▼わたしが作家として初めて本を出したのは、政治記者を辞めたあとです。
先輩の政治記者で、本を出して出版記念パーティを開き、そこに取材先の政治家も招いた人が居ました。
同僚記者もわたしも疑問を感じました。そうしたこともあって、報道機関に属する記者でいるあいだは、自宅でどれほど未発表の原稿を書いていても、本は出さないと決めていました。
▼ところが最近、前出の編集長 ( 当時 ) から久しぶりに連絡がありました。
現在は、不肖わたしが『後世に残る』と考えるノンフィクション作家に、なっておられます。
その連絡内容は「週刊ポストに書評を出した」という事実以外は、記しません。わたしの返信の冒頭部分だけ、記しておきます。
「驚きました。まさか書評をいただけるとは思いませんでした。
『政治家の本なんて』と敬遠されるのか、わたしの本はこの8年、書評も無いし読者も少ないです。
たいへんに嬉しく、眩しい気持ちで、拝読しました」
▼この書評はその後、ネット上に公開されました。
どなたでも読んでいただけます。
たとえばここ、あるいはここです。
苦しいだけの日々にも、うれしいことはひとつ、起きたわけですね。
現在は、不肖わたしが『後世に残る』と考えるノンフィクション作家に、なっておられます。
その連絡内容は「週刊ポストに書評を出した」という事実以外は、記しません。わたしの返信の冒頭部分だけ、記しておきます。
「驚きました。まさか書評をいただけるとは思いませんでした。
『政治家の本なんて』と敬遠されるのか、わたしの本はこの8年、書評も無いし読者も少ないです。
たいへんに嬉しく、眩しい気持ちで、拝読しました」
▼この書評はその後、ネット上に公開されました。
どなたでも読んでいただけます。
たとえばここ、あるいはここです。
苦しいだけの日々にも、うれしいことはひとつ、起きたわけですね。