▼きょう8月14日水曜の午前に、岸田総理が総裁選に出馬されないという、非公式の情報を聴いたとき、正直、意外でした。
岸田文雄総理がどれほど強く、出馬を望んでおられるかを知っていたからです。
その情報がまもなく現実となり、実際に「不出馬会見」を始められる時までには、その理由を理解していました。
わたしが接する現職議員がことごとく、岸田派 ( 派閥は実態として存在しています ) の議員も含めて「現総理では衆院解散・総選挙ができない」と述べていたからです。
例外は、少なくともわたしが話した議員のなかでは、ひとりも居ませんでした。
▼現職総理が不出馬となったことで、総裁選をめぐる情勢は、ガラリと変わりました。
これからは現職閣僚も、これまでの「大臣で居ながら総理にたてつくわけだから、水面下に潜らないと」としつつバレバレで動くというスタイルが一変し、公然たる動きにもなるでしょう。
すると、現権力にべったりのマスメディアとしては、ますますそちらに擦り寄る報道に徹することができます。
わたしが現時点で、唯ひとり、出馬を明言し、表明していることを無かったことにする傾向は、ますます、どんどん強まるでしょう。
もうすでに、今日の報道ぶりからそうなっていることを、主権者のみなさんはとっくにお気づきでしょう。
しかし、困難は、最初から覚悟の上です。
困難の無い、あるいは困難の少ない変革など、世界にありませぬ。