「内閣総理大臣」という、日本でただひとりの存在に行動を求める文書など、これまで無かったのです。どんなに踏み込んでも「しかるべき次元で要望を続けることを求める」ぐらいです。
また、習近平国家主席の国賓としての来日に正面切って反対を正式に表明したのは、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) だけです。
自由民主党のいかなる議員連盟、議員グループでも全くありません。
それどころか、自由民主党だけではなく、野党もそうです。日本の政界において与野党を問わず、護る会以外に「習近平国家主席の国賓来日反対」は、少なくとも正式には聞いたことがありません。
習近平国家主席を国賓で招いて天皇陛下に拝謁、などトンデモナイと言っているのは、多くの国民と、護る会だけなのが実情です。
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▼ところが、実質的に、認められたのです!
文言にはさまざまにご不満もあるでしょう。
しかし実質的には、盛り込まれています。
提案のひとつ目は、このようになりました。
「内閣総理大臣から適切な機会を捉え働きかけるよう求める」
もう一度申しますが、内閣総理大臣その人を名指しして、中国に対峙する行動を求める与党の要請文など、ぼくが議員になってからはもちろん、政治記者だった10年間を含めて、ただの一度もありません。
ふたつ目は、新たな項目を立てたうえで、こうなりました。
「習近平国家主席の国賓訪日については、再検討も含め、政府において慎重に検討することを要請する」
再検討、という言葉に留まっていることに不満を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
しかし世界のどこであっても、政治的文書で、いったん決まっていたことについて「再検討」と述べるのは、否定的方向、中止の方向に向かうことを意味します。
あの「断言ワールド」のアメリカであっても、これは同じです。
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▼この文書を、外交部会として、中山部会長が総理官邸にて菅官房長官に正式に手交し、不肖ぼくを含めて役員が同席しました。
まさか、です。
こうした決議は、党の部会として政府に正式に要望するわけですが、案ができるまでに官僚の意見が入っていることも多いのです。
中国が、香港のふつうの人々の自由と民主主義への渇望を圧殺することを「非難」とするのは、評価できます。
しかし、具体的には、例によってムニャムニャです。
いつものように「重大で深刻な憂慮を表明する」とあり、「あらゆるレベルを通じて適切な機会を捉え働きかけるよう求める」とあるだけです。
これでは中国は何とも感じないでしょう。
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▼外交部会の中山泰秀部会長は、公平なひとです。
意見を申すために、真っ先に手を挙げると、即、当ててくれました。
「ふたつあります。
ひとつは、『あらゆるレベルを通じて適切な機会を捉え働きかけるよう求める』では、当たり前のことであり、日本が何をしたいか分かりません。内閣総理大臣が抗議するように求めると、書き直してください。
もうひとつは、習近平国家主席の国賓としての来日について、何も書いてありません。反対すると、書いてください」
このように申しました。
申しましたが、認められるとは正直、思っていませんでした。
▼なぜなら、与党である自由民主党の要望書に「内閣総理大臣」という、日本でただひとりの存在に行動を求める文書など、これまで無かったのです。どんなに踏み込んでも「しかるべき次元で要望を続けることを求める」ぐらいです。
また、習近平国家主席の国賓としての来日に正面切って反対を正式に表明したのは、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) だけです。
自由民主党のいかなる議員連盟、議員グループでも全くありません。
それどころか、自由民主党だけではなく、野党もそうです。日本の政界において与野党を問わず、護る会以外に「習近平国家主席の国賓来日反対」は、少なくとも正式には聞いたことがありません。
習近平国家主席を国賓で招いて天皇陛下に拝謁、などトンデモナイと言っているのは、多くの国民と、護る会だけなのが実情です。
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▼ところが、実質的に、認められたのです!
文言にはさまざまにご不満もあるでしょう。
しかし実質的には、盛り込まれています。
提案のひとつ目は、このようになりました。
「内閣総理大臣から適切な機会を捉え働きかけるよう求める」
もう一度申しますが、内閣総理大臣その人を名指しして、中国に対峙する行動を求める与党の要請文など、ぼくが議員になってからはもちろん、政治記者だった10年間を含めて、ただの一度もありません。
ふたつ目は、新たな項目を立てたうえで、こうなりました。
「習近平国家主席の国賓訪日については、再検討も含め、政府において慎重に検討することを要請する」
再検討、という言葉に留まっていることに不満を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
しかし世界のどこであっても、政治的文書で、いったん決まっていたことについて「再検討」と述べるのは、否定的方向、中止の方向に向かうことを意味します。
あの「断言ワールド」のアメリカであっても、これは同じです。
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▼この文書を、外交部会として、中山部会長が総理官邸にて菅官房長官に正式に手交し、不肖ぼくを含めて役員が同席しました。
まさか、です。
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▼みなさん、これまで、きょうの日まで、習近平国家主席の国賓来日に反対することにおいて護る会は、日本の政界のすべてを通じて、まったくの孤立無援だったのです。
それがきょう、変わりました。
中山泰秀・外交部会長の英断、そして「青山さんが文書の見直しに関与すべきだ」と何度も仰ってくださった衛藤征士郎・外交調査会長の行動力、さらに賛成意見をたくさん言ってくださった外交部会・部会長代理や副部会長のみなさんに、こゝろからの敬意を捧げます。
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▼6月2日火曜に、参議院の経済産業委員会で質問に立ちます。
電気事業法の改正案についての審議です。
ぼくは、日本の電力確保を軸に、エネルギー全般へ網を掛けて質問します。
自由民主党からは不肖ぼくひとりですから、時間は30分あります。
梶山経産大臣をはじめ政府側の答弁を含めての30分ですから、短いですが、与えられた機会をしっかり活かしたいと考えています。
議員となって3年10か月、23度目の質問です。
電気事業法の改正案についての審議です。
ぼくは、日本の電力確保を軸に、エネルギー全般へ網を掛けて質問します。
自由民主党からは不肖ぼくひとりですから、時間は30分あります。
梶山経産大臣をはじめ政府側の答弁を含めての30分ですから、短いですが、与えられた機会をしっかり活かしたいと考えています。
議員となって3年10か月、23度目の質問です。
【 募集要項 】
★ 6月2日 ( 火 ) 参議院経済産業委員会の傍聴を、限定条件付きで募集します。
★ 6月2日 ( 火 ) 参議院経済産業委員会の傍聴を、限定条件付きで募集します。
▽朝9時半に国会集合です。時間厳守でお願いします。
▽委員会は、感染症対策のため、広い部屋を使って行われる予定です。したがって傍聴者の数も限定されます。
▽青山繁晴の質問時間は10時から30分間の予定です。
▽委員会は、10時から3時間の予定で行われますが、昼休みを挟む場合は、その分だけ終了時刻が遅くなります。
途中退席は自由に可能です。