功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

法務省の英断!(1月31日)【全文掲載】

2020-01-31 16:18:43 | On the Road

大紛糾 その3

▼武漢熱クライシスをめぐる自由民主党の対策本部は、たっぷり2時間あまりをかけて議論し、午前11時過ぎに終わりました。
 ぼくが問うた項目に、政府側から予想以上にきちんとした回答がありました。
 あとで詳しく、すべて公開します。
 このエントリーは、いわば速報として、いちばん大事なポイントをまず、ふたつ。

▽ぼくが不肖ながら代表幹事を務める「日本の尊厳と国益を護る会」 ( 護る会 / JDI ) が加藤勝信厚労大臣に要請文を渡し、ワクチンの作成を急ぐように求めたとき、厚労省から「ワクチン株を持っている。ノルウェーの研究機関などと連携して、ワクチン作成を急いでいる」と説明があったことを、この対策本部の席上、あえて明らかにし、現況を聴きました。
 これに対し厚労省は、この自由民主党の正式な会合の席上でも、「ワクチン株を確かに持っています。国際連携にて、ワクチンの作成を急いでいます」と回答しました。(この項目、あとでぼくのメモを見て、さらに詳述します)

▽ぼくが「邦人の救出、邦人の帰国を除き、中国から日本に渡航することを全面的に止めるべきだ」と発言したことに対し、出席していた自由民主党議員のなかには「え、そこまで言うのか」という雰囲気も一部ですが、ありました。
 ところが法務省は、「入管法第5条に、日本にとって好ましくない入国を止められる規定があります。感染症対策の重要性に鑑み、中国からの入国が国益を害することに当たるかどうか考えます。明らかにフェーズ(局面)が変わりましたから」という、ちょっと驚くほど積極的な回答を述べました。
 実行されるかどうかは、最後の政治決断を含めて、まだ分かりませんが、発言した意味はあったと考えます。

 では、また、あとで。


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政府専用機は「軍用機」(1月29日)

2020-01-29 18:09:22 | On the Road


▼新聞のなかには、今朝の朝刊で「政府専用機の使用が中国に断られたので日本政府は混乱した」という趣旨・ニュアンスで大きく記事を載せているところがありますが、これも違います。
 ぼくはこの新聞の取材にもきちんと応じていますが、もともと狙っていた線、思い込んでいた線でしか記事を書かない日本の新聞、特に全国紙の癖は、相変わらずですね。


政府専用機は国際社会で軍用機と扱われるのは当たり前です。
 操縦士は航空自衛官で、その操縦士が「Japan Air-force One ジャパン・エアフォース・ワン」と名乗って海外の空港管制に通信をしています。もちろん憶測ではありません。実際の現場を知っているから、このように記しています。
 ですから、中国だろうがアメリカだろうが、どこの国だろうが、日本の政府専用機が軍用機として扱われるのは、日本政府にとっても常識というか、大前提です。
 政府専用機はもともと陛下のご移動や総理の出張に使うだけではなく、いざというときに邦人を救出できるように設計されていますから、できればこれを使いたいのはもちろんですが、今回は体制の違う中国であり、また危機下にある武漢、さらに政府専用機が降り立ったことのない武漢への着陸、そして出発ですから、日本政府は政府専用機の使用を無理押しは最初から、全く、していません。
 ましてや、武漢はANAが定期便を運航していて、日本の航空会社はANAであれJALであれ非常に信頼性が高いですから、当初からANAのチャーター便を使うことを前提に中国と交渉していて、不肖ぼくもそれを評価し、支持していました。


▼もういいです。
 オールドメディアはテレビであれ、新聞であれ、もういいです。
 そのままお好きにどうぞ。
 このままでは、みずから滅びゆくだけです。

 記者諸君、デスクがおかしいと思ったら、記事の一本一本、首を賭けてでも戦うんだよ。
 記者を志したときのおのれこそを、思い出せ。


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武漢の邦人帰国用チャーター機が出発!(1月28日)

2020-01-29 17:16:13 | On the Road


▼きょう1月28日は、朝8時の部会に出るまえに、オールドメディアから「チャーター機による救出が、中国の反対に遭って、遅れているらしい。出発できないらしい」という問い合わせがありました。
 不肖ぼくは即、「違います」と答えました。

 事実は、国内の不満の高まりに焦った習近平国家主席が、李克強首相に武漢入りを命じ、共産主義官僚国家の中国の都市、武漢は、空港をはじめその対応で手一杯になり、しばらくANAのチャーター機の着陸を受け容れられなくなったのです。
 早い段階から、「今日夜には出発できる」という見通しを把握していました。


▼帰国されてからどうするか。
 今は、それについて懸命に智恵を絞っています。
 官と、政と、感染症を含む危機管理の専門家の端くれとしてのぼくが協議しています。

 帰ってこられる同胞も、それを迎える同胞も、すべてを確実に扶 ( たす ) けねばなりませぬ。



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武漢のバイオ研究施設に言及(1月28日)

2020-01-29 16:11:31 | On the Road


そして今回は、ふたつのことを発言しようと決めていました。大袈裟に申せば、決意していました。

 ひとつは、トンデモ情報扱いされている「武漢のバイオ研究施設からウイルスが漏れ出たのではないか」という懸念にあえて触れること。
 もうひとつは、中国からの入国停止をはっきりと求めることです。




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台湾よりも北朝鮮よりも劣る国(1月23日)

2020-01-23 21:36:05 | On the Road


・・・武漢発の新型コロナウィルスによる疫病について、台湾、さらには北朝鮮に比べてすら日本の対応は中国に対して甘く、生ぬるく、学者らの認識も恐縮至極ながら甘いと言うほかありませんから、感染症対策を含む危機管理の専門家の端くれとしても、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 / JDI ) の代表幹事としても、動いています。
 日本の官僚機構を動かすのは実際、簡単ではありませんが、必ず、動かします。


アメリカのCDC ( 疾病予防センター ) が示しているスタンダード・プリコーション ( standard precaution 感染全般への標準的な予防対策 ) をできれば頭に入れ、実行できるものを実行していただきたく考えています。
 たとえば・・・
▽手洗いの励行、アルコール消毒も必要に応じて行う
▽必要に応じて、手袋、マスク、エプロン、ゴーグルを使う
▽必要に応じて、物品を滅菌、消毒、洗浄する
▽咳やくしゃみをするときにマナーを徹底して守る
 それは、「咳やくしゃみが出たり、出そうなときはマスクをする」、「マスクが無くても、ハンカチやティッシュなどを活用して口だけではなく鼻も覆って、咳やくしゃみに備える」、「人の顔に向かって決して咳やくしゃみをしない」、「使ったティッシュは人の手が触れないように捨てる」などといったことです。

 いずれもごく基本的なことですが、多くの人が実行する、実行しないでは、たいへんな差が出ます。


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