功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

『咢堂ブックオブザイヤー』国政部門大賞(2023/12/31)

2023-12-31 09:13:51 | On the Road
▼・・・これを、一年を締めくくるにふさわしい祝いごとと受け止めて良いのでしょうか。

 尾崎行雄記念財団のみなさんと、それから我がことのように喜んでくださる読者のかたがたに、深く、ほんとうに深く感謝しつつ、正直な実感を申します。

 日本のまつりごと ( 政 ) がこれだけの恥ずべき醜態を晒し、また、元は国会に居て、はっきり申しあげますれば恥ずべき所業をみずからも重ねておられたOB議員らが御自らを省みずに発言されているさなか、とても祝いごととは思えませぬ。
 旧来の政治家とはまるで違う生き方を現実に歩んできてこそ、『戦 TELL-ALL BOOK』を上梓しました。
 だから受賞に至ったのかも知れません。
 しかしだからといって、自分のことだけ祝うなど、申し訳ありません、とてもできませぬ。

 むしろ、尾崎行雄記念財団のみなさんと、読者のかたがた、主権者のみなさんに応えるために、総裁選への出馬宣言がどれほど重いかを、おのれは当事者だから知り尽くしているとは思わずに、もう一度、命の一滴までを捧げきる覚悟を持って新年に臨む、その契機にします。

我を祝うにアラズ

我を祝うにアラズ

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road


▼その自由民主党総裁選は、いま分かるだけでも、何重にも重なり合っている懸念、そして危機があります。
 そのひとつを、最新動画のひとつで読み解いています。これです。




 主権者が懸念や危機を早く把握されていることが、総裁選、すなわち自由民主党が政権を維持している限りは、事実上の日本の宰相選びである重大行事から、すこしでも闇や汚れを取り除くことを扶 ( たす ) けます。

 青山繁晴は、これまでの候補者と同じ総裁選は、やりませぬ。
 7年半の議員活動とまったく同様に、これまでの政界、官界、経済界、学界、メディアでは想像すらされなかった新しい、曇りのない取り組みで、総裁選を最後まで戦います。
 だから、戦 ( せん ) の一字です。

 祖国の人よ、立て。
 ともに立て。
 澄んだ朝の風に鳴る、われらが旗の音が、闇の向こうにもう聞こえている。




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二度、消えた動画 (2023/12/30)

2023-12-30 04:16:26 | On the Road
( この12月、国会が閉じてから、いつもの通り自主・自費にて海外出張に出て、たった1泊で訪ねたアメリカ西海岸の原子力施設です。
 最近、先方から、公開を前提に送ってこられた写真です。先方が付けてくれた写真説明によると、手前はいつも回遊してくるクジラだそうです。豪快に跳ねていますね。
 ただし、ぼくは危機管理の調査のために訪れました。
 良い眺めだなぁで終わるのではありませぬ。施設前面のこういう海洋環境も調査対象です。
 日本の原子力発電所を、テロ攻撃のみならず、ウクライナ戦争までは世界のどこの原発でも想定外だった軍事攻撃からも護る、その新しい使命を帯びています。
 したがって、海洋生物から津波まで大自然への備え、また、海と背後の山からのテロリストや軍特殊部隊の侵入への備えと、このたった一枚の写真のような場面からも、あくまでも日本の参考にするために考えるべきところは山のようにあります。
 この原子力施設ご自身は、合州国政府、カリフォルニア州政府、合衆国軍、州兵、連邦捜査機関、州警察、地元警察、そしてNRC・アメリカ原子力規制委員会、DOE・合州国エネルギー省、そして何よりも原子力施設と企業の努力で積極果敢に護られています。
 われわれの自主的な調査への、日本国外務省とアメリカ側関係者のいわば献身的な協力に、あらためて感謝を申しあげます )

二度、消えた動画 ! ?  ぼくもビックリ  しかし復活

二度、消えた動画 ! ?  ぼくもビックリ  しかし復活

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼ところがゆうべ、一時期、コメント欄がかなりの爆発状態になりました。
 すべて「岸田総理は辞めない、という動画を視ていたら、突然、消えた。非公開になった」という趣旨です。
 しばらくしたら、「また突然、戻ってきたので、視ていたら、また消えた」というコメントが押し寄せます。

 ありのままに申して、ぼく自身はこの異変に関知していません。
 なぜか。
 ぼくと三浦麻未公設第一秘書が自由自在に話し、その撮影と編集、アップはすべて井上ディレクターをはじめ撮影・編集・アップのプロである3人のチームにお願いしているからです。
 ぼくはスポンサー料をまったく受け取らず、すべてこのチームへ行くようにしています。
 したがって編集とアップがどのように行われているのかは、ぼくと三浦麻未公設第一秘書には分かりません。
 議員会館の青山繁晴事務所で行われるのは、収録だけだからです。

 その井上ディレクターに電話して、事情をお聴きしました。
 何か特別なことが起きたのではなく、音声がずれるなどの技術的なトラブルだったとのことです。
 井上さんたちには、年末にもかかわらず、懸命に修復作業をしていただきました。
 感謝しています。

▼その動画は、無償、無条件に誰でも視ていただける「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」です。
 開始からまだ3年5か月で、視聴回数が2億8千万回を超え、3億回に着実に近づいています。予想外のことです。
 その本篇は、すべてこのブログで紹介してきました。
 本篇はすべて、ここにあります。ショート動画は、ここです。何本、どこまでご覧になっても、無償、無条件です。
 この頃、上記のようにあまりの多忙で、これら動画の最新アップ分の紹介がよく遅れます。

 今夜も、その遅れている分を紹介すべきなのですが、まずは、2回消えて復活した第655回放送『岸田総理は辞めない』という、みんなの悲鳴が聞こえてきそうな、しかし冷静な政局観で分析した動画を紹介しておきます。
 これです。
 思い切り、「え~っ」と国会議事堂を向いて、別に向かなくてもいいですが、叫んでくだされば、少なくともぼくの胸には届きます。
 紹介が遅れた分の動画も、明日以降に、順番に紹介していきます。大丈夫、いずれアップに追いつきます。



▼ところで先日、虎ノ門ニュースの年末年始用という動画の収録をしてきました。
 須田慎一郎さんがMCで、髙橋洋一さんとご一緒しました。
 髙橋さんが何度も「あれ ? 帰ってきた虎ノ門ニュースという名前がまた、元に戻って、真相深入りなの ? 」とスタッフや須田さんに聞いておられましたが、どうもそうらしいです。
 髙橋さんも、ぼくも、運営にはタッチしていないので、静かに見守るのみです。

 その収録のとき、なんと須田さんが『わたしは灰猫 そして、灰猫とわたし』の文庫本を持ってらして、「面白かった」と何度も言ってくださいました。






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武蔵野の地に最初の光あり (2023/12/26)

2023-12-26 17:12:05 | On the Road
( 先日の自主・自費の海外出張のひとこまです。アメリカ西海岸の原子力発電所にて、福島原子力災害を教訓にした緊急時対策の施設を、克明に調査しています。先方から送られてきた写真なので公開OKです )
武蔵野の地に最初の光あり

武蔵野の地に最初の光あり

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼東京都の武蔵野市の市長選挙で、18年ぶりに保守系の新市長が当選するという快挙がありました。
 派閥パーティ券事件のさなかでも、正しい訴えは通るという証明です。

▼武蔵野市では、前市長が「外国人でも、そして短い期間でも、武蔵野市に居れば住民投票に参加できる」という制度をつくろうとして、わたしも、長島昭久衆議院議員 ( 護る会メンバー ) の要請に応え、現地で真正面から反対する演説をしました。
 推進派の烈しい動きがあり、警察隊が出動する事態になりました。
 また、和田政宗参議院議員 ( 護る会メンバー ) も反対演説をはじめ熱心な取り組みをされて、この制度は棚上げになりました。
 それが2年前のことです。

 そして今回の市長選挙の大きな争点は、この制度をどうするかでした。

▼わたしは最近に現地で開かれた講演会に、今度は和田さんの要請に応えて参加し、魂を込めて訴えました。
 市長選の告示前でしたから、もちろん市長選の特定候補への投票を呼びかける話は一切、していません。
 日本国と日本国民の根幹を話し続け、話していくうち、夜が更けていくのに場内が満員となりました。

 そして市長選が告示となり、選挙戦に参加しようとしていましたが、パーティ券事件の影響で「すべての国会議員の応援はお断りする」という方針が示され、断念しました。
 それでも、市民の選択によって、僅差ではありますが、大転換が実現しました。

 和田さんからは「2年前の、あの制度反対の演説から流れが変わりました・・・本当に感謝申しあげます」という丁寧なメッセージをいただき、また長島さんからは「選挙が始まる前のあの講演で、市民が動きました。ありがとうございました」という趣旨の電話をいただきました。
 わたしは、和田さん、長島さんの地道な努力が大きく、そして最後は、武蔵野市民という日本国民の公平な判断が悪い連鎖を断ち切ってくださったと考えています。

▼武蔵野市のあたりは、菅直人元首相の影響力が強いところであり、かつ、市長選と同時に行われた市議補選で、あれほど世襲批判をなさっていた菅さんが息子さんを当選させたような土地柄です。
 そのなかで、自公推薦の小美濃 ( おみの ) 安弘・新市長が誕生したのは、自由民主党が今、何をなさねばならないか・・・日本を大切にする、祖国を甦らせるという原点に戻るべきであることを示しています。




追伸 武蔵野市長選挙

追伸 武蔵野市長選挙

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

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「後日譚」(2023/12/24)

2023-12-24 10:03:00 | On the Road
▼これが、「登場人物たちはその後どうなったんだろう」というみなさんの問いへの答えが始まる、ページです。
 何のことか。
 もう、ご存じの方もいらっしゃると思います。
 出版されたばかりの文庫本のうち、「後日譚」 ( ごじつたん。譚とはストーリーのこと ) となる新しい部分、その扉のページです。

『なぜ、自分で何度も読んでしまうんだろう』

『なぜ、自分で何度も読んでしまうんだろう』

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼文庫本は安価です。
 しかし有償です。

 無償の発信も、主権者のみなさんのために、ずっと続けています。
 日本の安全保障を高めるために自主・自費の海外出張に出ていましたから、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の本編の次回収録は、12月27日になります。
 しかし、すこしでも、みなさんの情報の空白をつくらないように、19歳の学生インターン、増野優斗くんの凄い努力と、三浦麻未公設第一秘書の安定した努力と、帰国翌日の疲れを克服する、ぼくのささやかな、ほんのひとカケラの努力で、スマホを使ってショート動画を撮りました。
 いつもの撮影クルーは不在だったので、画質は落ちますが、よろしければ視てください。1本あたり20秒から30秒くらいですから。







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帰国から一夜明けたきょう(2023/12/22)

2023-12-22 20:29:07 | On the Road
▼帰国から一夜明けたきょう12月22日の金曜、朝早めの時間から午後3時前まで、ほんとうに大変な時間を過ごしました。
 もちろん、派閥パー券事件の事情聴取とかではありませぬ。
 パーティゼロ、献金ゼロ、派閥ゼロ、親分ゼロで、特捜に関心を持たれることはありません。
 しかし一方で、日本のまつりごと ( 政 ) を生まれ変わらせるために、みずからも謙虚に、あくまで謙虚に、備えねばなりません。総裁選への出馬を宣した以上は、ありとあらゆる備えが必要です。
 そのための時間が、今朝から午後半ばでした。
ゆうべ遅くに自宅にいったん戻りました  翌日のきょう、たいへんでした

ゆうべ遅くに自宅にいったん戻りました  翌日のきょう、たいへんでした

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road


 午後3時前に、議員会館の青山繁晴事務所へ戻り、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」のショート動画をスマホで撮影しました。
 真の努力家の19歳、学生インターンの増野優斗くんが、ぼくにぶつける質問を一生懸命に考え、それにぼくが数十秒で答えるところを、三浦麻未公設第一秘書がぼくのスマホで撮ってくれました。
 いつもの撮影クルーとは日程調整ができなかったので、動画の本篇の収録は少し先です。
 しかし年内に、どうにかして収録します。

 ショート動画はここに並んでいます。年末も新しいショート動画が、どんどん並んでいきます。

★そして今日12月22日は、「わたしは灰猫 そして、灰猫とわたし」という文庫本が発刊されました。
 作者として、18年4か月もかけて究極の完成を見たと考えている小説を、文庫本にするとき、これもみずから決めたことがありました。
 それは、登場人物のその後が知りたいというみなさんの希望に応えることです。
 その後日譚 ( ごじつたん。たんとは、ストーリーのこと ) を書くのは、苦しみました。

 苦しんだ先に考えたのは、あえて、本編とはいわば真逆の手法で、登場人物のその後を描こうということです。
 さぁ、本編に登場した群像がその後どうなったか。
 新しい手法とは何かをお考えになりながら、読んでみてくださいませんか。
 書店に置いてない場合は、ここここにあります。






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